できるだけ避けたい「歯根破折」

できるだけ避けたい「歯根破折」

こんにちは! 千種区たなか歯科クリニック 歯科医師の 満田 誠です。

梅雨空の中、元気にお過ごしですか? 私たち たなか歯科クリニックのスタッフは、木方先生のブログで先日お伝えした通り、新型コロナウイルス ワクチン接種も無事に終わって、ますますパワーアップ!! コロナ対策も万全に、千種区の皆さまのご来院をお待ちしています♪

さて、今回のお話は「歯根破折」。
すなわち、“歯の根っこが割れてしまった” “ヒビが入ってしまった” 状態を意味します。

その原因としては、“力”。もちろん、ぶつけた 転んだ などの外傷でも起こるのですが、どうやら 多くの場合は、“繰り返される咬合による 応力の蓄積によって起こる疲労破壊” から歯根破折が起こるようです。

歯根破折の怖いところは、治療の手段が 「原則として抜歯」 であること!!(>_<)

皆さまご存じの通り、歯を失う原因の第1位は「歯周病」 第2位は「虫歯」ですが……、実は第3位が「歯根破折」なのです!

歯の割れている部分が 歯冠(歯茎の位置より上の、歯の頭部分)に留まっていれば、被せ物にすることで補強して歯を残せるのですが、それが根まで割れてしまっていると 困難となります。
無理やり被せ物にしても、土台が弱いので すぐに取れてしまいますし、割れている歯根は段々炎症を起こして化膿してきます。やがて、その炎症によって周りの骨を溶かして弱らせたり、破折した歯根そのものが 隣の歯や歯周組織を巻き込んで症状が悪化していく 病因(感染源)となっていくのです。

そんな怖い歯根破折ですが、なにぶん歯茎の中に隠れている「根」は 目では見えないため、患者様がご自分で気づくことは稀です。多くの場合は、何らかの自覚症状があり、それがきっかけで検査をしたところ発見されます。
具体的にどんな症状かというと、
 ・歯茎が腫れている
 ・歯茎にニキビの様な できものがある
 ・歯がぐらつく
 ・被せ物がゆれる、取れた
 ・咬むと痛い
などです。

そして、どのような歯・どんな方に歯根破折が多いかと言うと、
 ・神経が無い歯(特に金属の土台が入っている歯、ブリッジの支台となっている歯)
 ・歯ぎしり・食いしばりの傾向がある
 ・咬む力が強い
などに破折のリスクが高くなります。思い当たる方、大丈夫ですか? ご心配であれば御相談くださいね♪

色々と歯根破折の問題点をお話ししましたが、ご安心ください! 以上の事をふまえれば、おのずと破折を避ける予防法も見えてきます。

まず、“神経を取らなければならないような 虫歯を作らないこと” は勿論です。
他には、神経の無い歯の被せ物は “金属の土台ではなく、グラスファイバーの土台を入れること”。金属よりグラスファイバーの方が柔軟性があり、歯に優しいため破折リスクを軽減できます。
そして、歯ぎしり・食いしばりがある方は、“日中は、自分で意識して その癖をコントロールする” “就寝中はマウスピースを使用する” ことで、過度な力から歯を守ります。
そして、硬い食べ物はお気をつけください! ちょっと食べやすくしてからの方が良いかも。

歯周病・虫歯と違って、なかなか意識しにくいけれど、実は身近にあって怖い「歯根破折」。大切な歯を失わないように予防していきましょう!

千種区 たなか歯科クリニック
歯科医師 満田 誠

名古屋市 千種区 覚王山で歯医者・歯科医院をお探しの方はたなか歯科クリニックにご相談ください。

インプラント・親知らず治療・虫歯治療・歯周病治療・矯正歯科・小児矯正歯科・審美歯科・予防歯科などの治療に対応しております。

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