歯を失ってしまったときの3つの治療法〜インプラント編〜

歯を失ってしまったときの3つの治療法〜インプラント編〜

皆さん、こんにちは!2022年もスタートして2週間がたちましたね、今年もよろしくお願いいたします。

12月のブログで「歯を失ってしまったときの3つの治療法」の前編をお話ししてきました。治療法は①ブリッジ ②入れ歯 ③インプラント 3つの選択肢があり、前編では①②についてお話ししています。今回は③インプラントについて詳しくご説明していきます。

インプラントは何となく怖いな〜と思っておられる方もいるかもしれませんが、3つの選択肢の中で一番に歯科医がオススメする治療法がインプラントになります。

まずインプラントの特徴についてご説明しますね。
インプラントは3つのパーツから成り立っているのですが、インプラント体・アバットメント・上部構造の3つで構成されています。それぞれに役割があり、インプラント体は天然歯でいうと根っこの部分にあたり歯の土台になります。アバットメントはインプラント体と被せ物を連結させるパーツになり、その上に上部構造という人工の歯冠がくっつきます。

このように全て人工のパーツで歯を構築していくので、インプラントはむし歯になることがありません。そしてインプラントの最大のメリットは、インプラント体が土台となり自立するので、ブリッジや入れ歯のように健康なまわりの歯を削る必要がないということです。他の歯に余計な負担をかけずに済むということがインプラントを一番にオススメする理由です。
その他には入れ歯のように違和感もないですし、噛む力も落ちないので、以前のようにしっかりと噛んでお食事を楽しんでいただくことが可能です。

デメリットは手術が必要なことや保険適応外であること、治療期間が長いことが挙げられるでしょう。

インプラントは優れた治療法ですが全ての患者様が受けられるわけではありません。インプラント治療は顎の骨にインプラント体を埋め込んでいくので、顎の骨がしっかり残っていないと治療ができないのです。そのため最初にCT撮影をしてインプラント治療のシュミレーションをしてから手術に臨みます。インプラント治療ができる安全が確保された患者様しか治療は受けることはできないので、治療を終えた患者様からは「思ったより怖くなかった」「全然大丈夫だった」というお声をよくいただきます。

安心・安全なインプラント治療を提供しておりますので、インプラント治療の相談希望のかたはスタッフまでお申し付けください。

千種区 たなか歯科クリニック 福田

はぎしりから歯を守ろう!

 千種区の皆さん新年あけましておめでとうございます!医療法人TDCたなか歯科クリニック歯科医師の木方です。今年も一年どうかよろしくお願いいたします!
 最近は気温が一桁台で寒いですね。昨年末は、千種区でも雪が積もりましたね。風邪をひかないようにとコロナの第6波も段々ときているようなので気をつけていきましょう!

 寒い時は、顎がガタガタと震えるのを経験している方は多いと思いますが、あの現象には「シバリング」という名前がついているそうです。顎がガタガタ震える際に歯もカタカタ当ててしまうと、歯に悪く、歯がかけてしまったり、痛みが出たりの原因になりますので、歯は当てないように気をつけましょう!

 シバリングは意識がある時に起きていますが、寝ている時もシバリングと同じように顎がガタガタとします。それをタッピングと言い、はぎしりの種類の一つです。
歯軋りには主に3種類があります。
 タッピング:上下の歯を小刻みにカタカタとぶつける。
 クレンチング:食いしばりともいう。上下の歯で噛み込んでいる状態。
 グライディング:歯をギリギリと左右に動かします。

タッピングやグライディングは特徴的な音がなりますが、クレンチングは音がなりません。
タッピングやグライディングの場合、自分で気づくこともありますが、周りで寝ている人が気付く事が多いです。クレンチングは周りの人は気付きにくいですが、くいしばりをかなりの力で行っているため、朝起きた時に顎の筋肉が疲れているため、だるさや痛みを感じます。

歯軋りは、歯がすり減る、かける原因になります。そして、すり減ることで知覚過敏が起きやすくなったりします。また、顎関節症に繋がったりします。
しかし、歯軋りをしなくなるようにするのは、難しいです。そのため、マウスピースを作成し、顎や歯への負担を減らし、症状の進行を防ぐ必要があります。夜寝る前に装着し、朝起きたら外します。
マウスピースの作成方法としては、最初に型取りをして、模型上で作成します。マウスピースにもいくつか種類があります。厚みや硬さは症状や噛み合わせなどによって変わります。
マウスピースは歯軋りの時だけでなく、顎関節症のときも使用します。それ以外にも矯正やスポーツ用、睡眠時無呼吸症候群など使い道は多岐にわたります。

歯軋りや顎関節症、マウスピースなどわからない事があればぜひご相談ください

名古屋市 千種区 覚王山 医療法人TDCたなか歯科クリニック 歯科医師 木方 奨

2022年も虫歯ゼロを目指しましょう!

千種区の皆さん、あけましておめでとうございます。
皆さんはどんな年末年始を過ごしたでしょうか?
そしてどんな2022年にしようか目標を作りましたか?
2022年もよろしくお願いします。
そんな2022年最初のスタッフブログは初期虫歯について書いていこうと思います。

虫歯というと、「黒い」とか「穴が空いている」というイメージがありますよね?
でも「穴の空いていない」虫歯もあり、それが初期虫歯というものです。
ではどんな状態なのか詳しくご説明していきます。

<健康な歯>
・艶のある白色。
・滑らかな手触り。
・結晶の状態:歯の表面は、六角柱状のエナメル質の結晶が規則正しく並んでいる。

<初期虫歯>
・穴は空いていない。
・艶がない白濁色。(褐色に見えることもある。)
・手触りも滑らか。
・しみる、痛いなどの自覚症状はない。
・フッ素の作用で元に戻せる可能性がある。
・結晶の状態:プラーク(細菌のかたまり)がつくる酸の作用により、歯の成分が唾液中に溶け出していき、結晶内が気泡状にスカスカになる。

<穴の空いた虫歯>
・皆さんがイメージする虫歯。
・褐色または黒色。
※奥歯の溝の変色は着色(虫歯ではない)こともある。
・しみる、痛いなどの自覚症状が出始める。
・結晶の状態:中身がスカスカになった結晶は、そのままだとやがて表面がボロっと崩れて、穴の空いた虫歯になる。

初期虫歯を治すには、歯磨きの仕方と食生活の見直しに加え、フッ素(フッ化物)配合歯磨き剤を適切に用いることが大切です。
フッ素が持つ「歯の修復」作用で、スカスカになった部分を戻しましょう。

<初期虫歯を治すポイント>
①フッ素の力を利用する。
・歯磨き剤に含まれるフッ素には、歯の結晶の修復スピードを向上させる働きがあります。フッ素は濃度が高いほど効果が高まりますので、高濃度フッ素(1450ppm)配合歯磨き剤を使うようにしましょう。
※6歳未満はフッ素濃度500ppmを目安にしましょう。
年齢によって、適切なフッ素濃度や使用する量が変わってきますので、検診などの時にスタッフに質問してみてください。
・フッ素がお口に残るように、磨いた後のすすぐ量を少なくしましょう。
 理想は15ml(15mlの目安:大さじ1杯分、ペットボトルキャップ約2杯分)

②予防の仕方を見直す。
・初期虫歯の修復、そして予防に必要なことは、虫歯を予防するときと同じです。
きちんと歯ブラシで磨けているか、歯と歯の間をデンタルフロスなどで清掃しているか、間食の回数が多すぎないかなど、ご自身の習慣を見直しましょう。

初期虫歯の早期発見には歯科医院での検診が大切です。
穴の空いた虫歯にならないように、一緒にケアしていきましょう。

たなか歯科クリニック 歯科衛生士 常川 怜奈

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