医院ブログ

よく噛んで食べていますか?

みなさんこんにちは。千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士の肆矢紗希です。
7月に入りましたが、梅雨ですのでやはり雨が多いですね。湿気が多くなんだか過ごしにくい季節ですが
みなさまお元気でしょうか?

さて、今日は“咀嚼”についてのお話をしていきたいと思います。
そもそも咀嚼とは何か?というところですが、お口の中に食べ物を取り入れた後、歯・顎・舌・筋肉の働き
によって食べ物を砕き、すりつぶし、唾液と混ぜ、飲み込みやすい食塊にする一連の働きのことを言いま
す。そして咀嚼することによって味わうことができるのです!

ではなぜ咀嚼をするのでしょうか?それは、食べ物の消化・吸収を助け、生命維持に必要な栄養素を
摂取するためです。しかし、噛む必要のない液状の経腸栄養剤の摂取だけでは健康を維持できません!
「よく噛むこと」は心と体の健康を維持するのに効果があり、生涯にわたり健康で生きがいのある生活を
送るための基本となる必要な行為なのです!

「よく噛むこと」のメリットはたくさんあります。

 ・栄養素の吸収を助ける

 ・胃腸の働きを促進する

 ・食べ物本来の味がわかり、美味しく味わえる

 ・顎の骨や咀嚼に必要な筋肉に刺激を与え、正常な成長・発育を促進させる
  →幼児期から小児期によく噛ませないと、後から生えてくる永久歯のスペースが確保できず、
   歯並びに影響を与えてしまいます。歯並びが悪いと虫歯・歯周病・顎関節症を発症させる原因になって
しまうのです!

 ・唾液の分泌を促進する

 ・肥満の予防
  →わたしたちは空腹感や満腹感は胃や腸ではなく、脳にある空腹中枢と満腹中枢で感知しています。
   よく噛んで食べると満腹中枢が刺激され、食べ物の摂取量が少なくなり、インスリンの分泌も
低下します。よく噛んで食べることは、摂食量の減少→肥満予防→生活習慣予防に繋がるのです!

・脳の活性化
 →よく噛んで食べることは、脳血流量を増加させ、脳を活性化します。運転中にガムを噛んで眠気を
防止したり、スポーツ選手が集中力を高めるためにガムを噛んでいるのは良い例です。

このように、よく噛むことのメリットはたくさんあります。わたしは早食いで、ついついあまり噛まずに
飲み込んでしまうので気をつけようと思いました!(笑)

また年齢を重ね、高齢になると歯を失う本数が多くなります。そのため入れ歯が使われますが、
噛む力はだいたい4分の1に低下し、食感も悪くなってしまいます。噛むことはもちろん大切ですが、
その前にしっかり噛める歯(=ご自身の歯)を少しでも多く残すこともとても重要なことなのです!

千種区たなか歯科クリニック
歯科衛生士 肆矢紗希

白い歯石、黒い歯石

みなさんこんにちは!千種区たなか歯科クリニックの歯科衛生士の小栗沙紀です。
最近ジトジトしていてなんだかいや〜な日が続いてますが、みなさんお元気ですか?

今日はタイトルの通り、白い歯石と黒い歯石のふたつについてお話ししたいと思います。

まず「白い歯石」について
みなさんは、下の前歯の裏側がザラつくな〜と感じたことはありませんか?
そのときは白く少し黄色がかった色をしています。
白い歯石は、歯茎より上にあって目に見える歯石です。この歯石のことを縁上歯石といいます。
縁上歯石はお口の中のプラークと唾液の中に含まれるカルシウムなどが結合してできます。ですので、唾液が出てくる場所がある下の前歯の裏側や、上の奥歯のほっぺた側にできやすいです。

歯石になってしまったものは硬く、歯ブラシでは落とせません。
歯石はザラザラしているので、その上に汚れが停滞しやすく、軽石のような構造をしていて、細菌の住みかになってしまいます。
縁上歯石やプラークがついている状態がずっと続いてしまうと、そこに住み着く細菌によって歯茎に炎症がおきてしまい、さらにその細菌が歯と歯茎の境目にある隙間(歯周ポケット)に入り込んで歯周病が進行していきます。

続いて「黒い歯石」について
黒い歯石は歯茎の中につくものです。詳しくいうと歯周ポケットの中にあります。目では見えず、隠れたところにつきます。

なぜ黒いかといいますと、こちらは歯周ポケットからの浸出液や血液の成分によって黒っぽくみえます。
そして縁下歯石は縁上歯石に比べて付着するのは遅いですがその分しっかりと強くついてしまうので、除去するのが難しいです。
縁下歯石の中には多くの細菌がいます。そのため歯茎の炎症がひどくなり、細菌からにげるようにして歯を支えている骨が下がってしまいます。そうなると歯を支えている骨の面積が減ってしまうため、ぐらぐらになってしまって歯が抜けてしまいます。

歯科検診や、歯医者さんで、「歯茎のなかに歯石がついています」と言われたことがあるかたは、この黒い歯石すなわち縁下歯石がついています。しっかりとってもらわないと、歯周病が進んでしまうので気をつけましょう。
そして、この縁下歯石の除去は、歯みがきがきちんとできていないと取ることはできません。
汚れがある状態で歯石をとっても、一向に良くなっていきません。みなさんにはご自宅で歯みがきという歯周病治療をしていただく必要があります。

ぜひ歯科受診をして歯周病の検査をしてもらってくださいね!

千種区たなか歯科クリニック
歯科衛生士 小栗 沙紀

自分に合った歯ブラシ選べてますか?

皆さんこんにちは!千種区たなか歯科クリニック 歯科衛生士の堀部汐里です。

今回は歯ブラシについてお話します。
薬局に行くと色々な種類の歯ブラシがあって、なにを選んだら良いのかわからなくなりますよね?
これから詳しくお伝えしていきますね!

まずは、毛先の形態です。
色々な形態がありますが、特に多いものがラウンド毛とテーバード毛です。
ラウンド毛は先端が丸くカットされています。歯の面に当たる面が多いので、汚れの除去率が高いです。口が乾きやすい人や口呼吸の人など、歯垢が歯の面にベッタリとつきやすい人にオススメの歯ブラシです。
テーバード毛は先端が細くなっています。歯と歯の間や、歯茎の中にも入れやすい設計になっています。
歯茎の近くを磨くため、毛が柔らかく、間に入って磨けるようになっています。
この二つの毛が混ざった段差植毛の歯ブラシも販売されています。

次は毛の硬さです。
基本的には 「かため」 「ふつう」 「やわらかめ」があります。
毛が硬ければ硬いほど汚れを落としてくれますが、デメリットとしては歯茎を傷つけてしまいます。
逆に柔らかいものだと歯茎には優しいですが、毛の硬いものに比べると汚れが取りにくいです。
ブラッシング圧が強い方は硬めの歯ブラシを使ってしまうと歯茎を傷つけてしまう可能性があります。逆に弱い方は柔らかい歯ブラシだと上手く汚れが取れない可能性があります。
ご自身のブラッシングの強さによって毛の硬さを選んでみてください。

次は毛束の量です。
毛の密度が多いと歯の面に歯ブラシの毛先が当たる量が多いので効率よく歯垢を除去してくれます。
歯の面にベッタリと歯垢が付いている方にオススメです
毛の密度が少ない歯ブラシは、隙間に入って汚れを除去してくれます。歯と歯の間や、被せ物の下の歯垢を除去するのに向いています。

次は歯ブラシの大きさです。
歯ブラシのヘッドが大きいものは一気にはをみがくことができますが、一番後ろの歯や、歯並びが悪いところを磨くのはむずかしいです。ヘッドが小さいものは一番後ろの歯や、歯並びが悪いところを磨くのは得意ですが、大きい歯ブラシとは違い、一気に磨くことは難しいです。

自分にあった歯ブラシをきちんと選択できていないと、歯茎を傷つけてしまったり、しっかり汚れが取れないこともあります。何を使ったら良いのか迷われている方は是非一度歯科医院に足をお運びください。一緒にぴったりな歯ブラシを選択していきましょう!

千種区 たなか歯科クリニック 歯科衛生士 堀部汐里

診療衣にさまざまな色があるのはなぜでしょう

こんにちは、たなか歯科クリニックの歯科医師の岡島多翔幸です。

本日は、私たちが身につけている白衣についてお話したいと思います。

かつての医師が羽織っていたのは、白衣ではなく黒衣だったのを皆さまはご存知でしょうか。

19世紀の西洋の医師は、白衣ではなく、黒いコートを着ていました。これは、礼服である黒服が、神聖な医療現場にふさわしいとされた結果のようです。当時の診療衣は、科学面での意味合いは少なかったのかもしれませんね。

19世紀の半ばを過ぎると、医学が発展して、清潔な衣服を現場で着ることが求められるようになります。ここで白衣が登場したのです。
医師や看護師が白衣を着るようになりました。

一見、清潔で完璧な白衣。しかし、白衣にも欠点が見つかります。
それが、「補色残像」と呼ばれるものです。

補色とは、色相環において反対にあたる色のことです。黄色なら青、赤紫色なら緑。それが補色です。

患者さんの赤い血液をながい間、見続ける医師や看護師は、補色残像が起こり、赤色の補色である緑色が見えてしまうのです。

そこで血液の赤色の補色である緑色や青色を予め周囲に配置したところ、この補色残像が減少する結果となりました。手術室の壁の色に緑色が使われることがあるのは、このためです。

以降、白以外の色が、医療現場に配置されるようになり、医療従事者が着る白衣もさまざまな色の衣服へと変貌を遂げるようになったのです。

当院をはじめ、医療現場では、みな清潔な衣服を着ています。どの色の衣服を着ていても、現場にふさわしいものです。

ご安心して治療にあたってください。

たなか歯科クリニック
岡島多翔幸

感じやすい味はどの味??

本日のブログでは舌と味覚について、お話したいと思います。

はじめに舌の解剖学的なお話をします。
舌は、前3分の2の舌体(ぜったい)と後ろ3分の1の舌根(ぜっこん)に分けられます。

口を開けた時に見える部分は舌体で、舌根は基本的には後ろ過ぎて見えません。

舌の表面には、舌乳頭(ぜつにゅうとう)と呼ばれるものがあり、この中に味蕾(みらい)と呼ばれるものがあることがあります。
さらに、この味蕾の中に味細胞があり、これが味を感じるのです。

舌乳頭は、粒状であったり、ヒダ状のものとして舌に存在しており、いくつか種類があります。

糸状乳頭(しじょうにゅうとう)、葉状乳頭(ようじょうにゅうとう)、茸状乳頭(じじょうにゅうとう)、有郭乳頭(ゆうかくにゅうとう)の4つの乳頭です。

このうち、糸状乳頭は、舌に全体的に分布しており、味蕾がないと言われています。ちなみにこの味蕾は、軟口蓋や咽頭、喉頭にも存在しており、舌だけにあるわけではありません。

また、有郭乳頭は、舌体後方に分布する乳頭で、非常に大きく、10個程度あります。思い切り舌を前に出さないと見えないこともあり、デキモノと間違われることが多い乳頭です。

では、次は味覚についてお話します。

突然ではありますが、皆さまは甘味、苦味、酸味、塩味のなかでどれが一番味を感じやすいと思いますか??

味を感じるのに最低必要な刺激量のことを味覚閾値といいますが、この閾値は大きいものから並べると、甘味、塩味、酸味、苦味となります。

つまり、苦味が一番感じやすい味というわけです。
これは、カラダに毒が入って来た時に、すぐに反応できるようになっていると考えることもできます。

カラダって面白いですよね。

たなか歯科クリニック
岡島多翔幸

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