2022年も虫歯ゼロを目指しましょう!

2022年も虫歯ゼロを目指しましょう!

千種区の皆さん、あけましておめでとうございます。
皆さんはどんな年末年始を過ごしたでしょうか?
そしてどんな2022年にしようか目標を作りましたか?
2022年もよろしくお願いします。
そんな2022年最初のスタッフブログは初期虫歯について書いていこうと思います。

虫歯というと、「黒い」とか「穴が空いている」というイメージがありますよね?
でも「穴の空いていない」虫歯もあり、それが初期虫歯というものです。
ではどんな状態なのか詳しくご説明していきます。

<健康な歯>
・艶のある白色。
・滑らかな手触り。
・結晶の状態:歯の表面は、六角柱状のエナメル質の結晶が規則正しく並んでいる。

<初期虫歯>
・穴は空いていない。
・艶がない白濁色。(褐色に見えることもある。)
・手触りも滑らか。
・しみる、痛いなどの自覚症状はない。
・フッ素の作用で元に戻せる可能性がある。
・結晶の状態:プラーク(細菌のかたまり)がつくる酸の作用により、歯の成分が唾液中に溶け出していき、結晶内が気泡状にスカスカになる。

<穴の空いた虫歯>
・皆さんがイメージする虫歯。
・褐色または黒色。
※奥歯の溝の変色は着色(虫歯ではない)こともある。
・しみる、痛いなどの自覚症状が出始める。
・結晶の状態:中身がスカスカになった結晶は、そのままだとやがて表面がボロっと崩れて、穴の空いた虫歯になる。

初期虫歯を治すには、歯磨きの仕方と食生活の見直しに加え、フッ素(フッ化物)配合歯磨き剤を適切に用いることが大切です。
フッ素が持つ「歯の修復」作用で、スカスカになった部分を戻しましょう。

<初期虫歯を治すポイント>
①フッ素の力を利用する。
・歯磨き剤に含まれるフッ素には、歯の結晶の修復スピードを向上させる働きがあります。フッ素は濃度が高いほど効果が高まりますので、高濃度フッ素(1450ppm)配合歯磨き剤を使うようにしましょう。
※6歳未満はフッ素濃度500ppmを目安にしましょう。
年齢によって、適切なフッ素濃度や使用する量が変わってきますので、検診などの時にスタッフに質問してみてください。
・フッ素がお口に残るように、磨いた後のすすぐ量を少なくしましょう。
 理想は15ml(15mlの目安:大さじ1杯分、ペットボトルキャップ約2杯分)

②予防の仕方を見直す。
・初期虫歯の修復、そして予防に必要なことは、虫歯を予防するときと同じです。
きちんと歯ブラシで磨けているか、歯と歯の間をデンタルフロスなどで清掃しているか、間食の回数が多すぎないかなど、ご自身の習慣を見直しましょう。

初期虫歯の早期発見には歯科医院での検診が大切です。
穴の空いた虫歯にならないように、一緒にケアしていきましょう。

たなか歯科クリニック 歯科衛生士 常川 怜奈

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