医院ブログ

虫歯が進んでしまうと…

こんにちは、たなか歯科クリニックの歯科医師の岡島多翔幸です。

皆さまは、虫歯が進行してしまい、神経が入っている小部屋まで感染してしまうと、どのような治療を行うかご存知でしょうか。

歯の頭はエナメル質でできており、そのエナメル質の下は象牙質でできております。
象牙質には、神経と血管が入っている小部屋があり、これを歯髄腔(しずいくう)と言います。

歯にできた虫歯が進行して歯髄腔まで感染が及んでしまうと神経をとる必要が出てきてしまいます。

神経をとったあとは、取りっぱなしというわけにはいきません。神経の代わりとして防腐剤を置いて細菌が根の下にいかないようにする必要があります。

しかし、この防腐剤を置く工程、なかなか一筋縄ではいきません。
防腐剤が置けるよう小部屋を拡大しなければならないのですが、歯髄腔は複雑な形をしていることが多いのです。

特に大臼歯は歯の根っこの数が1本ではなく、2本、3本とあり、1つの根っこの中にさらに歯髄腔の管が2つあることがありますので、拡大には手間がかかります。

歯科医院に同じ治療に何度も通う-という状況はこうして生まれます。

拡大には、さまざまな機器や器具を使います。
従来は、手用のステンレススチールのファイルと呼ばれるヤスリのような器具を使うのが主流でした。今もこのファイルは日常的に使われるのですが、現在は、ニッケルチタン製のファイルを使うことも増えてきました。

このニッケルチタンは力を加えるとグニャっと柔らかく曲がります。複雑な根管を追随してくれるスグレモノなのです。
このファイルは手用のものもありますし、専用の機器につけて使用することもできます。

最近の臨床では、マイクロスコープと呼ばれる8〜20倍近くの顕微鏡を使って治療する場面も増えてきました。
また先のファイルと呼ばれる器具には、いくつもの動かし方があります。

日進月歩する歯科医療に応えるために、私たちが日々精進することは必要不可欠です。

これからも鍛錬は積んでいきたいと思います。

たなか歯科クリニック
岡島多翔幸

夏野菜を食べよう

みなさんこんにちは! 
千種区 たなか歯科クリニック 受付・管理栄養士の水野友梨です。

梅雨で雨が続き、じめじめした気候が続きますね。
気温の変化に体調はついていけてますでしょうか?

夏は、食欲が落ちるとよく言いますが、栄養もあるものを食べないと余計に体調不良になってしまいます。

夏が旬の食材を紹介していきます。

この季節になるとよくスーパーで見かけるようになる「モロヘイヤ」は、王様の野菜と呼ばれるようです。その理由は、栄養価の高い野菜であるからです。
ミネラルやビタミンを豊富に含んでいるので、外食やインスタント食品が多い現代人にはおススメの野菜だと言えます。

モロヘイヤは、老化の原因である活性酵素の働きを抑える効果のあるカロチンの含有量が野菜の中ではトップクラスなので、細胞の老化を遅らせて、血管や粘膜を丈夫にしてくれます。
そして、カルシウムを多く含んでいることでも有名で、カルシウムとビタミンKのコンビで、骨粗鬆症の予防効果があります。

様々な栄養をモロヘイヤはバランスよく含んでいます。

モロヘイヤを刻むとネバネバが出てきますよね。このネバネバは、「ムチン」という成分で、オクラやになめこ、里芋などのネバネバ野菜に共通して含まれています。
ムチンは糖とたんぱく質からできた物質で、糖の吸収を遅らせ、血糖値の上昇を抑える働きがあり、糖尿病などの予防に効果があります。
また、胃壁を保護してくれるので、消化不良や食欲不振を防いで胃のトラブルを予防してくれます。

ネバネバ野菜を食べて暑い夏を乗り越えましょう!

千種区 たなか歯科クリニック
受付・管理栄養士 水野友梨

歯医者さんで定期的にクリーニングを受けましょう!

皆様こんにちは!
名古屋市千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士の佐々木彩花です。
ジメジメ雨の日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
そして、ここ最近は日が長くなりましたね。先日仕事が終わって帰宅する時にふと空を見上げると今まで真っ暗だったのが少し空が明るくて夏の訪れを感じました。まだまだ暑さはそこまでですが季節の変わり目で風邪も引きやすいようです。夏もこれからが暑さの本番です。お体も気遣いましょう。

さて、家でする歯磨き(セルフケア)と歯医者さんに行って行うクリーニングや歯石取り(プロケア)はどう違うのかご存知でしょうか?

この2つの違いは歯茎の中までバイ菌汚れを掃除できるかどうかです。
家でする歯磨き(セルフケア)では歯茎の上を磨くことはできますが、歯茎の中(歯周ポケット内)を磨くことは難しいです。

歯周ポケットとは、歯と歯ぐきの境目の溝をいいます。
歯は歯ぐきとぴったりくっついているように見えますが、実は歯と歯ぐきの間にはわずかな隙間があります。隙間の深さが3mm以下の溝なら問題はないのですが、深い溝になると汚れがたまりやすくなります。汚れが入り込むことからポケットと呼ばれています。
ですからお口の中を綺麗に健康に保つのには定期的に歯医者さんでポケット内までクリーニングや歯石とり(プロケア)をすることに意味があります。

歯周ポケットが深くなると、その中で歯周病菌が繁殖しやすくなり、歯槽骨が溶けていきます。その結果、ますます歯周ポケットが深くなり、最後には歯が抜け落ちてしまいます。
歯周病菌は空気を嫌います。ですから空気の入りにくいせまーい歯と歯茎のあいだのわずかな隙間が大好きで住みついてしまいます。汚れ(歯垢、プラーク)がたまりやすいポケットないに溜まった汚れは時間がたつと石のように硬い汚れ(歯石)となります。せまーくて奥深いポケットは歯周病菌にとっては好物件となり、また狭い隙間にちょっとやそっとでは壊れたりしない硬い歯石がついてくるとさらにバイ菌にとっては鉄壁のお城のようになります。鉄壁のお城が完成してしまうとバイ菌をやっつけるのもお城を取り壊すのも一苦労です。

また健康な浅い歯茎でも3㎜ほどの溝があるため、ブラッシングが上手な方でも歯ブラシが届かないみがき残している部分は定期的にプロのお掃除する必要があります。

ただご自宅で使えるアイテムで歯茎の中も少し磨ける道具があります!
それがデンタルフロス(糸ようじ、フロス)です。
歯に沿わせて使うとこで歯肉の縁下の歯垢(プラーク)を取り除いてくれます。

フロスの使い方や定期検診、クリーニング等についてなどお気軽にスタッフまでご相談ください!

千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士 佐々木彩花

治療した歯が虫歯になる

みなさんこんにちは。
千種区たなか歯科クリニック歯科医師の飯嶋晴弥です。

7月になり、梅雨であまり天気が良くない日が続いていますね。
院内も湿気のせいで蒸し暑いです。
僕はエアコンの風が少し苦手ですが、みなさんの中にもそういった方がいらっしゃいましたら遠慮なく言ってください。

今回は、よくある患者様からの質問について書いていきたいと思います。

まず一つ目は「治療した歯がなぜまた虫歯になるのか?」という質問です。
虫歯になり削った後、詰め物や被せものをします。しかし、これらの修復物は経年的に劣化変化してしまうため、修復物と歯の間には段差や隙間ができてしまいます。その隙間から虫歯の細菌が入り込み、中で虫歯になってしまいます。少しでも長持ちさせるためには定期的なメンテナンスやご自身でのケアが必要になってきます。

二つ目は「詰め物が大きく感じる」など削る量に関する質問です。
一番削る量が少ないのは、コンポジットレジンという歯科用の樹脂です。なぜ削る量が少ないかというと、歯と直接くっつかせることができるからです。金属やセラミックになってくると、セメントで固定する方法になります。割れにくくするためやしっかりとはまるような穴の形にしなくてはならず削る量が大きくなります。また二次的に虫歯になりやすい場所や傷みやすい場所あえて修復物で覆うこともあるため、少し大きめに削ることもあります。

また歯の構造上、表面のエナメル質は固く、虫歯は中の象牙質で広がりやすいです。そのため、見た目は黒い点でも中で広がっていることが多いため削る量が大きく感じます。

三つ目は「治療した歯がしみる」などの質問です。
歯の構造は表層から、エナメル質→象牙質→歯髄となっています。歯髄というのが歯の神経や血管が通っている場所であり、痛みを感じる組織です。表層のエナメル質は歯髄とはつながっておらず虫歯もこの範囲でとどまっていれば痛みを感じにくいです。しかし象牙質の中は細い管が無数に走っており、その管は象牙細管と呼ばれ、歯髄とつながっています。金属やセラミックを入れるような虫歯は象牙質まで達しており、虫歯の深さが深いほど歯髄までの距離も近くなり、刺激も伝わりやすくなります。特に金属などの場合は、熱の伝導性が良いため、冷たいものなどでしみやすくなる傾向にあります。
他にも治療後のしみる症状や痛みの原因になることはありますが、それらに関しては次に機会に書いていきたいと思います。

千種区たなか歯科クリニック
歯科医師 飯嶋晴弥

お口のニオイ気になりませんか?

みなさんこんにちは(^^)
千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士の堀毛です。
最近は夏祭りや花火大会のポスターを目にするようになりました。夏はイベントが多くて楽しみですね。

さて今回は患者様からよく相談を受ける、お口のニオイについてお話ししようと思います。人それぞれ体に匂いがあるように、お口の中にも匂いがあります。
まず、口臭の種類は5つに分かれます。

1)真性口臭症
①生理的口臭
②病的口臭
・口腔由来の病的口臭
・全身由来の病的口臭
2)仮性口臭症
3)口臭恐怖症

真性口臭症の生理的口臭は、起床時や空腹時、月経時などに起こる口臭で、誰にでもあるものです。加齢やストレス、緊張などで唾液の分泌が低下すると口腔内の自浄作用が働きにくくなり、口臭が強くなることがあります。
病的口臭のうち、口腔内に由来する口臭の発生源には舌苔(舌の汚れ)、プラーク、歯石、虫歯、歯周病、舌炎、口内炎や口腔膿瘍などの軟組織疾患、義歯の清掃不良、不良補綴物(合っていない被せ物)、唾液分泌の低下などがあります。
う窩(虫歯の穴)や歯周ポケット内(歯と歯茎の間のポケット)では、タンパク質(崩壊した歯質、血液、膿)を口腔内細菌が分解して臭気物質を発生します。あるいは、残留している食物残渣を最近が分解して腐敗臭を放ちます。
口臭を発生する全身疾患には、糖尿病、肝疾患、腎疾患、消化器疾患、耳鼻咽喉疾患、呼吸器系疾患などがあります。
これらの口臭は、鼻や副鼻腔から口腔に出るもの、血液から肺を介して呼気として出るもので、消化管から口腔にでるものがあります。
仮性口臭症は、実際には口臭はないが自分では口臭があると思っている場合です。
口臭恐怖症は自臭症ともいられ、仮性口臭と同様に実際には口臭は認められないが、患者は口臭がないという検査結果を受け入れられず、「口臭がある」と思い続けている状態です。

口臭の主な原因は、口の中に棲みついたバクテリアです。その数はよく歯磨きをする人で1000〜2000億個、あまり磨かない人だと4000〜6000億個、ほとんど磨かない人に至っては1兆個に達するとも言われています。
バクテリアは私たちの身体に病原菌が進入するのをシャットダアウトするなど、健康に生きる上では欠かせない役割を担っています。一方で、その活動の副産物として発生するのが揮発性硫黄化合物というガスです。
このガスは卵の腐ったようなニオイのする『硫化水素』、野菜の腐ったようなニオイのする『メチルメルカプタン』、生ゴミのようなニオイのする『ジメチルサルファイド』などから構成されます。これらの混じり合って生まれるニオイが口臭の正体です。
つまり口内のバクテリアの数をいかに抑えるかが、口臭対策の最大のポイントとなるわけです。
私たちの口の中には、バクテリアの繁殖を抑える強い味方が存在します。それが唾液です。口臭を生むバクテリアの多くは、酸素が少ない環境を好み、酸素が多い環境だと増えることができません。ニオイの大敵と言える酸素を、口の中に提供するのが唾液です。特に分泌されたばかりのサラサラの唾液には、たくさんの酸素が含まれています。口の中が乾いていたり、ベタベタしている時は注意です。口内に十分な酸素が行き渡らず、バクテリアが増殖しやすくなっています。

当院では口臭・唾液検査を行っていますので気になっている方はぜひ検査を受けてみていただけたらと思います(^o^)/ 検査を受けることでどのような口臭があるのか、なにが原因か、また対策方法をご提案できます♪

千種区たなか歯科クリニック
歯科衛生士 堀毛 南実

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