初期むし歯ってなぁに?

初期むし歯ってなぁに?

皆さん、こんにちは!朝夕の寒暖差が激しくなってきてきましたが、お変わりございませんか?

今日は「むし歯」のお話をしていきます。
皆さんはむし歯の中でも”初期むし歯”という言葉を聞いたことはありますか?初期むし歯とはその名の通り、初期にできはじめる段階のむし歯のことを言います。

むし歯というと「黒い」「穴があいている」というイメージがあると思いますが、初期むし歯は「穴のあいていないむし歯」のことを言います。まだ歯に穴があいていないので自覚症状もありませんので、自分で発見するのも難しいため、歯医者で定期的にチェックしてもらう必要があります。そしてこの時にむし歯の予防をしっかりすることが大切になります。

そもそもむし歯ってどういうメカニズムでなるのでしょうか?
むし歯はすぐに穴があいて痛みが出るのではなく、むし歯になって穴があくまでに時間がかかります。どうやってむし歯になっていくかというと、元々は健康な歯なのですが、食事をすることで口の中に細菌が増えプラークを形成します。すると、プラーク中の細菌が酸を出すことで、歯の成分であるミネラル(カルシウムやリン)が歯の外に溶け出していきます。

ここで歯みがきやデンタルフロスをがんばったり、唾液の力でプラークや酸を洗い流すことができれば、溶け出した唾液中のカルシウムやリンが歯に取り込まれて歯は元に戻ることができます。

しかし、歯の成分であるミネラルが歯の外に溶け出したときに、だらだら食べ続けたり歯みがきやデンタルフロスをしていなくてブラッシングが不十分なことが続くと、さらにミネラルが溶け出していき、やがて歯に穴があきむし歯になります。

むし歯は生活習慣病と言われていますので、むし歯になりやすい生活習慣(だらだら食べや間食などが多い、歯みがきをしない等)の方はむし歯になるリスクが増えていきます。

ではどのように改善したらむし歯になりにくくなるのでしょうか?
まずは歯医者で定期的に歯のチェックを受けることをおすすめします。お口の中はご自身で確認できる範囲は前歯のごく一部です。むし歯は奥歯や歯の間になりやすい傾向があるので、歯医者でしっかりとチェックしてもらうことが大切です。

そして高濃度フッ素配合の歯みがき粉を使うことでむし歯になりにくくしてくれます。
歯の間がむし歯になりやすい方は毎日のデンタルフロスも欠かせません。歯ブラシ前にデンタルフロスをすることでより予防効果が高まると言われていますので、ぜひご活用ください!

たなか歯科クリニック 歯科衛生士 福田

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