こどもの歯ぎしり
こんにちは!たなか歯科クリニック歯科衛生士の川元です。ゴールデンウィークはどのように過ごされましたか?また健診で楽しいお話をたくさん聞かせてください!
さて、今回は子供の歯ぎしりについてお話したいと思います。お子さんが寝ている時に「ぎりぎり」という歯ぎしり音を聞いて心配の方はいらっしゃいませんか?
本日は1こどもの歯ぎしりの原因2歯ぎしりが与える影響3歯ぎしりの対策と予防4歯科医院を受診した方がいいケースの4点についてお話します。
1こどもの歯ぎしりの原因
こどもの歯ぎしりは歯が生え始める生後6〜8ヶ月頃から12歳頃までによくみられます。原因として顎が発達する、永久歯が生えるスペースを確保する、かみ合わせのバランスをコントロールするなど基本的には成長の過程で行われるものなので心配ありません。しかし、大人と同じようにストレスや睡眠不足での歯ぎしりもあります。
2歯ぎしりが与える影響
基本的に永久歯が生え揃うまでの歯ぎしりは体に悪影響を及ぼすものではないため心配はありません。しかし、長時間の歯ぎしりやひどい歯ぎしりの場合は以下の悪影響が出る可能性があります。
①歯がすり減る・欠ける
②歯肉炎など歯肉への影響
③顎関節への負担
特に乳歯は永久歯と比べると柔らかくすり減りやすく欠けやすいです。多少のすり減りは問題ありませんが仕上げ磨きの時に大きなすり減りや欠けがないか確認しましょう。
3歯ぎしりの対策と予防
こどもの歯ぎしりは心配いらないことがほとんどですが、ひどくなると体に悪影響を及ぼす場合があります。そうなる前に以下の対策と予防方法を日常に取り込んでみてください。
①正しい姿勢
お子さんの姿勢が猫背になってたりしませんか?猫背は首前方の筋肉に負担がかかり歯ぎしりをしやすくなってしまいます。また頬杖をついていると左右の顎が歪む原因となります。
②よく噛む
食事で噛む回数が少ないと歯ぎしりしやすい傾向にあります。よく噛んで食べることは顎の成長を促すため咀嚼回数が少ないと歯並びに悪影響が出る場合があります。
③仰向けで寝る
寝る姿勢が悪いと眠りが浅くなり歯ぎしりの原因となります。
④ストレスを解消する
大人と同じようにストレスでも歯ぎしりをしてしまう場合があります。環境の変化などストレスを感じていそうな時はお子さんが安心できる環境を作ってあげましょう。
4歯科医院を受診した方がいいケース
これまでお話した通りほとんどの場合は心配いりませんが以下の様な症状がある場合は1度歯科医院を受信してみてください。
①永久歯が生え揃っても歯ぎしりしている
②歯が大きく欠ける・歯が痛む
③歯(永久歯)がぐらついている
④顎に違和感や痛みがでている
〇まとめ
お子さんが歯ぎしりしている音を聞いて心配している方もいらっしゃるかもしれません。ですが、基本的にこどもの歯ぎしりは成長の過程で行われるもののため心配はいりません。
しかし、永久歯が生え揃っても歯ぎしりをしている場合は顎に痛みがでたり歯のすり減り、欠け、ぐらつきなど悪影響を及ぼす場合があるためその時は1度歯科医院を受信してみてください。
また、心配な場合はお気軽にご相談ください。
千種区覚王山たなか歯科クリニック 歯科衛生士川元
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