医院ブログ

ケア用品 フッ素洗口

みなさんこんにちは! 
千種区 たなか歯科クリニック 受付・管理栄養士の水野友梨です。

皆さんは毎日のお口のケア用品を歯ブラシ以外に使っていますか?

歯ブラシだけだと、歯と歯の間の汚れはなかなか落とせません。

私は、tepeの歯間ブラシ、フロス、フッ素洗口液を使用しています。

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歯間ブラシは、4SサイズからSサイズまで当院で取り扱っています。
1本108円で販売しており、1本からご購入頂けます。

Tepeの歯間ブラシは持ち手が短めなので、頬側からだけではなく、舌側からも使いやすく、ワイヤーの部分がコーティングされているので、使っていても痛くないのでおススメです。


フッ素洗口液は、歯磨きをした後で、就寝前に行います。
薬剤を計量カップの指定の線まで入れ、液がお口全体にいきわたるようにブクブクうがいをします。
特にお子さんは、誤って飲み込んでしまわないように注意してくださいね。

薬剤で洗口した後は、水ですすがず、1~2回溜まった唾液を吐きだして下さい。

洗口液は、さっぱりとした青リンゴ味なので、気持ちが良いです。

フッ素洗口液は、継続することで効果が出てくるので、小さいころから習慣づけられるととても効果的ですね。

1本1080円で販売しており、3本同時に購入すると2700円で少しお得になります。

気になるかたは、是非スタッフに聞いて下さいね。


千種区 たなか歯科クリニック
受付・管理栄養士 水野友梨

練習風景

皆さまこんにちは!
千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士の佐々木彩花です!!

最近のたなか歯科の休日は賑やかなようですね。↓
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この写真はとある木曜日の診療室の様子です。お休みの日ですが、たくさんのスタッフが集まりそれぞれの課題に向き合っています。この人数でしたらこのまま診療できるかも??という感じですね。

新人、ベテランは関係なく集まっています。なぜこんなに集まっているのかというと、時間をかけて納得するまでチャレンジしてできるようになりたいことがあるからだと思います。
一人で黙々と練習するスタッフもいれば、先輩と何やら笑いながら真剣に練習するスタッフ、院長に質問しまくりのスタッフ、各自がそれぞれに好きなように時間を使って練習をしています。
私は練習するときによくこのマネキンを使っています!
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暗いところで見ると少しホラーですね・・・!!でも明るいところでは実はイケメンのマネキン君とのトレーニングです。このマネキン君は大好きな先輩からお借りしているマネキンですからとてもとても大切にしています。
ふと練習中はその先輩のことを思い出すことがあります。すると、朝早くて眠くて辛いはずの練習やできなくて落ち込むときもなんだか応援してもらっている気持ちになりもうちょっと頑張ろうと思えるものです。
私はこの日は院内で研修を受けました。
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研修では先生と一緒に一つ一つの基本を確認できました。
歯科衛生士は手先の仕事かと思いきや、体全体の使い方も大切のようです。

見せて、真似させて、覚えさせてできるようになるまでみてくださる先生ですから一年間お世話になった後もまだまだ教えていただいています。
この研修で学んでいることが身についたという基準まではあと一歩(?)なのでしょうか。
もうひと踏ん張り頑張っています。
どちらかというと不器用なタイプの私ですから時間はかかります。
ですがこうして今日ここまで成長できているのは周りにたくさんの先生がいるからですね。先生方から学んだことは積み重なっています。


「丁寧に心をこめて」
技術面ではもちろん患者さんの気持ちを無視しないで共に治療していけるように練習でも心を込めて取り組んでいけるようにと思います。
千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士 佐々木彩花

よくある質問

みなさんこんにちは。
千種区たなか歯科クリニック歯科医師の飯嶋晴弥です。

まだ6月ですが、急激に暑くなってきましたね。
院内も徐々に暑くなり、エアコンがついていることもありますが、もし寒いとか暑いとかありましたら遠慮なく教えてください。

今日は、よくある患者様からの質問について書いていきたいと思います。

まず一つ目は「治療した歯がなぜまた虫歯になるのか?」という質問です。
虫歯になり削った後、詰め物や被せものをします。しかし、これらの修復物は経年的に劣化変化してしまうため、修復物と歯の間には段差や隙間ができてしまいます。その隙間から虫歯の細菌が入り込み、中で虫歯になってしまいます。少しでも長持ちさせるためには定期的なメンテナンスやご自身でのケアが必要になってきます。


二つ目は「詰め物が大きく感じる」など削る量に関する質問です。
一番削る量が少ないのは、コンポジットレジンという歯科用の樹脂です。なぜ削る量が少ないかというと、歯と直接くっつかせることができるからです。金属やセラミックになってくると、セメントで固定する方法になります。割れにくくするためやしっかりとはまるような穴の形にしなくてはならず削る量が大きくなります。また二次的に虫歯になりやすい場所や傷みやすい場所あえて修復物で覆うこともあるため、少し大きめに削ることもあります。


また歯の構造上、表面のエナメル質は固く、虫歯は中の象牙質で広がりやすいです。そのため、見た目は黒い点でも中で広がっていることが多いため削る量が大きく感じます。

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三つ目は「治療した歯がしみる」などの質問です。
歯の構造は表層から、エナメル質→象牙質→歯髄となっています。歯髄というのが歯の神経や血管が通っている場所であり、痛みを感じる組織です。表層のエナメル質は歯髄とはつながっておらず虫歯もこの範囲でとどまっていれば痛みを感じにくいです。しかし象牙質の中は細い管が無数に走っており、その管は象牙細管と呼ばれ、歯髄とつながっています。金属やセラミックを入れるような虫歯は象牙質まで達しており、虫歯の深さが深いほど歯髄までの距離も近くなり、刺激も伝わりやすくなります。特に金属などの場合は、熱の伝導性が良いため、冷たいものなどでしみやすくなる傾向にあります。
他にも治療後のしみる症状や痛みの原因になることはありますが、それらに関しては次に機会に書いていきたいと思います。


千種区たなか歯科クリニック
歯科医師 飯嶋晴弥

予防歯科

こんにちは(^^)♪

たなか歯科クリニック歯科衛生士の堀毛南実です。

雨の日が続いています。あじさいが日増しに色を深めています。
ふんわりと丸く咲いている姿を見ていると、やさしい気持ちになります。
私はあじさいを見ることが大好きです。雨だと気分が沈みがちですが、あじさいを見ると穏やかな気持ちになれます。雨でも少しでも気分を盛り上げていたいですね。
たなか歯科クリニックには雨でも元気なお子さんがたくさん来院してくださいます。元気いっぱいなお子さんに会えると、すぐに気分が明るく変わって笑顔になれますね♪
そんなお子さんが治療でなく、予防で通ってもらい、歯医者さんが行きたくない場所でなく、行くのが楽しみになるような場所にすることが私の目標です。
子どもの歯を虫歯から守っていくためには、どんな方法で予防すればいいのでしょうか?

シーラントという予防歯科の技術をお話しようと思います。
まずシーラントとはどんなものかご存知ですか?
シーラントとは、奥歯の凸凹した溝を埋めて、汚れを溜まりにくくして、虫歯菌が繁殖しないようにするものです。埋め込む素材はプラスチックです。
シーラントは予防歯科のための施術でありながら、保険適用内で行える魅力的なものです。ただし、シーラントは半永久的なものなので一度だけ施せばよいというわけではないのです。ご飯を食べているうちにだんだん減っていってしまいます、なので減ったり外れたりした場合は、その都度塗り直す必要があります。知らない間に取れていることもあるので、定期的に検診でチェックしていく必要があります。
シーラントは乳歯にも永久歯もオススメです。
「乳歯は虫歯になっても、いずれ抜けて永久歯になるから大丈夫」と思っている方もいるかもしれませんが、実は乳歯の健康状態が永久歯に影響を与えることがあります。乳歯の時に虫歯が奥まで深く進行してしまうと、次に生えてくる永久歯にも虫歯菌がうつることがあります。
たとえ生え変わるとしても、乳歯はきちんと虫歯予防をする必要があります。ゆくゆく生えてくる永久歯を守るためにも、乳歯の時期からシーラント行うことをおすすめします。また、乳歯は虫歯になりやすいのでしっかり予防を行っていくことが重要です。

シーラントの施術の流れ

①   歯を綺麗にお掃除

②   シーラントが歯にしっかり接着するように薬剤を塗布

③   シーラントを塗布

④   シーラントを光で固める

固まっているかチェックして完成です♪

シーラントについてわからないことや質問がありましたら、ぜひ歯科衛生士にお声をかけてくださいね(^^)
一緒にお子さんの歯を虫歯から守って行きましょう☆彡

 
たなか歯科のキッズクラブのお子さんの写真です(^^)

千種区たなか歯科クリニック
歯科衛生士 堀毛 南実

歯周病について

みなさんこんにちは!千種区たなか歯科クリニック 歯科衛生士の肆矢紗希です。

今回も前回に続き、歯周病についてお話ししていきますね!
歯周病というのは感染症で、歯の周りの組織への微生物(細菌)感染に対する生体防御反応の結果として引き起こされた炎症によって、歯ぐきの上皮や歯ぐきの結合組織、歯の靭帯の破壊、歯を支える骨(歯槽骨)の吸収が生じる病気です。
感染する微生物は、歯垢(プラーク)由来です。
そして、歯周病が発症した後もプラーク中の微生物による歯の周りの組織への侵襲が継続すると、炎症の範囲も拡大し、歯周病は進行していきます。
このプラークが歯の表面に付着すると、歯ブラシなどによる機械的な力でないと取り除くことは困難であるということは以前にもお話ししましたね!
歯周病の病気の具合は、その進行段階から「歯肉炎」と「歯周炎」に分けられるとお伝えしましたが、その進行スピードは、局所に付着している”プラークの量”やその侵襲を受けている”時間”、組織の”免疫応答の程度”で変化するため、場所によって病気の具合が異なるのです。
すなわち、歯周病の進行は、各部位ごとに細菌の集合体と宿主の反応のバランスとの相互作用で決定されるのです。
歯周病にかかりやすい因子を説明するものに、歯周病の危険因子(リスクファクター)の概念があります。
歯周病発症の危険性が最大になる条件は、
①    病原(微生物)因子:プラーク中の細菌のこと。プラークは歯ぐきに炎症を起こさせる直接的な因子で、歯周病の主           因または主要因子です。
②    環境因子:これには様々な生活習慣や嗜好、お口の中の環境などとともに口腔衛生への関心度なども含まれま        す。特に、喫煙は歯周病の環境因子の中で最大の危険因子で、歯周病の重篤化や治療後の傷の治りが       遅くなります。また、薬物のフェニトイン(抗てんかん薬)、ニフェジピン(カルシウム拮抗剤、降圧         薬)、シクロスポリン(免疫抑制剤)などは副作用として歯ぐきの増殖を発現させることがあります。
③    宿主因子:全身的な因子は、年齢や免疫応答、遺伝、全身疾患などで、様々な外敵に対する免疫応答などの防御       能力が含まれます。糖尿病や骨粗鬆症の患者さんでは、歯周疾患が増悪しやすいのです。
その他、この宿主因子の中に、歯周病の発症・進行に関係するお口の中の局所的因子として口呼吸や不適合な修復物、歯列不正、歯周組織に損傷を引き起こす噛み合わせなどがあります。
この3つが組み合わさると、歯周病発症の危険性が最大になるのです。歯周病の発症には多くの因子が関与していることがわかりますね!
私自身もまだまだ歯周病についてもっと詳しく勉強している最中です!
みなさんに歯周病について知っておいてほしいこと、まだまだありますので、次回の時にまたお伝えしますね!
千種区たなか歯科クリニック 歯科衛生士 肆矢紗希

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