歯が余分?歯が迷子?

歯が余分?歯が迷子?

名古屋市千種区覚王山のみなさん、こんにちは。たなか歯科クリニックの長谷川です。
今回はもしお子さんが過剰歯、欠如歯の問題点と診断された場合どのように対処するのが一般的かお話ししていこうと思います。
まず過剰歯の問題点としては、顎の中でできた余分な歯の芽が成長し生えてきてしまっていることで、本来すくすくと生えてきてほしい永久歯の道筋をさえぎったり、さえぎるだけでなく永久歯をぐいぐい押して痛めてしまうことです。余分な歯なので生える場所がなく、おかしな場所に顔を出したり顎の骨の中に埋まったまま悪さをするのです。
過剰歯が見つかる場所はたいていが上あごの前歯周りで、前歯がなかなか生えてこない、前歯の生え方が変だと相談に来院された際にレントゲンを撮って発見されることが多くあります。
また、大切な永久歯を傷めかねないケースに、位置異常歯があります。生える段階で迷子になってあらぬ方向に傾いたり、移動したりして生える場所を間違えてしまった歯のことです。上顎の犬歯で起こりやすく、硬くて強い犬歯の頭が他の永久歯の根っこを傷めてぐらぐらにしてしまうこともしばしばです。
過剰歯は手術をして取り除くのが一般的になります。かかりつけの院で口腔外科を紹介してもらうなどして、永久歯を痛めないようにして抜歯する形になります。当院では一度先生にみてもらってから、当院で抜歯できそうな患者様は再度抜歯予約をおとりし、専門の病院で診てもらった方がよいと診断した患者様には紹介状をお渡ししています。
続いて欠如歯と診断された場合、乳歯が良い状態で残っているのであれば虫歯を予防して乳歯を大切に保たせ、経過観察をして大人になって乳歯がだめになってからブリッジやインプラントを入れるという方法が一般的な対処法になります。また、成人になっても乳歯がもつケースもめずらしくありません。しかし小児の時に、乳歯がぬけ、治療が必要な場合、お子さんの歯やあごはこれから成長するため、成長変化を阻害するブリッジやインプラントは選択できません。そのため矯正治療で歯を並べたり、大きな病院で行うことになりますが、場合によっては自分の歯を移植する手術など治療方法は患者さんによってさまざまになります。欠如歯は将来を見越して進めていくことが大切です。
もしかして過剰歯かも、、、?欠如歯かも、、、?と心当たりがある患者様、一度お電話でお約束をお取りします。レントゲンをとってご自身に合う治療法を相談していきましょう。

名古屋市 千種区 覚王山で歯医者・歯科医院をお探しの方はたなか歯科クリニックにご相談ください。

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