スタッフブログ

2018/09/08
よく噛める歯

みなさま、こんにちは!
千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士の佐々木彩花です。

さて、みなさまは大人の歯は全部で何本あるか知っていますでしょうか?

...答えは〜!



"32本"です‼︎(親知らずを含めなければ28本あります)
この32本の歯にはそれぞれ名前が付いていて役割があります。
少しそれぞれの名前と役割についてご紹介します。
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①まず一番真ん中の歯・・・中切歯(中切歯)
歯の一番中央に生えている前歯です。この歯には、食べ物を噛み切ったり、ちぎったりする役割があります。形は平ぺったく大きいです。


②中央の隣の歯・・・側切歯(そくせっし)
中切歯のお隣さん(側に)生えている歯です。
中切歯と同じく食べ物をガブッと噛む仲間です。中切歯よりは小さいです。


③前から3番の尖った歯・・・犬歯(けんし)
糸切り歯とも言われる歯ですね。先が尖っていてキバのような形が特徴です。
犬歯は歯の中でも食べものを引き裂く役割があります。また噛み合わせにも重要な歯です。あごの動きの基本となる意外と大切な歯です。


④前から4番目の歯・・・第一小臼歯(だいいちしょうきゅうし)
ちいさい臼のような形をしている歯です。この歯で食べものをすりつぶしたり砕いたりします。あごの位置を決める役割もあります。


⑤前から5番目の歯・・・第二小臼歯(だいにしょうきゅうし)
第一小臼歯と同じく食べものをすりつぶしたりくだいたりする役割です。第一小臼歯と比べると第二小臼歯の方が少し大きいです。噛み合わせの安定も保ってくれています。


⑥一番大きな奥歯・・・第一大臼歯(だいいちだいきゅうし)
6歳臼歯ともいわれる6歳ごろに生えてきた歯です。食べものを噛むのにとてもとても大切な歯です。
おおきな臼の形をしていて食べものをすりつぶす役割があります。

⑦一番奥に生えている歯・・・第二大臼歯(だいにだいきゅうし)
第一大臼歯とともに大きい歯なので噛むのに頼りになる歯です。

⑧さらに奥から生えてくるかもしれない歯・・・第三大臼歯(だいさんだいきゅうし)
親知らずのことです。


①から⑧番までこのようにそれぞれ1本1本大きさや形も異なり噛むときにそれぞれ役割を果たしてくれています。
ですからその歯が抜けてしまうと噛む力が弱まってしまいます。



2016年度の調査では80歳での一人平均現在歯数(お口の中にある歯の本数)は17本とのことです。
(厚生労働省『歯周疾患実態調査』より引用しました。)


歯が18本から28本あればスルメやフランスパンなど固いものが食べられると聞いたことがあります。
また0本から5本になってしまうとくたくたにゆでたうどんや豆腐など柔らかいものいがいほとんで噛めないそうです。自分では噛むことができないので調理に工夫が必要になります。


美味しくなんでも食べるためには健康な歯がたくさんあることが大切です。
虫歯や歯周病で歯を失わないために歯医者さんでの定期検診や歯周病治療がポイントになります。


定期検診では虫歯の早期発見、痛みが出るまで放置しないこと。歯周病治療では健康な歯や歯茎でよく噛めるように守っていくこと。よく噛める歯を守っていけるよう私たちにお手伝いさせてください。



千種区たなか歯科クリニック 歯科衛生士 佐々木 彩花

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