スタッフブログ

2018/09/28
マウスピースで、歯を守りましょう♪

こんにちは! 千種区たなか歯科クリニック 歯科医師の満田誠です。

 

季節の変わり目ですね。あの異常に暑かった今年の夏の日々は何処へやら、過ごしやすい空気になってきました。

早朝にランニングをする時も、もう Tシャツ&短パンでは 体が温まってくるまで肌寒く感じます。無理せずに、そろそろジャージに衣替えかな? 皆様も、お体ご自愛下さい。

 

2019.09.28.jpg 

さて、これはいったい何でしょう?

正解は、私 愛用のマウスピースです!

 

なぜ、このような物を使用しているかと言うと、別にボクシングをやっている訳ではなく "歯ぎしり・食いしばり" の悪影響から、歯や顎を守るために使っているのです。

 

「虫歯でもないのに、歯が痛い...」

「朝起きた時、顎が疲れている...」

「歯がだんだん削れて、擦り減ってきている...」

「頬の裏や 舌の縁に、ギザギザした口内炎がよくできる...」

などの症状に、心当たりはありませんか? それは、歯ぎしり・食いしばり からの症状かもしれません。

 

歯ぎしり・食いしばり......、実は "誰もが 自覚症状は無いけれど行っていること" なのです。

成人の咬む力は40~70kgと言われていますが、歯ぎしりの時には その約6倍もの力が加わることが解っています。過度な力が 歯・歯肉・顎・被せ物 などに破壊的な影響を及ぼし、様々な問題を引き起こしてしまいます。

しかし、それを完全に無くすことは とても難しいです。

よって、その過剰な強い力をコントロールし、分散させ、被害を減らして 症状を軽減させるのが 治療の目的となります。

 

そこで、このマウスピースの登場です。

マウスピースに、過度な力を 歯や顎に代わって受け止めてもらいましょう♪

装着することにより、筋肉の緊張を和らげる効果もあります。

 

マウスピースは、基本的に 上顎のみに作製して装着します。

素材は、柔らかいゴムの様なソフトタイプの物と、プラスチックでできたハードタイプの物があります。これは、患者様の状態や症状によって使い分けます。

就寝時に装着するものですが、日中でも 歯ぎしり・食いしばりを起こしそうな際に 使っていただいても結構です。

使っているうちに だんだん削れてきますが、歯の代わりにマウスピースが削れてくれているのですから、むしろ有難いことです。修理や再作製はできますので、ご安心ください。

 

ご注意なのが、「マウスピースは、使用することで 歯ぎしり・食いしばりが治る」ものではありません。歯ぎしり・食いしばりは「病気」ではなく「癖」なので、マウスピースを入れることにより、そのような癖が 無くなる訳ではないのです。

しかし、上記のようにマウスピースは 歯ぎしり・食いしばり の被害から 口腔の健康を守るのために効果的なものです。

 

マウスピースは 保険治療で作ることができます。(おおよそ、6000円位です)

気になる方は、どうぞスタッフにお声掛けください♪

 

 

千種区 たなか歯科クリニック

歯科医師 満田 誠

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