虫歯予防
みなさんこんにちは!千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士の川元です。2月になりましたがまだまだ寒い日が続きますね。体調の変化に気をつけてお過ごしください。
今回は虫歯予防についてお話します。虫歯予防には歯磨きは勿論ですがフッ素も効果的な事はご存知かと思います。それでは他に何があるのかお伝えしていきますね。
まず、虫歯予防法で大切なことは3つあります。
1つ目は虫歯菌を減らすことです。虫歯菌を減らすということはプラークを取り除くことです。つまり歯磨きです。プラークは虫歯菌が作るネバネバの物質(バイオフィルム)によって歯に付着します。この付着力はかなり強くうがいでは取り除けないため歯ブラシで擦りとる必要があります。歯磨きの主な目的は歯肉に近い部分のプラークを取り除くことです。その為歯と歯肉の境目に歯ブラシの毛先を当てて磨くことが大切になります。また磨くタイミングとしては「食事をしたらすぐ磨く」ということが基本です。しかし、何度も歯を磨くことは現実的に考えて難しいと思います。なので現実的に朝食後、昼食後、夕食後で十分だと思われます。特に就寝中は唾液の出る量も減り細菌が活動しやすくなり虫歯のリスクも高くなりやすいです。よって、寝る前はよく歯を磨いてお口の中の細菌を減らしておくことが大切です。
2つ目は細菌の活動を抑えることです。例えば食習慣ではよく噛むことです。よく噛むことによって唾液が多く分泌され口の中の汚れを洗い流すのに有効です。いつも柔らかい食べ物をあまり噛むことなく食べているとプラークが歯に付着したままで細菌が繁殖増殖することになります。よく噛んで食べること、そしてできれば噛みごたえのあるものを食べることは虫歯予防に効果的です。
また、おやつなど食べる時は砂糖ではなくキシリトール入のものがおすすめです。また歯の成分になるリン酸やカルシウムを含むガムも歯の再石灰化に有効です。
3つ目は歯を丈夫にする事です。歯を丈夫にする為に大切なのがフッ素です。普段お使いの歯磨剤や検診毎に塗布しているフッ素で歯をコーティングし丈夫にする事が大切になります。また、フッ素洗口液も使ってもらえるとより虫歯予防に効果的です。
さて、今回は虫歯予防についてお話させて頂きました。歯磨きや食習慣など日々の積み重ねで歯を守れるかどうかが決まります。虫歯予防していく為にも4ヶ月に1回の定期検診にも通っていただいて患者さん一人一人にあったブラッシング方法もお伝えしたいと思いますので磨き方でお困りのことがありましたらお気軽にお話下さい!
千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士川元
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