歯茎からの出血

歯茎からの出血

こんにちは、名古屋市千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士の関谷です。

歯を磨いているときや、食事中に歯茎から血がでた経験はありませんか?
少し出血しただけと放っておく方も多いですが、実は歯茎の健康が悪化しているサインかもしれません。
今回は、歯茎から出血する主な原因と、対策についてお話します!

■歯茎から出血する主な原因
① 歯肉炎・歯周病
最も多い原因がプラーク(歯垢)による炎症です。プラークの中には細菌が沢山潜んでおり、それが歯と歯茎の境目にたまると、歯茎が腫れて出血しやすくなります。
初期段階の歯肉炎は痛みがほとんどないため、気づかず放置してしまいがちです。
しかし、そのまま進行すると歯周病になります。
歯周病になると、歯を支える骨が溶けて歯がぐらつく原因になります。

② 間違った歯磨き方法
汚れを落とそうと強い力でゴシゴシと磨いてしまうことはありませんか?
力を入れすぎると歯茎を傷つけ血がでたり、歯茎を下げてしまう原因になります。
また、歯ブラシの毛が硬すぎる場合も注意が必要です!

③ ホルモンバランスの変化
思春期・妊娠中・更年期など、ホルモンの変化によって歯茎が腫れやすくなることがあります。
  特に妊娠中は、妊娠性歯肉炎になりやすくなるため、丁寧なケアが必要です。

④ 栄養不足や生活習慣の乱れ
ビタミンC不足や睡眠不足、喫煙なども歯茎の健康に影響します。
血流が悪くなり、体の抵抗力が下がることで歯茎にも炎症が起こりやすくなります。

■対策
①正しいブラッシング
 歯ブラシの毛の硬さは、やわらかめ・ふつうを選び、優しい力で磨いてください。
 また、歯と歯茎の境目にブラシを45度の角度で当て、小刻みに動かして磨いてください。
 磨き残しが多い方には、電動歯ブラシや大き目の歯ブラシで磨くのがおすすめです!

②定期的な歯科検診とクリーニング
 歯石になってしまうと歯ブラシでは落とせないため、歯医者でクリーニングをしてもらいましょう!
 歯石が付いていると出血や炎症を悪化させてしまいますので、定期的にメインテナンスをしてくださいね。

③生活習慣を整える
 栄養バランスがとれた食事や、十分な睡眠も大切です。
 特にビタミンCやカルシウムは歯茎の健康維持にも大切です。喫煙は歯茎の血流を悪化させるため、できるだけ控えましょう。

歯茎からの出血は、少しのサインと思っていても、実は歯肉炎や歯周病になっているこ
とが多いです。早めに正しいケアを行えば、健康的な歯茎を維持することができます。
出血しないピンク色の引き締まった歯茎を保つためには、毎日の丁寧な歯ブラシと、定期的なプロのチェックが歯肉炎や歯周病の予防になります。

千種区たなか歯科クリニック 歯科衛生士関谷

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