スタッフブログ

2018/06/02
日々勉強

こんにちは。

千種区たなか歯科クリニック 歯科医師 三井誠 です。

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歯科医療は日進月歩でございます。

技術も然り、材料も様々なものが常に開発され勉強するのが大変です。

 

なので僕たちも日々勉強をしています。

日曜には名古屋駅ミッドランドスクエアにて行われたインプラントの勉強会。

木曜には伏見でが開業されている歯内療法の専門医である高橋先生の医院で実際の手術をお手伝いさせて頂きました。

 

 

インプラントに関しては骨をいかにして作るかということにトピックされた内容でした。

というのも、インプラントも飾りではなく機能しなければ意味がありません。つまり上下の歯がうまく噛み合ってこそ心地よく機能するわけです。

また、うまく噛み合った歯はお互いに機能しやすいだけでなく、無理な力がかからないように支え合ってくれます。つまり長期的な予後が望めるわけです。

 

以前は外科主導型(骨があるところにインプラントを入れる)がメインでしたが、現在は補綴(ホテツ)主導型(最終的なゴールを見据えた位置にインプラントをいれる)にシフトしつつあります。

 

そうなるとどうしても骨が足りないケースが出てきます。

歯が抜けるのは虫歯や歯周病で骨が吸収してしまっているからです。

また、日本人の方は骨が薄い傾向にあります。

なので、インプラントには規格がありますので、それを満たせないこともあります。

 

そこで、注目は骨造成になるわけです。

骨造成には様々な方法があります。

全部がすべての方に適応するわけではないですし、また一つの画期的な一つ方法があるわけでもありません。

たくさんの手技、材料の中からその方にあったものをチョイス・ミックスしなければなりません。

 

今回の勉強会でも従来のやり方から最新の方法まで沢山のケースを見ることができました。

 

 

 

また、伏見の歯内療法専門医の高橋先生による手術も実際の現場で勉強することができました。

内容は歯根端切除術(しこんたんせつじょじゅつ)

 

 

歯内療法は歯の根っこの治療のことです。

基本的には歯の中の細菌除去することで治るのですが、時々歯の外にばい菌が漏れて出てしまい、根っこの先端に歯石を作ることがあります。

そうなると、外科的なアプローチが必要になります。

 

根っこの先3ミリを切って原因の徹底除去を図るわけです。

 

そこまですると90%くらいは治ると言われています。

 

 

今回の勉強会で再確認できたことが2つあります。

1つ目は原因の徹底除去が必要不可欠で有ること。これは治癒の過程でも、予防の意味でも必ず必要です。

 

2つ目は人間の治癒力は素晴らしいということ。生体の底力を感じられる症例に触れることができ感動しました。

 

 

これからも、日々勉強し患者様がより健康になれるお手伝いができたらと思います。

 

また、このような勉強ができる機会をくださった院長、歯内療法専門医の高橋先生に感謝します。

 

 

千種区 たなか歯科クリニック 歯科医師 三井誠

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