虫歯の種類ってどれだけある?

虫歯の種類ってどれだけある?

 皆さんこんにちは!愛知県名古屋市覚王山にあります、たなか歯科クリニック歯科医師の木方です。
 とうとう9月に入りました!段々と気温が下がっていきますがまだまだ暑い日は続きますので、気をつけていきましょう!

 さて今日は虫歯の治療について説明していきます!虫歯は大きさによってC0からC4に分類されます。数字が大きくなるほど虫歯も重症化します。C0はエナメル質の表面が脱灰し、白っぽくなります。この状態の時は、積極的な治療は行わない事が多いです。なぜかというと、再石灰化と言って、一度溶けたエナメル質が再度石灰化することで、再度健全な状態に戻るからです。ただし、白い色までは治らないことがあります。
C1〜C4は治療が必要になってきます。それぞれどういう状態か書いていきます。

 C1:エナメル質に穴が空いている。痛みやしみる症状は出にくい。

C2:象牙質に及ぶ虫歯。虫歯の深さ次第で痛みやしみる症状が出る。

C3:神経まで達する虫歯。急性化膿性歯髄炎という状態になり、夜も眠れないほどの痛みが出る事があります。

C4:歯冠が崩壊して根っこだけになっている。神経が失活している場合が多い。根の先に膿が溜まり、それにより痛みが出る事があります。

 次に治療法ですが、C1やC2の場合虫歯を削り、レジンや金属、セラミックでなおします。
使う材料は、虫歯の大きさにより変わります。C1の場合レジンでなおす事が多いです。C1は麻酔がなくても治療可能な事が多く、削る量も少ないです。したがって、硬さは金属やセラミックに比べて劣りますが、その場ですぐに詰める事が可能なレジンが選択されるケースが多いです。C2の場合、レジンを選択する場合もありますが、虫歯の範囲が大きい場合レジンだとかける事があります。その場合、金属やセラミックを使いなおしていきます。

 C3の場合は、神経の処置が必要になる可能性が高いです。根っこの中の神経をとり、中を綺麗にします。綺麗になった後は薬を入れて根の治療は完了になります。根の治療が終わった後は、その歯に土台を立てて、被せ物を作っていきます。

 C4の場合、歯を残せる場合は、C3の時同様根の治療をします。しかし、残せない場合は抜歯することになります。抜歯後は、ブリッジ、入れ歯、インプラント、矯正などで抜けたところを補ってあげる必要があります。

 今回は虫歯についてと治療法について書かせていただきました。虫歯について何かわからない事があればお気軽に聞いてください。

千種区覚王山通 医療法人TDC たなか歯科クリニック 歯科医師 木方 奨

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