歯が長く見えてきたりはないですか?

歯が長く見えてきたりはないですか?

こんにちは千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士の堀毛です。
今年もまた梅雨入りが気にかかる頃となりましたが、皆さまお元気でしょうか。

今回のブログでは、歯肉退縮(リセッション)についてお話したいと思います。まず歯肉退縮とは、歯の周りの歯肉がすり減り、歯根表面が露出した状態のことを言います。

歯肉退縮が進むと歯の表面が徐々に露出していき、それに伴い歯が長くなったように見えてしまい審美性を保てなくなります、また歯根が露出することにより歯が低温のもや甘い食べ物、接触に対して非常に敏感になり不快感をもたらします。そして歯肉が退縮することで歯と歯肉の間に隙間ができて食べ物が詰まりやすくなったり、歯周病の原因であるプラークが溜まりやすくなったりします。さらに露出した根面は容易に虫歯になりやすく、非常に進行が早くなります。

歯肉退縮を引き起こす要因は色々とあります。
・歯肉炎、歯周病
口腔内に存在する細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患で、歯と歯肉の境の部分まにプラークが溜まって炎症を引き起こします。
・誤ったブラッシング方法
誤った方法でのブラッシングや、ブラッシング圧を強くしすぎると歯のエナメル質まで削り取ってしまいます。
・噛み合わせの不具合
歯の欠損や歯並びによって噛み合わせの不具合が生じると、歯と歯肉、周りの骨に負担がかかってしまいます。歯ぎしりやくいしばりなども歯肉を痛めつけ、歯肉退縮につながります。
・加齢
年齢を重ねると歯肉も衰えていきます。それに加えて加齢により免疫が落ちると歯周病のリスクも上がるため注意が必要になります。
・小帯の位置
小帯のあるところは小帯が動くたびに引っ張られるためそれが原因で歯肉退縮が起こりやすくなります。
・歯肉や骨の状態
歯肉や骨が薄いと歯肉退縮しやすくなります。

歯肉退縮を防ぐ方法は、口腔内を常に清潔な状態に保つこと、またそのケアの方法を学ぶことが重要です。正しいブラッシング方法を学びそれを毎日実践しましょう!また定期的な検診を受けて、悪化を未然に防ぐことも大切です。

千種区たなか歯科クリニック
歯科衛生士 堀毛南実

名古屋市 千種区 覚王山で歯医者・歯科医院をお探しの方はたなか歯科クリニックにご相談ください。

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