スタッフブログ

2017/04/18
歯は、実は毎日溶けているんです......でも、ご安心を!

こんにちは! 千種区たなか歯科クリニック 歯科医師の満田誠です。

 

タイトルに書いたこと、本当なんです。「歯は食事のたび、わずかに溶けている」のです。ちょっとショックですよね...。

 

皆さん、毎日歯磨きを頑張っていらっしゃると思います。でも、どんなに一生懸命磨いても 100%全てのプラーク(歯垢)を除去することは 大変難しいです。磨きにくい所に どうしても残ってしまいます。

それでも普段は、お口の中の唾液の作用によって そのプラークのpH(ペーハー)は ほぼ中性に保たれているのですが、食事をすると そのpHに変化が生じます。

食事をとることで プラーク中の菌などの影響でpHが酸性に傾き、その酸性がある程度まで進むと 歯が溶けていくのです。これは目には見えないほどの僅かの現象ですが、食事のたびに繰り返されています。

 

でも、ご安心! 歯はそのまま溶け続けていくわけではありません。ちゃんと修復されていく機能があります。

歯に付着したプラークによって溶かされた歯は、すぐに唾液中のカルシウムなどが歯の表面に作用して「再石灰化」が起こり、修復されていきます。酸性に傾いたお口の中のpHも、唾液の緩衝作用によって再び中性に戻っていきます。凄いですよね!

 

......でも、この機構がうまく働かないと、歯がどんどん溶けていってしまう。虫歯になってしまう。と、いう訳なんです。

すなわち リスクとなる要因(酸性になり続ける要素)として、プラークがたくさん残留していること、ダラダラと食事をすること、間食を多く取ること、唾液が少ないこと、等があげられます。

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皆さま、歯を大切にするために、歯磨きや食事の習慣にお気を付けくださいね♪

 

千種区 たなか歯科クリニック

歯科医師 満田 誠

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