TCHって知っていますか?

TCHって知っていますか?

みなさんこんにちは!千種区たなか歯科クリニック 歯科衛生士の肆矢紗希です。

10月に入り、いよいよ秋に突入しましたね。たなか歯科クリニックでは10月の間は毎年恒例、ハロウィンイベントを行っています!魔法の合言葉「トリック・オア・トリート!」とスタッフに言うと、キシリトール入りの虫歯にならないお菓子を差し上げます(^_^)☆スタッフ一人につき一つお渡しするのでたくさんのスタッフにお声がけ下さいね!院内も派手に飾り付けしています♪

さて今日は、TCHについてお話していきます。TCHとはTooth Contacting Habitの略で、上下歯列接触癖のことを言います。正常な場合、唇は閉じていても歯と歯は離れています。だいたいその隙間は1~3㎜と言われており、食事の時間も含めて1日の歯の接触時間はトータルで20分以下と言われています。しかしこのTCHがある方の場合、長時間上と下の歯が接触し続けているのです。食いしばりのような一瞬の大きな力でなくても、歯には悪影響なのです。

このTCH、上下歯列接触癖のある人はどのようなお口になっているでしょうか?

●骨隆起
食いしばりの力に対抗するために骨が発達した状態です。上顎や下顎の歯ぐき で覆われた部分がもこもこと膨らんでいます。

●くさび状欠損
歯の根元の部分がかけている状態のことです。これがあると冷たいものがしみ たり、歯ブラシを当てると痛みが出ることがあります。くさび状欠損は力が加 わることだけではなく、歯ブラシの圧が強すぎても起こります。

●咬耗
歯の表面がすり減っている状態のことです。

●修復物表面の変化
金属の詰め物(銀歯や金歯)が擦れてキラキラした面が出てきたり、表面が波 打っていたり、被せ物が擦れてその下のご自身の歯が見えてきたりもします。

●エナメルチップ
歯の表層であるエナメル質がかけてしまっている状態です。

●クラック
ひび割れのことです。ただしほんのわずかな表側の微細なクラックは多くの人に 見られるのであまり気にしなくても良いです。歯の間にあるクラックは虫歯に繋 がりやすいので注意が必要です。

●破折
これは最悪の事態で、割れてしまうと歯を保存するのは不可能なので抜歯の
ケースになってしまいます。特に歯の神経を取っていて、金属の土台が入ってい る場合には歯の根っこが割れやすくなります。

このように、お口の中にTCHの症状が見られたら”歯と歯を離す”という意識をして頂くと良いですね。

千種区たなか歯科クリニック 歯科衛生士 肆矢紗希

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