フッ素を多く残すには?

フッ素を多く残すには?

今回はフッ素を効果的に利用する方法についてお話ししていきます。
フッ素には虫歯菌の働きを弱め、歯から溶け出したカルシウムやリンの再石灰化を促進し、歯の表面を強化して虫歯になりにくくする働きがあります。
そんなフッ素を効率的に取り込む方法としてイエテボリ法があります。

<イエテボリ法とは>
歯磨き方法の1種でフッ素入り歯磨き粉の虫歯予防効果を最大限に引き出す方法。
これは虫歯予防で有名なスウェーデンのイエテボリ大学というところで発案された歯磨き法です。
最近発売されている歯磨き粉の多くにはフッ素が配合されているので、やり方さえ覚えればすぐに実践できます。

<やり方>
①歯磨き粉を出す。
・6ヶ月〜2歳:3mm程度
・3〜5歳:5mm程度
・6〜14歳:1cm程度
・15歳以上:2cm程度
②歯磨き粉を歯全体に広げる。
③3分を目安に磨く。(磨いている間に歯磨き粉を吐き出さない。)
磨き方は患者様1人1人違って来るので、それぞれにあったやり方があるので、詳しくは定期検診や歯磨き指導の際、歯科衛生士に聞いてください。
④磨き終わったら、水を15mlほど口に含み、ぶくぶくと5秒ほど口の中隅々に行き渡るようにうがいをする。
15mlの目安:大さじ1杯分、ペットボトルキャップ約2杯分
フッ素洗口液やPOICウォーターを使っている方はぜひ測ってみてください。

⑤フッ素洗口剤などを応用する。
⑥吐き出した後、最低2時間は飲食を控える。

皆さん、これならすぐに実践できそうですよね?
定期検診に来てくださる患者様にこのイエテボリ法についてお話しさせていただくと、1番驚かれるのが口をゆすぐ量や回数です。
今これを読んでくださった、あなたも驚いたのではないでしょうか?

ではなぜこんなにもゆすぐ回数を少なくすることが必要なのでしょうか?
それは、歯磨き粉に含まれるフッ素が流れて薄まってしまうからです。
フッ素には初期の虫歯をもとに戻そうと再石灰化を促進させる働きがあります。
虫歯予防だけではなく、初期の虫歯にもフッ素が大切なのです。
そんなフッ素をできるだけ濃い濃度の状態で多く歯にとどめることが必要なので、最初は歯磨き粉が残った感じがして嫌な気持ちになるかもしれませんが、少しずつ減らしていきましょう。

最後に濃度の話を少ししていきます。
今現在、決められているフッ素濃度は1500ppm以下とされています。
日本で販売されている歯磨き粉のフッ素濃度は安全性も考慮し、1番高くて1450ppmとなっています。
皆さんが今使っている歯磨き粉のフッ素濃度は何ppmのものですか?
1度チェックしてみてください。
また年齢によっても使えるフッ素濃度が異なってきますので、詳しくは歯科衛生士にお尋ねください。

歯科衛生士  常川 怜奈

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