歯磨きのポイント3つ

歯磨きのポイント3つ

千種区覚王山のみなさんこんにちは、たなか歯科クリニックの長谷川です。
あっという間に1年が過ぎ、今年最後のブログ更新となりました。年末年始は美味しい食べ物を食べる機会も増えますし、当院が長期休暇に入ることもあり、みなさんにもお家でしっかりケアをしていただきたいので今回は基本的な歯磨きの仕方についてお話しします。

当院に通われている方は、初診時のカウンセリングや歯科衛生士さんのクリーニングのお約束の際にお家での歯磨きについて聞かれたことがある方もいらっしゃると思います。
基本的な磨き方としては1箇所を20回以上、磨き残しがないように表側、裏側、噛み合わせ面など順番を決めて磨いていくようにすると良いでしょう。
その際気をつけるポイントを3つ紹介します。
①歯ブラシの毛先を歯と歯茎、歯と歯の間にきちんとあてる
②歯ブラシの毛先が広がらない程度の軽い力で動かす
③小刻みに歯ブラシを動かし1〜2本ずつ磨く
この3点を注意して磨くと上下永久歯が生え揃っている方は、磨く時間に最低3分はかかってくると思います。長時間磨き続けるとエナメル質が削れたり、歯茎が痛むこともあるので3〜5分を目安にすると良いでしょう。
また毎日使用している歯ブラシは毛先が広がってくるのがだいたい1ヶ月から1ヶ月半ほどですので、定期的に新しい歯ブラシに変えるようにしましょう。
さらに、デンタルフロスや洗口液を使用すると虫歯や歯周病の予防効果が高まります。
当院受付でも歯ブラシ、フロス、洗口液等販売していますのでお気軽にお声掛けください。
また、口腔内は1人1人違うので、自分はどんなことに気をつけるとより良いのだろうと思った方は是非歯科衛生士さんの歯磨き指導のお約束でお待ちしております(^-^)
今回紹介した磨き方を心がけて、毎日しっかりプラークを取っていくようにしましょう。

今年も1年間たなか歯科クリニックをありがとうございました。例年とは違う環境で過ごした1年でしたが、みなさんはこの1年どんな年になりましたか?私は大変な1年だったからこそ小さなことに幸せを感じることができました。この状況がいち早く終息する事を願って、来年もスタッフ一同みなさんをお待ちしております。
みなさんも健康で良いお年をお迎えください。

千種区覚王山 たなか歯科クリニック
受付・歯科助手 長谷川麻央

頬や舌を何度も噛んでしまう!その理由知っていますか?

こんにちは!名古屋市千種区たなか歯科クリニック 歯科医師の島田実果です。
皆さんは普段頬や舌、唇を噛みやすかったり、その症状が繰り返し生じてなかなか傷が治らなかったりしたことはありますか?患者様の中にはそういった症状がみられる方も結構いらっしゃいます。
今回は意外と知られていない、その原因や対処法についてお話ししたいと思います。

まず原因はさまざまあります。

1.加齢
加齢とともに、噛む回数や口を動かすことが少なくなり、口の筋力が低下し、皮膚がたるむことで頬を噛みやすくなってしまいます。表情筋を鍛える顔の体操やマッサージをするといいでしょう。

2.噛み合わせの高さの低下
歯は使うほどにすり減り、噛み合わせが低くなってきます。そのことにより、頬の内側の肉が余って噛みやすくなってしまいます。歯ぎしりや食いしばりをしている人は特に歯がすり減りやすいです。寝ている間は歯ぎしりや食いしばりは意識して止めることが難しいため、マウスピースをつけるといいです。

また、新しい入れ歯を入れたばかりで噛み慣れていなかったり、逆に古い入れ歯の場合も、すり減って噛み合わせの高さが低くなっていると頬を噛みやすくなります。場合によっては入れ歯の調整や作りかえが必要になってきます。

3.抜歯や治療による口の中の変化

4.歯ならび
歯ならびが悪いと、ガタガタしている歯により頬や舌を噛みやすくなります。むし歯や歯周病にならないためにも矯正治療をおすすめします。

5.顎関節症
顎にズレがあったり、噛み合わせが安定しないと口の中を噛みやすくなることがあります。

6.疲れ、ストレス、体調不良
疲れが溜まっていたり、体調が悪かったりすると、普段は問題なく行われている顎の運動が上手くできなくなることがあります。またストレスで噛み癖がある場合もあります。

7.肥満
太ると頬が内側にも張り出し、頬を噛みやすくなります。

では、口の中を噛んで傷つけてしまった時はどうしたらいいでしょうか?
傷がひどくなければ自然に治ることもあります。もし傷がひどい場合には、早めに歯科医院で診てもらいましょう。
口内炎などにならないよう、ビタミンなど十分に栄養をとったり、刺激のある食べ物を控えたり、洗口液でうがいをするなど口の中を清潔にしましょう。
同じところばかり繰り返し噛んでしまい傷が悪化した状態を放置すると、生活に支障をきたす可能性もあるので、歯科医院を受診してぜひ相談してみて下さい!

千種区たなか歯科クリニック
島田実果

甘い=幸せの仕組みとは?

千種区の皆様こんにちは!
千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士の佐々木彩花です。
もうすぐクリスマスですね!


千種区の皆様はどんなクリスマスをすごされますか?
クリスマスといえば甘―いクリスマスケーキを食べる方もいらっしゃるかもしれませんが
甘いお砂糖は虫歯菌の大好物です。甘いものをダラダラ食べ続けると虫歯のリスクが高まりますね。でも、甘いもの食べると何でこんなに幸せになれるんだろう?
そこで「甘い」=「しあわせ」のしくみを調べてみました。

食べ物を味わう「味覚」は、「味の分子の特性を感知する感覚」で、味を認識するとともに、快く感じたり、不快に感じたりといった感情を伴います。これはどんなしくみなのでしょうか。

口の中には、舌を中心に「味蕾(みらい)」という味を感知する器官があり、この味蕾は「味細胞」という細胞から成り立っています。味蕾にある味細胞が食べ物の味の分子をキャッチすると、味細胞とつながっている「味神経」が電気信号を発信し、情報が脳に伝達されます。脳には、味覚だけでなく嗅覚や触覚(食感など)による情報も伝達され、それぞれが脳を刺激することで味を認識し、感情をもたらします。
味覚は、「甘味」「塩味」「酸味」「苦味」「うまみ」の5種類に分けられます。そのなかで甘味は、脳内の心地よさを感じる部分を刺激し、「β-エンドルフィン」というホルモンを分泌させます。β―エンドルフィンは、ストレスをやわらげ、心身をリラックスさせる作用や、快感をもたらす作用があるホルモンです。甘いものを食べると喜びを得られるのには、このようなしくみが働いています。

実は人は甘味を感じる味覚を先天的に持っていて、赤ちゃんはミルクの甘味(乳糖)をおいしいと感じ、好んで求めます。甘味は「おいしい味」の代表的な存在ですが、これには糖が身体に必要なエネルギー源であることが関係し、「おいしい」と感じることで摂取を促進しています。反対に、酸味は食べ物が腐っているときの味として警戒されたり、苦味が毒や害のある味として避けられたりするのは、人間の本能で自己防衛の一種と言えるでしょう。

エネルギーを消費すると、体がエネルギーを必要とし、甘味を欲します。「疲れたときに甘いものを食べたくなる」という現象には理由があるんですね。

さて、虫歯お話にもどします。
虫歯の原因として挙げられるのは、以下の4つです。
•食べものに含まれる「糖」
•口の中にいる「虫歯菌」
•歯の周りに酸が停滞する「時間」
•人それぞれ歯と唾液の「質」

歯垢のもととなる「グルカン」というネバネバした物質は、糖の中でも主に砂糖をもとにして作られるため、砂糖の虫歯への関わりは否めません。しかし、ごはんやパンなどのでんぷんに含まれる糖もまた、唾液に含まれる酵素で分解され「麦芽糖」という糖になり、虫歯への関わりが見られるため、甘いものでなくても虫歯の原因になるという認識も大切です。

さらに重要なのは、「虫歯の4つの原因すべてがそろわなければ、虫歯にはならない」ということです。体のエネルギー源である糖質の摂取をなくすことはできませんし、また、虫歯菌を完全に除去することもできません。そのため食後に口をすすぐ、歯を磨くなどして、歯の周りに発生した酸が滞留する時間を短くすることが大切です。
ですから美味しいケーキを食べた後にはしっかり歯磨きをしましょうね!

千種区たなか歯科クリニック 歯科衛生士 佐々木彩花

赤ちゃんも歯ぎしりする?

こんにちは千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士の堀毛です。
寒さも本格的になってきましたね。皆様お変わりございませんか。

今回はお子さんの歯ぎしりについてブログに書かせていただこうと思います。
そもそも歯ぎしりはなぜ起こるのか?歯ぎしりの原因としてみなさんが想像されるのは「ストレス」だと思います。しかし、ストレスだけではなく、噛み合わせの微妙な変化や顎関節と歯のバランスなど物理的な面でも歯ぎしりは起こります。
歯ぎしりは大人だけのものではなく5〜10歳の子供の約4割が歯ぎしりをしているという説があります。
では、子供が歯ぎしりをするのはなぜでしょうか。実は無意識に「噛み合わせを整えている」と言われています。
歯ぎしりの多くは5〜10歳の間に多く起こるという見識が広く理解されています。この時期というのは乳歯から永久歯へ生え変わる時期です。この頃に身体の成長に伴って、顎の骨格も大きく成長していきます。すると乳歯と乳歯の間に隙間ができてきます。そうすると噛み合わせが悪くなるため、無意識のうちに噛みやすい位置に調整する意味で歯ぎしりしています。さらに、永久歯が生えるスペースを作っているので、この時期の歯ぎしりはお口の中が正しい状態に成長するために行うものです。
乳歯が生えたばかりの赤ちゃんも歯ぎしりをします。歯ぎしりの音の大きさに驚いた親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか。成長過程で歯が生えてくると、ものを食べる際に「吸う」から「噛む」動作に変わる中で噛む動作は上下左右に顎を動かすため、想像される以上に複雑な動きをします。そこで吸うときに使う顎の位置を噛むときに使う顎の位置に調整が必要になってきます。そのときに行うのが歯ぎしりです。赤ちゃんの歯ぎしりは噛むことのできる顎の位置の調整をしているのです。しっかり食べ物を食べることができるようになるための準備のようなものです。
お子さんの歯ぎしりを心配されている親御さんは多いと思いますが安心して見守ってあげてくださいね。
大人の方は知覚過敏といって歯ぎしりをすると歯がすり減りしみることがあります。しかし乳歯は削れていても不思議なくらいしみません。おそらく生え変わることが前提なので、もともと永久歯よりも痛みに鈍くできているようです。
永久歯が生え揃ってからも歯ぎしりが続く場合は大人と同様に歯がすり減ったり、歯や顎に負担をかけてしまいます。永久歯に生え揃っても治らない場合は別の要因が考えられるので相談してくださいね。心配に思うこと疑問に思うことはなんでも相談してみてくださいね(^^)

千種区たなか歯科クリニック
歯科衛生士 堀毛 南実

年末・年始にかけての ご注意

こんにちは! 千種区たなか歯科クリニック 歯科医師の 満田 誠です。

先日 ふと思い立ち、岩手県宮古市の田老に行ってきました。
田老地区は、平成23年3月11日の東日本大震災による津波により、大きな被害を受けた場所です。いまだに残る生々しい震災の爪痕、被災者の方々に直接うかがう お話に胸が痛みました…。


東日本大震災から10年以上が経ちましたが、現地を訪れると 岩手県沿岸のいたる所で 現在も防潮堤補修工事を行っている光景が見られます。遠く離れた県に住んでいると分かりにくいですが、「復興は まだ終わっていないんだ」 「被災者の方々には もっと支援が必要なんだ」 「この哀しみを 後世に生かさなければならない」 と改めて感じました。
私にできる支援を、今後も微力ながら行っていきたいと思います。

さて。いよいよ、年内での診療日も あと僅かですね。
この時期になってくると 毎年気を配るのが、「年をまたいで 患者様がつらい思いをしないように」することです。年末年始は、ほとんどの歯医者さんが お休みになりますからね。そんな時に、何かがあっては大変です。

たなか歯科クリニックは
12月30日(水) ~ 1月3日(日) まで、休診
と、させていただきます。

医院がお休みの間に多いのが、仮のつめ物が取れたというトラブルです。ちょっと強めに接着しているなどの工夫をしていますが、仮のつめ物をしている方は、次の事にご注意ください。

・歯にくっつくような粘っこい食べ物(お餅・ガム・キャラメル・ハイチュウなど)、硬い食べ物は、仮歯の場所はさけてお食べになってください。取れたり、欠けたりする原因となる恐れがあります。

・万が一、仮のつめ物が取れてしまった場合は、その場所をさけて食べるよう気をつけていただければ結構です。診療が始まったら、予約通りいらっしゃってください。

もしもの時のために、年末年始にも開いている休日緊急歯科診療所を、以下に紹介させていただきます。
皆様が、お口のトラブルがなく、おいしいものが食べられる良い年末年始を迎えられることを祈っています。

【名古屋市の休日緊急歯科診療所】 受付時間: 9:00~11:00 13:00~15:00

● 愛知歯科医療センター
住所:名古屋市中区丸の内3-5-18愛知県歯科医師会館1階
電話:052-962-9102

● 名古屋北歯科保健医療センター
住所:名古屋市北区平手町1-1-5 クオリティライフ21城北内
電話:052-915-8844

● 名古屋南歯科保健医療センター
住所:名古屋市南区弥次ヱ町5-12-1
電話:052-611-8044


千種区 たなか歯科クリニック
歯科医師 満田 誠

1 2 3 4 5 22

Pick up contents

ページトップへ