顎関節症
みなさん、こんにちは。
千種区たなか歯科クリニック 歯科衛生士の久野です。
今回は顎関節症についてお話ししたいと思います。
顎関節症を患った方は、ここ十数年で15倍にも増加したと言われています。
子どもから高齢者まで幅広くみられる病気で、
年齢でいうと10代半ばから増え始め、20〜30代がピーク、
女性は男性に比べて2〜3倍。
なぜ女性の方が多いかはよくわかっていないのですが
女性の方が筋肉の緊張やストレスに対して感受性が高く
痛みに敏感で健康に対する関心が高いこと、
男性よりも骨格が靱帯が弱いなどの説があります。
また、近年患者数が増加しているのは、最近の若年層の食習慣や生活週間も
関連があると考えられています。
顎関節症の症状には、
・あごが痛い
・口を大きく開けられない
・あごを動かすと音がする
・噛み合わせに違和感がある
・口を完全に閉じることができない
などがあります。
また、原因には
・ブラキシズムと言われる、食いしばり、歯ぎしり、歯をカチカチならす
・ストレス
・偏咀嚼
・あごや筋肉に負担をかける癖や習慣
・悪い噛み合わせ
などがあります。
治療については、生活習慣的な部分が大きいため、自宅療養が中心です。
例えば、
・歯が触れ合わないようにする
・症状があるときは固いものは控える
・口を大きく開けない
・マッサージをする
・良い姿勢を保つ
・うつ伏せ寝をしない
・あごの運動をする
などがあります。
普段の生活で思い当たる節のある方は、一度ご相談ください。
千種区たなか歯科クリニック
歯科衛生士 久野
ダイレクトCRの近況
こんにちは。
千種区 たなか歯科クリニック 歯科医師 三井誠です。
今回はダイレクトCRの近況報告をさせていただきます。
ダイレクトCRを始めて一年以上がたちました。
その数数百本にのぼります。
今のところ不具合を訴えられた方はほとんどいません。
中には痛みにつながる方もいましたが、その方たちは虫歯が大きく駄目元で神経を残した方達です。
迷いなくフィニッシュできた方は痛みはありませんでした。
後、数名に歯ぎしりによって一部が壊れてしまった方が数名いました。
それらをトータルしても98%の成功率といえるかなと思います。(感覚としてですが)
やはり侵襲少なく、即日で修復できることはとても大きなアドバンテージといえるでしょう。
その日はお口を長い時間開けていなければならないので大変ですが、
歯の健康を考えると治療のファーストチョイスとなるのではないでしょうか。
術前
術後
初診の流れ
こんにちは!千種区たなか歯科クリニック 歯科衛生士の 堀部汐里です。
今回は当院の初診の流れについてお話しします。
1、カウンセリング
問診表に記入していただいたことを元に、カウンセリングを行っていきます。
気になることや不安なことなどを是非スタッフにお話しください。
2、レントゲン撮影
お口全体のレントゲン撮影をして歯の内部に虫歯がないかのチェックや、骨の状態、内部に膿が溜まっていないかを確認していきます。
3、口腔内写真
今のお口の状態を写真を撮って記録します。今後の治療方針を決める材料になる他、治療前と治療後のお口の中を比較するために必要な材料となります。
4、歯周検査
歯茎の炎症がないか、歯周病にかかっていないかなど、歯茎を検査することでいろんなことがわかってきます。
5、位相差顕微鏡
お口の中のプラークを採取してどれだけの菌がいるのかを検査します。
6、チェック
レントゲン写真をもとに、お口の中のチェックを行います。虫歯や、歯周病の有無などを見ていきます。
これで初診の流れはおしまいです。治療やお掃除は基本的には次回以降のご案内となります。
お口の中のお悩みや、困ったことがあればお気軽にご相談ください!
千種区たなか歯科クリニック 歯科衛生士 堀部汐里
セルフチェック

白い被せ物について
こんにちは!たなか歯科クリニック歯科助手・TCの西田です。最近雨や曇りの日が多いですね。台風も接近しているそうなのでご来院の際はお気をつけてご来院下さいね。
今日は詰め物のお話しをします。虫歯が大きいと被せ物(補綴物)で虫歯の部分を削り、覆っていく必要があります。保険内の物であれば銀歯、自由診療であればゴールドやセラミックなど選択肢の幅が増えてくるのですが、今日は白い補綴物に焦点をあててお話ししていきます。白い詰め物といっても種類がたくさんあり、例えば非常に硬い素材のジルコニアというものや、陶器と同じ素材のセラミック、また型取りの必要がないダイレクトCRというものが挙げられます。
それぞれメリット、デメリットがあるのですが、例えばセラミックは審美的に非常に優れており、見た目が綺麗です。透明感も高く、ご自身の歯の色味に近い色でつくることが可能です。ただデメリットもあり、歯を削る量が多くなるという点が挙げられます。
この写真は銀歯とセラミックなのですが、銀歯に比べてセラミックの方が少し分厚く作られています。セラミックの素材は陶器なのでご自宅にあるお茶碗と同じ素材で出来ています。お茶碗は落としてしまうと割れてしまうように、セラミックも力のかかりかたによっては割れてしまう可能性もゼロではないです。割れないように作っていくとなるとやはり分厚く作っていく必要が出てきます。分厚くつくるということはその分ご自身の歯を削る量も多くなってしまうということに繋がります。
このように詰め物も一つ一つデメリット、メリットがあり、また患者様が何を重視されたいかという価値観の問題にも繋がります。情報提供としてそれぞれの特徴をお伝えし、より良い選択をしていただけるようご相談するのがTCの役割ですので、詰め物に関して何か疑問点やご相談がございましたら、お気軽にお申し付けくださいね。
千種区 たなか歯科クリニック
歯科助手・TC 西田結香