歯ブラシの保管について

歯ブラシの保管について

こんにちは
名古屋市千種区 たなか歯科クリニックの丸山です。

すっかり秋らしくなり、紅葉も見に行きたいなと思っています◎
みなさんの秋の楽しみも教えてくださいね!

皆さんは歯を磨いた後どのように歯ブラシを洗っていますか?
なんとなくコップに立てかけていたりしませんか?

歯ブラシを清潔に保つためには洗い方が重要になってきますので
今回は、歯ブラシの洗い方についてお話ししていきます☆

使用した後の歯ブラシには1億個以上の雑菌が付着すると言われていて
歯垢や雑菌の栄養となる食べカスも付きやすく
湿ったままの状態ではさらに細菌が繁殖しやすくなります。

細菌だらけの歯ブラシをお口の中に入れるのはとても不衛生です。
体の免疫力が低下していると、歯茎が腫れるなど口内トラブルの原因になってしまいます。

適当に洗い流すだけでは歯ブラシの汚れは落ちません
歯磨きをした後に歯ブラシを水でサッと流すだけで終わっていませんか?
軽く流すだけでは、歯ブラシの汚れや雑菌を十分に落とすことはできません。

歯ブラシの正しい洗い方
①強めの流水を使って、様々な角度から洗い流すことがポイントです。
根元は汚れが取れにくいので揉み洗いをして
毛先から根元までしっかりと水に当てましょう!
水を溜めたコップに歯ブラシを入れてかき回し、その後水で洗い流しても良いです。

②しっかり乾燥させる
歯ブラシに水気が残っていると雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。
キッチンペーパー、ティッシュ、清潔なタオルなどで軽く拭いておくと
乾燥するまでの時間が短縮できます。
使っているコップや歯磨き粉のケースも一緒に拭けば、カビ対策にもなります。
拭いた後は、風通しの良い場所に保管するようにしましょう。

歯ブラシの洗い方以外に気をつけること
①歯ブラシの交換は1ヶ月に1回を目安にしましょう。
そのまま使用していると衛生面で問題があり、
毛先が広がってくると汚れを落とす効果も弱くなってしまいます。

②ご家族で何本も歯ブラシがある場合は歯ブラシスタンドなどを使い
歯ブラシ同士の毛先が触れ合わないように管理しましょう。
毛先が触れてしまうと歯ブラシを共有している状態と同じになってしまいます。

③キャップやケースに入れない。
水気を含んだ歯ブラシをキャップやケースに入れると乾きにくくなってしまいます。
持ち運び用に使用する時は、家に帰ったらすぐに取り出し乾燥させましょう。

毎日使う歯ブラシだからこそ、きれいに使いお口の中もきれいに保ちましょう。
当院でも歯ブラシなどお口のケア用品を販売しているので
気になるものがあればぜひお声がけください(*^^*)

名古屋市 千種区 たなか歯科クリニック丸山

かかりつけ歯科医院の大切さ

皆さま、こんにちは! 千種区 たなか歯科クリニック 歯科医師の満田誠です。

定期健診、通っていらっしゃいますか? 歯科衛生士さんに お口の中のクリーニングもしてもらえるし、気持ちいいですよね♪
口腔内の状況や患者様のご都合にもよりますが、当院では皆様に 年に3回ペース(4ヶ月おき)での定期健診をお勧めしています。

同じ歯科医院で定期的に健診を行うのは、とても大切なことです。
ずっと診てもらっている医院であれば、お口の中の事を熟知し、その経過も把握しているため、小さな変化にも気づいてもらえます。それにより、虫歯や歯周病の早期発見・治療が可能になります。
あるいは、要経過観察であるものの様子を見ている“CO(シーオー)”と呼ばれる初期虫歯疑いの箇所も、歯の再石化がおきていれば積極的に削る必要はありません。しかし、初めて お口の中を診た歯医者さんであったら、きっと虫歯だと決めつけて歯を削ってしまうでしょう。削ってしまった歯は元には戻りません。そのような場所を把握し、的確なメンテナンスやアドバイスを行うことで“歯を削らずに予防する”事が可能になります。
継続して診ている医院は、蓄積してきた歯周病検査やレントゲン写真のデータがあります。お口の中の状態の移り変わりや、その際に気になっていたことを詳細に書き記したカルテもあります。そして、長い付き合いの中で患者さんの症状や治療の経過、ライフスタイルなどを把握しています。だからこそ、その方に適切な処置対応、虫歯や歯周病予防ができるのです。

私たち たなか歯科クリニックは、皆様の “いきつけ医院” ではなく、 “かかりつけ医院” になりたいと思っています。

痛みがある時、詰め物が取れた時、歯茎から出血がある時など、トラブルがあった場合にだけに行くのが “いきつけ医院”。
それだけではなく、患者様のQOL(生活の質)を向上させ、口腔内を健康に保ち、予防医療を行うのが “かかりつけ医院” です。

かかりつけ医院が 皆さまに果たす役割は、治療だけではありません。皆さまと一緒に人生を歩み、寄り添い、豊かな健康寿命を育んでゆくパートナーです。
これからも皆様の “かかりつけ歯科医院” 、たなか歯科クリニックをよろしくお願いします♪

千種区 たなか歯科クリニック
歯科医師 満田 誠

感染症予防に口腔ケア

皆さま、こんにちは千種区覚王山たなか歯科クリニック歯科衛生士の高山です。
秋の深まりとともに、気温もだんだんと涼しくなってまいりましたね。皆さま、お元気にお過ごしでしょうか。
10月は季節の変わり目でありさらに空気も乾燥し、風邪やインフルエンザなどの感染症にも気を付ける時期です。特に今年は新型コロナウイルス、インフルエンザの感染拡大も心配される中、手洗いやマスクの着用、咳エチケットなどの予防策をしっかりと行っていきたいものです。
そこで今回のブログでは感染症予防に役立つ口腔ケアについてお伝えしたいと思います。

「口腔ケアが感染症予防に役立ちます」

口腔ケアを行うことで新型コロナウイルやインフルエンザなどの感染症にかかりにくくなる、重症化リスクを低下させると言われています。
歯周病菌が出す毒素がウイルスの細胞への侵入の手引きをし、さらにウイルスのパワーを増強する事がわかってきました。
つまりプラークが多い方歯周病の方はウイルス感染を起こしやすいと言われています。
この歯周病は自覚症状が出にくい病気で、自分が歯周病である事を知らない方が多くしいらっしゃいます。
症状が出る頃にはかなり進行しています。
ぜひ歯科医院で検査を受け、クリーニングでお口の中の細菌を除去してください。
そして歯科衛生士に正しい磨き方を教わってください。
自分はちゃんと磨いていると思っていても、実際は汚れが残っていることがよくあります。
誰にでも苦手な所や磨き癖があり、
そこを歯科衛生士さんに教えてもらい細菌の少ないお口の中にしましょう。
毎日のセルフケア、定期的な健診 クリーニングを受けて健康なお口を維持していきたいものです。

「口腔ケアで免疫力アップ」
ウイルス感染しない、重症化させないためには免疫力を高めておく事が大切です。
皆さまは何でもしっかり噛んで食事ができますか?
免疫力を高めるためにはしっかり噛め、何でも食べられるようにしましょう。
食べ物をしっかり噛めないと栄養バランスが偏り低栄養になり、ウイルス感染が起こりやすく重症化リスクも上がります。
お口の中の悪い所を放置せずに歯科治療を受けましょう。
お口の健康を維持する事で全身の健康状態にも大きく関わっています。

当院では健診クリーニングを受け付けております。
お口のトラブルや気になることがありましたら、いつでもご相談ください。
スタッフ一同、心よりお待ちしております。

みなさまにとって、素敵な10月となりますように。どうぞ健康にお過ごしください。
たなか歯科クリニック 歯科衛生士高山

象牙質知覚過敏症について

こんにちは、名古屋市千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士の関谷です。
秋が深まり、朝晩は肌寒さを感じることが多くなりましたね!

みなさんは冷たい飲み物を飲んだ時や、甘いものを食べた時に歯が痛いと感じたことはありますか?虫歯が出来たかな?と不安になる方も多いと思います。虫歯や神経の炎症が無く、一時的な痛みだけの場合知覚過敏による症状になります。
今回は象牙質知覚過敏症についてお話しします。

〇象牙質知覚過敏症とは
虫歯や神経の炎症がないにもかかわらず歯磨きや飲食などの刺激で歯に一過性の痛みを感じることです。それ以外にも歯磨きをした時や、甘いものを食べた時に痛みを感じます。痛みは歯に刺激が加わったときに現れ、時間が経てば一分以内に消失することが特徴です。
象牙質知覚過敏症で生じる痛みは、虫歯などの他の歯の病変でも認められることがあります。自覚症状だけでは診断することは難しいため、痛みの特徴や位置、痛み以外の症状の有無などをもとに口腔内の診察を行っていきます。

〇原因
歯の内側にある象牙質といわれる層が露出し、刺激を歯の神経に伝えやすくなることで起こります。歯の表面はエナメル質と呼ばれる層で覆われており、通常はエナメル質に加えられた刺激は歯の神経まで伝わることはありません。しかし、象牙質は無数の小さな管状の構造物があるために刺激を伝えやすくなっており、象牙質が露出した状態だと歯磨きや飲食の刺激によって痛みを感じるようになります。
象牙質が露出する原因には、加齢や歯周病による歯肉の退縮や、歯ぎしりや強すぎる歯磨きによっても歯肉が下がってしまいます。
また、炭酸飲料や酸っぱい飲食物の長時間摂取によるエナメル質の消失、ホワイトニングなどがあります。

〇治療法
一つ目は、知覚過敏用の歯磨き粉の使用です。硝酸カリウム、乳酸アルミニウムという成分が配合されています。二つの成分は知覚過敏の症状を抑えてくれますが、硝酸カリウムは即効性、乳酸アルミニウムは持続性という違いがあるため、知覚過敏用の歯磨き粉は長く使い続けることで効果を発揮するので、長期間使用してくださいね!
二つ目は、咬合性外傷や不適切な歯磨きなどで歯茎付近が擦り減ってしまい欠損がある場合、擦り減ってしまったところにコンポジットレジンを充填し象牙質を覆う方法です。
三つめはマウスピースの装着です。歯ぎしりによる知覚過敏の方は、就寝時に上の歯にマウスピースはめていただくことで無意識のうちにしてしまっている歯ぎしり・食いしばりから歯への負担を減らすことができます。マウスピースをはめることで、歯ぎしりによってこれ以上歯が削れてしまうのを防ぎます。歯ぎしり・食いしばりで悩まれている方は是非相談してみてくださいね!

千種区たなか歯科クリニック 歯科衛生士関谷

タバコがお口に及ぼすこと

こんにちは千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士の川元です!最近は朝晩寒くなってきましたね。季節の変わり目は体調も崩しやすいのでみなさんお身体に気をつけてくださいね!
さて、今回はタバコがお口に及ぼすことについてお話します。みなさんの中にも嗜好品としておタバコを嗜まれる方もいらっしゃるのではないでしょうか?そのタバコがお口、そして身体、また吸っている本人だけではなく周りの人にどんな影響があるのかをお伝えします。

まず、タバコにはニコチンやタールなどの化学物質が含まれていてこれが喫煙者や喫煙する意志のない周囲の人びとにも影響を及ぼします。喫煙は、肺がんを代表とする呼吸器疾患や消化器疾患などの全身疾患だけではなく、口腔癌や歯周病の発症にも関係が深いです。

喫煙者
①口腔粘膜(歯肉を含む)
歯肉メラニン色素沈着、口腔癌、白板症、カタル性口内炎、扁平紅色苔癬、白色水腫、慢性肥厚性カンジダ症
②歯周組織
歯周病、急性壊死性潰瘍性歯肉炎
③歯
タバコ色素沈着、歯石沈着、根面う蝕
④舌
正中菱形舌炎、黒毛舌、舌白色浮腫、味覚の減退
⑤口唇
角化症、口唇炎、口唇がん
⑥その他
口臭、唾液の性状の変化
受動喫煙
①歯周組織
歯肉メラニン色素沈着、歯周病
②乳歯
う蝕
妊婦喫煙
①胎児
口唇裂、口蓋裂
上記が喫煙者、そして受動喫煙者のお口や身体に及ぼす影響です。本人は吸っていなくてもこれだけの影響があります。

禁煙のメリット
禁煙すると歯周病の治療効果が上がったり、口臭の軽減、食べ物の味が美味しくなるなどがあります。またニコチンは浅い眠り、肌荒れの原因になります。なので、タバコを辞めることで睡眠の質も改善し皮膚の調子も良くなります。それと、お金と時間の節約にもなります。タバコは決して安いものではないと思います。それも、一日に数箱吸う方だともっとお金がかかります。もし禁煙に成功するとタバコ代がかからなくなり経済的にもメリットになります。またタバコを吸う時間が無くなれば時間に余裕ができ、お仕事の効率が上がります。

人によっては気分転換だったり嗜みとしてタバコを吸ってる方もいらっしゃるかも知れません。ただ、今回お伝えしたようにタバコによって引き起こされるお口の病気や身体への影響が沢山あります。また、周りへの影響も軽いものではありません。
タバコを吸っていると歯茎からの出血も出にくくなり歯周病の進行に気づきにくくなるというデメリットもあります。
自分の身体や周りの大切な人を守る為にも禁煙を始めてみませんか?

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