虫歯以外で歯がなくなる?

虫歯以外で歯がなくなる?

 皆さんこんにちは!千種区覚王山にあります、たなか歯科クリニック歯科医師の木方です!
最近少し暖かくなってきましたが、名古屋は今週また少し気温が下がるようなので体調管理に気をつけましょう!
今日は虫歯以外に歯がしみるようになる理由について書いていきます!

冷たい水を飲んだ時にしみたら、虫歯を疑う方もいると思います。しかし、染みるからといって必ずしも虫歯とは限りません。そもそも、歯はなぜしみるのかといいますと象牙質といわれる部分が露出する為です。通常、歯茎より上の部分は、エナメル質という硬い組織に覆われていますが、このエナメル質が何らかの理由により無くなったり歯茎が下がると象牙質がみえてきます。象牙質はエナメル質と違い、目には見えない無数の穴が空いており、それにより刺激が神経まで伝わってしまい、しみる症状として現れます。


次に虫歯以外でエナメル質がなくなる原因について書いていきます
大きくわけて3種類あり、咬耗、摩耗、酸蝕症と呼ばれます。
まず、咬耗とは、歯と歯が噛み合う事ですり減っていくことです。噛み合わせが強い人やくいしばり、歯ぎしりをよくする方、硬い食べ物を好んで食べる方はその分、咬耗はおきやすいです。この後説明する摩耗や酸蝕症と比べ咬耗がみられる場合、歯や顎にかかっている力が大きい為、歯がかけたり割れたり、顎関節症を起こしている可能性もあります。その為、噛み合わせが強い場合はマウスピース等を作り対応していきます。

次に摩耗ですが、先程は歯と歯が擦れて、おきていましたが、磨耗は歯と物が擦れておきます。具体的には、毛先の硬い歯ブラシや研磨剤の入った歯磨剤、吹奏楽器や仕事道具などを日常的に決まった位置でくわえる場合です。特に歯と歯茎の境に見られるものを楔状欠損と呼んだりもします。

最後に酸蝕症ですが、酸で歯が溶かされてしまった状態です。酸性の食品や炭酸飲料を頻繁に摂取したり、逆流性食道炎や摂食障害等により歯が溶かされてしまいます。

今回は虫歯以外にエナメル質が無くなってしまう原因について書かせて頂きました!

普段の歯磨きや生活で歯が少しずつ無くなっていってしまう事もあります。虫歯や歯周病で歯茎が下がりしみるようになる事もありますが、それ以外にも今日書いた事が原因の事もあります。

もし、しみるなど気になる症状がある場合、お気軽に御相談下さい!

千種区 覚王山 たなか歯科クリニック 歯科医師 木方

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