「痛くない」歯科治療のポイント

「痛くない」歯科治療のポイント

こんにちは! 千種区たなか歯科クリニック 歯科医師の 満田 誠です。

「歯医者って、痛いから嫌! 行くのが怖いから行かないっ!!」という方、多いですよね。わかります…(>_<) そんな歯医者での治療で、皆さまが痛い思いをしないよう私達スタッフも日々努めています。

その 『なるべく痛くない歯科治療』 のためのポイントを、今回はお話しします♪♪
大きく分けて2つありますが……、両方とも至極あたりまえの事なのです。

まず1つは、
【しっかりと麻酔を効かせる】

基本的なことですよね。皆さまが安心して快適に治療を受けていただけるように、必要な際には しっかりと術前に麻酔を行って、痛くない治療をします。
「ちょっと待った!! その麻酔そのものが痛くて怖いから、嫌なんですけど…」 という方、どうかご安心を♪
その “なるべく痛くないように麻酔をする” のが、歯科医師の腕の見せ所です。(前述のように麻酔が怖くて歯医者になかなか来れなかった患者様方には、好評をいただいています(*^-^*))
しっかりと手間をかけて麻酔を行えば、あのチクチクした感覚は軽減できるのです。

いきなりブスッと注射針を刺して チューッっと麻酔液を注入するのは禁物です。ここは、のんびりといきましょう。

まずは、麻酔を効かせたい歯の周りの粘膜に “表面麻酔” を染み込ませた綿球を2分ほど置きます。これによって その粘膜の感覚が鈍ってきたら、その粘膜の中でも一番痛みを感じにくい場所に、そーーっと麻酔針を入れます。「刺す」というより「潜り込ませる」感じ。針を入れる時に 粘膜を少し引っ張ってピーンとさせておくと、よりスーーッと自然に入っていきます。そうしたら、もどかしい程に なるべくゆーーっくりと麻酔液を注入していきます。

はい、これでなるべく痛くない麻酔完了! たまに患者様から 「最近の麻酔は痛くないし、針も使わないんですねぇ」 と言われますが、いえいえ ちゃんと従来通り使っております。ただ、麻酔の手順に手間をかけているだけなのです。

また、麻酔をする歯の部位や 治療の内容によっては、もう少し更なる工夫をします。
麻酔が効きにくい歯。例えば周囲の骨が厚かったり、根が長い歯は、麻酔液が浸潤しにくいので、先ほどの麻酔方法だけでは効き目が薄いことが多いです。
そこで、2~3回に分けて麻酔液を入れる方法を行います
まず通常通り麻酔をした後、更に麻酔液が浸潤しやすい部位に追加をしていきます。最初からそこを狙わないのがポイント。実はその部位に先に麻酔をすると、けっこう痛く感じるのです。周りに効かせて感覚を鈍らせてから、本命の所に麻酔をするのがコツです。
麻酔が効きにくい部位や、侵襲性の高い治療でも、これで大丈夫! 

さらに細かいことまで言えば、

・ 麻酔針を入れるのがなるべく痛くないように、細い針を使う。

・ 患者様があまり緊張していると 感覚的に痛みを感じやすくなってしまうので、積極的な声掛けや雰囲気づくり等で、緊張を和らげる。

・ 麻酔液が冷たいと痛みを感じやすいので、冬季などは少し温めてから麻酔する。

などもあります。

このように、歯医者嫌いさんの関門でもある 「麻酔」 に手間をかけてしっかり行うのが、当院のこだわりです。

そして2つめは、
【最小限の治療にとどめる】

早期発見・早治療ですね。
虫歯や歯周病も、初期のうちであれば簡単に治療できます。侵襲度が高くなってくると、どんどん大がかりな治療内容になり、期間も長くなってしまいます。
歯医者嫌いさんには耳の痛い話だと思いますが、調子が悪かったら やはり早めに医院にいらっしゃってください。先ほど申し上げたように、「麻酔」をしっかり行えば治療はそんなに怖くありません。我々は いじめっ子ではなく、患者様に寄り添う立場の者です。そして、皆様の健康で幸せな人生を願っています。一緒に素敵な『口福』を目指していきましょう♪

↑ いつも来ていただいているお子様から、貰った絵です(*^-^*)

千種区 たなか歯科クリニック
歯科医師 満田 誠

名古屋市 千種区 覚王山で歯医者・歯科医院をお探しの方はたなか歯科クリニックにご相談ください。

インプラント・親知らず治療・虫歯治療・歯周病治療・矯正歯科・小児矯正歯科・審美歯科・予防歯科などの治療に対応しております。

所在地 〒464-0841 名古屋市千種区覚王山通9-18 覚王山センタービル2階
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休診日 木・日・祝
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