歯周病が糖尿病の入り口?!

歯周病が糖尿病の入り口?!

みなさんこんにちは(^^)
千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士の堀毛です。

6月になり天気の良い日は初夏のさわやかな風が心地よい季節になってきましたね♪お休みの日には衣替えと一緒にお部屋の模様替えもしてスッキリしました!みなさんはお休みの日は何をして過ごされていますか?
最近ではコロナの影響によりセミナーや学会がオンラインでの開催になることが多く、今までは県外まで行かないと参加できなかったのがおうちから参加することができています。最近はおうちで日本歯周病学会に参加して講演を聞かせてもらっています。

今回のブログでは歯周病学会でも発表されていた歯周病と糖尿病の関係についてお話したいと思います。

糖尿病はインスリンの作用不足で血糖が上昇する病気です。簡単に説明すると毎日食べている食事には糖がたっぷり含まれています。糖は小腸から吸収されて血管の中に入ります、それにより糖が血管に入ると血糖値が上がります。
インスリンは糖をエネルギーに変換してくれます、そうすると糖分が減るので血糖値が下がります。
大切なのはインスリンです。インスリンが足りていなかったりインスリンが効かなかったりすることが糖尿病の原因になります。
歯周病菌の毒素が体内に入って過剰に起こる炎症がインスリンの作用を弱めるため「歯周病が口の糖尿病」と言われています!
歯周病と糖尿病には相互関係があります。糖尿病をお持ちの方では歯周病は悪化しやすく、歯周病があると糖尿病の血糖コントロールが難しくなることがわかっています。
歯周病があると歯周ポケットから血流にのった炎症関連の化学物質は体の中でインスリンを効きづらくします。そのため糖尿病が発症・進行しやすくなります。歯周病治療により歯ぐきの炎症をコントロールできればインスリン抵抗性が改善され、血糖コントロールも改善されます。
インスリンが効きづらくなる原因に内臓脂肪が関係します。そのため運動や食事にも配慮して行かなければなりません。
また食べ物をよく噛み砕いて、味わって飲み込めば飲み込むほど、食後のインスリンがよく出て、糖分が効果的に筋肉に取り込まれ、血糖が下がると共に、栄養源として利用され筋力低下の予防に役立ちます。
糖尿病のためにも、定期的な歯科治療によって過剰な炎症を可能な限り減少させることや、高齢者の方では可能な限り栄養の経口摂取をサポートし、よく噛んで味わって栄養を摂取することで、筋力の低下予防に努めることが大切になります。
全身の健康のためにはやはりお口の健康が大切ですね(^^)

千種区たなか歯科クリニック
歯科衛生士 堀毛 南実

名古屋市 千種区 覚王山で歯医者・歯科医院をお探しの方はたなか歯科クリニックにご相談ください。

インプラント・親知らず治療・虫歯治療・歯周病治療・矯正歯科・小児矯正歯科・審美歯科・予防歯科などの治療に対応しております。

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