歯のマメ知識

2015/05/01
虫歯と甘い物の関係


子どものころ歯医者さん通いをしていたわたしは、ある日思い切って「チョコレート断ち」をしました。虫歯の治療にともなう痛みに耐えきれなくなり、原因と思えるチョコレートを食べないことにしたのです。その「チョコレート断ち」はしばらく続きましたが、大人なった今でもチョコレートは大好きです。さて、子ども時代、「甘いものの食べ過ぎ=虫歯になる」と信じ込んでいた方も意外に多いかもしれませんが、果たしてそれは本当なのでしょうか。

歯科学的に考えると、虫歯の原因は虫歯菌が作りだす酸にあります。甘いものに限らず、食べ物を食べたあと、通常は歯と歯の間、歯と歯茎の間、また歯のすき間などに食べカスや糖分が残ってしまいます。まず、その食べカスがやがて歯垢(しこう)と呼ばれる、ねばねばした白いものへと変化していきます。実は歯垢は細菌の集合体で酸を作りだしています。
宝石の水晶と同じほどの硬さを持つ人の歯ですが、酸には弱く、少しずつ溶けていきます。
歯の表面が溶けただけでは痛みはありませんが、さらに虫歯が進み、歯の内部にある神経に達すると、かなり痛みが出てきます。ですから、この状態になる前に、気づいて治療することは大切です。

さて、甘いものと虫歯の関係ですが、虫歯菌は糖分をえさとして、酸を作りだします。甘いものを常に口に入れていると、虫歯菌のえさが常にたくさんある状態になります。そうなると、虫歯菌が口の中で活発に動いて酸を作りだしてしまうため、自然と虫歯ができてしまうのです。もちろん、甘いものを食べないに越したことはありませんが、もっと大切なのは、食べ方です。食べるときには時間を決めて食べ、食べたあとにはすぐ歯を磨く、それによって口の中を常に清潔に保っておきさえすれば、簡単に虫歯はできません。

さて、虫歯の原因がわかったところで、今やるべきなのは、虫歯の予防です。千種区の歯科医院でも、虫歯のない歯を目指して、ブラッシングの指導に力を入れています。虫歯予防のために大切なのは、「チョコレート断ち」ではありません。毎日の食後の歯磨きを忘れずに、健康的な生活を送っていきましょう。

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