スタッフブログ

2018/04/07
気づかない虫歯

皆さんこんにちは
歯科助手、管理栄養士の加藤実沙子です。

 

だんだんと温かくなってきました!!!昨日からの雨で桜ももう散ってしまいましたね。私事ですが、お花見は名城公園に行ってきました。ちょうど桜満開の時でとてもきれいでした(^^と同時に人生で初めての花粉症になってしまったので、少しつらかったです。

花粉症をお持ちの方はつらい時期ですね、、治療中お鼻が詰まって苦しいときはいつでも手を挙げて教えてくださいね(^^)

 

さて今日は気づかない虫歯についてお話しします。

痛くないから歯医者にはいかない。そういった方多いのではないでしょうか。

しかし痛くない=虫歯がないというわけではないのです。

 

虫歯にはエナメル質、象牙質、歯髄の歯の構造でどこまで虫歯が進行しているかによって分類されます。

 

C0(初期虫歯)

歯の表面が白っぽくなります。痛みを感じることはありませんが、表面のエナメル質が虫歯菌によって溶かされている状態です。唾液の力や、歯磨き粉に含まれているフッ素の作用で、再石灰化がおこり、元の状態に戻すことが出来る虫歯です。この状態のままほおっておくと心配という方もいらっしゃると思いますが、C0程小さい虫歯だと、逆に治療をする器具のほうが虫歯よりも面積を使ってしまうので健康な歯を削ってしまう可能性があります。毎日のケアでしっかりと直していきたい虫歯の赤ちゃんです。

 

C1(エナメル質齲蝕)

エナメル質に穴が開いている虫歯です。痛みを感じることはたいていの場合ありません。しかし穴が開いているためふさがないといけないので治療が必要になります。このC1が皆さんが気づきにくい治療が必要な痛みのない虫歯です。樹脂の白い材料で治すことが出来ます。

 

C2(象牙質齲蝕)

冷たいものがしみたり、痛みを感じるようになります。ここまでくると樹脂でも直せない虫歯も出てきます。その場合、銀の詰め物をしたり、セラミックなど、型取りが必要になってきます。当院ではDCRという方取りを行わない方法もあるので、興味があったらスタッフまでお声掛けください。

 

C3(歯髄まで達する虫歯)

象牙質のさらに奥の歯髄まで虫歯が達している状態です。何もしていなくてもずきずきと痛み、冷たいものより温かいものがしみるようになります。こうなると、神経の処置が必要になります。最終的な詰め物としては、抜髄して弱くなってしまった歯を補強するためにぐるっと覆うかぶせ物が必要になります

 

C4(残根)

虫歯で歯が崩壊し、歯の頭がなくなってしまった状態です。神経は完全に死んでいるので、痛みを感じることはないです。しかし、この状態を放置していくと

死んでしまった神経が根っこの先で膿の袋を作り、歯茎にぷっくりしたできものを作ったり(フィステル)痛みが出ることがあります。

この状態だと歯を残すことが難しいです。

 

痛みが出るころにはもう虫歯は進行している状態です。痛くないから歯医者に行かないという方も多いと思いますが、今後の人生、おいしくご飯を食べるためにも早期発見早期治療がとても大切です。しっかりと定期検診に通いましょう(^^♪

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たなか歯科クリニック

歯科助手、管理栄養士の加藤実沙子

 

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