スタッフブログ

2017/06/14
1450ppmの歯磨き粉!

みなさんこんにちは!千種区たなか歯科クリニック 歯科衛生士の堀部汐里です。
 
今回はフッ素入り歯磨き粉についてお話しします。
みなさん、フッ素が虫歯予防の効果があるのはご存知かと思います。
歯磨き粉に含まれるフッ素は1000ppm以上含まれないと効果があまり無いと言われています。
欧米では1000ppm〜1500ppmの歯磨き粉が一般的です。
しかし、日本の歯磨き粉のフッ化物濃度は1000ppmという上限がありました。
日本は世界と比べると遅れていたのです。
しかし、今年の3月17日に厚生労働省がフッ化物濃度の上限を1500ppmまで引き上げたのです。
それにより、最近フッ化物濃度1450ppmの歯磨き粉が
発売されました。
日本もやっと世界基準のレベルに追いつきました。
みなさんにも是非フッ化物濃度1450ppmの歯磨き粉を使っていただきたいです。
高濃度のフッ化物配合歯磨き粉を使う時の注意事項があります。
① 「6歳未満の子供への使用は控える」旨を表示する
② 「6歳未満の子供の手の届かない所に保管する」旨を表示する
③  濃度を直接容器などに記載する
④  内容物が10g以下の場合、②を省略することができる
という基準が設けられました。
フッ化物濃度の濃いものはお子様が使用すると危険なものになりますので取り扱いには十分注意して下さい。
また、磨いた後にお口をゆすぎますが、その際に、お水の量は約10mlほどで、1回だけゆすぎます。
1回だけだとお口のなかにまだ歯磨き粉が残っているからだめじゃないの?と思われる方が多いかと思います。
しかし、それで良いのです。
歯磨き粉の味がなくなるまでしっかりゆすいでしまうとフッ素が全て流れてしまうので
歯磨きの後ゆすぐのは1回だけにしましょう!
フッ素について、歯磨き粉についてわからないことがあったらお気軽に当医院の歯科衛生士にお尋ねくださいね♪
千種区たなか歯科クリニック 
歯科衛生士 堀部汐里

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