スタッフブログ

2018/06/30
唾液の力すごんです♪

皆さんこんにちは
歯科助手、管理栄養士の加藤実沙子です。

 

さてさてW杯で盛り上がる中、日本は決勝トーナメント進出を決めましたね(^^♪皆さんは応援していますか?私はもちろんしっかり応援しています!患者様ともW杯の話で盛り上がり楽しいです♪加藤を見つけたらぜひW杯の話をしましょう!余談ですが本戦の占いをしていたタコ占いのラビオ君、出荷されてしまったようです。3戦的中していたのに、、、なんだか悲しいですね

 

さて本日は唾液の話です。唾液と言えば、皆さんのお口の中に当たり前にある液体ですよね。しかしこの唾液はものすごい力を秘めているのです。まずは唾液の正体をお伝えしていきます。

 

〇血液から作りられる

透明な液体ですが、じつは骨髄で作られた血液が唾液腺で唾液につくりかえられます。

〇たくさんの成分が入っている

99%が水で、残りの1%にたくさんの成分が含まれています。

・リン酸、カルシウム(歯の補修作用)

・アミラーゼ(消化作用)

・ムチン(潤滑作用、粘膜保護作用)

・重炭酸(緩衝作用)

・IgA、ラクトフェリン、リゾチーム(抗菌作用)

・糖たんぱく                 など

 

唾液のお口の中の働き

①    お口を清潔に保つ

食べかすを洗い流して清潔に保ってくれます。高齢や脱水によって唾液が減ると口の中が汚れやすくなり細菌が繁殖しやすくなります。これにより口臭や歯周病、虫歯の原因になってしまいます。

②    粘膜を守る

唾液のねばねば成分のムチンが粘膜を保護してくれます。唾液が減ると、粘膜が傷ついて口内炎を作りやすくなってしまいます。

③    お口の中を中性に戻す

口の中はもともと中性ですが、食事をすると、口の中のPHが賛成に傾き、歯の成分が溶け出してしまいます(進行すると虫歯)唾液中の重炭酸イオンで口の中を中性に戻します。

④    歯を修復する

酸性で溶け出してしまった歯の成分は時間をかけて唾液から歯に戻り、修復されていきます。(再石灰化)

⑤    細菌感染から守る

お口の中の細菌をIgA、ラクトフェリン、リゾチームなどの抗菌作用で細菌の活動が抑制されます。

 

食事時の唾液の働き

☆食べ物をまとめる

細かくかみ砕かれた食べ物を食塊にまとめることで飲み込みやすくします。

☆消化を助ける

アミラーゼがでんぷんを分解し消化作用で消化を助けてくれます。

☆味を感じさせてくれる

食べ物の味が唾液に混じることによって味を感じやすくしてくれます。

 

この様にいつも当たり前に存在している唾液もものすごい働きをしているのですね。

加齢や持病の薬、脱水などで唾液量は減りますが、唾液を増やすために、水分をよくとることや、よく噛んで食べるなど日々の生活で少しでも気を付けていきましょうね。

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たなか歯科クリニック

歯科助手、管理栄養士の加藤実沙子

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