ハロウィンイベント
皆様こんにちは!
たなか歯科クリニック歯科医師の三輪万里子です。
最近は台風も過ぎ去りとっても涼しくなりましたね♪体調には十分気をつけてください。
さて10月のイベントといえばハロウィンですね!
たなか歯科クリニックでは10月の間ハロウィンの合言葉を言っていただいたかたに魔法のお菓子をプレゼントしています。
スタッフ1人につき1つプレゼントしているので沢山のスタッフに声をかけてくださいね????
お菓子といえば砂糖を使っていて虫歯に原因にもなりやすい食べ物ですが、魔法のお菓子は砂糖を使ってないので虫歯にならないんです!ですが食べた後はしっかり歯磨きをしてくださいね。
話はかわりますが今日はお子様の虫歯の出来やすい場所と年齢についてお話ししようと思います。
実は子供の歯の虫歯には、年齢別に好発部位が存在します。
この好発部位は歯が生えてくる時期とその順序に影響をうけます。
一般的に噛み合わせの部分は歯の面が口の中に露出するとすぐに脱灰がはじまりますが、隣接面(歯と歯の間)の虫歯は隣の歯がないとできませんよね。
もっとも虫歯になりやすいと言われていいる子供の歯は上顎乳中切歯(A)と下顎第一乳臼歯(D)と言われており、この次が下顎第二乳臼歯(E)と言われています。
逆に下顎乳前歯(AB)ではほとんど虫歯はみられないです。
年齢別にみていくと上顎では2〜6歳までは乳中切歯がもっとも虫歯になりやすく、6歳を超えると臼歯部で虫歯になりやすくなります。
上顎第二乳臼歯(E)は7歳でもっとも虫歯になりやすくなるといわれています。
10〜14歳の小児における永久歯の虫歯のほとんどが大臼歯で、もっとも虫歯が多いのが第一大臼歯です。
これは上顎で25%、下顎で41%の罹患率といわれています。
この歯は一生使っていく大切な歯になるのでできるだけ虫歯にはしたくない歯ですね!
年齢とともに虫歯になりやすい部位はありますが日頃の歯ブラシをがんばれば虫歯0にもできるので、歯ブラシは毎日しっかりするようにしましょう♪
しっかり磨けているかのチェックなども定期健診でチェックしてもらいましょう!
たなか歯科クリニック
歯科医師 三輪万里子
歯周病ってなに?

キシリトールって虫歯にならないの??
こんにちは、千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士佐々木彩花です。
たなか歯科クリニックではハロウィンイベント開催中です。
院内はかぼちゃがいっぱい飾りつけてあります☆
イベント期間中はある”合言葉”をスタッフに伝えるとキシリトールのお菓子がもらえる楽しいイベントです。
さて、キシリトールって何だと思いますか?皆さまご存知でしょうか?キシリトールって聞いたことあるし、食べたこともあるあのスースーするガムのこと?!
そんなイメージを持っている方が多いかもしれません。
実はキシリトールはスースーしません!実は甘い成分なんです。
キシリトールとはむし歯の原因となる酸を作らない糖アルコールの一種で、白樺や樫などの樹木や植物から作られる成分です。
砂糖と同じくらいの甘味がありますが、キシリトールのカロリーは約3キロカロリー/gと、約4キロカロリー/gの砂糖と比べて少なめです。また、スッとした爽やかな冷涼感が特徴です。
なんと嬉しいことでしょう(^^)♪
そんなキシリトールが日本で認可されたのは1997年のことだそうです。私自身物心ついたときにはすでに日本の世の中にはキシリトールが広まっていたようです。
虫歯の少ない国といわれる北欧の国からどうやら広まってきているのでキシリトールはやはり虫歯の予防に効果はありそうですね!
実際に口の中からむし歯の原因のひとつミュータンス菌を減らす効果があると報告されています。
「砂糖みたいに甘〜い」でも、虫歯にならないなんてまるで魔法のようですね!歴史はまだまだ浅いかもしれませんが今後もっとキシリトールを生かしていければ虫歯の予防の効果も、もっと高められそうですね!
〜キシリトールの歴史〜
1943年
安定したキシリトールの結晶化に成功
1970年
フィンランドのトゥルク市でキシリトールの歯の健康に関する研究開始
1975年
キシリトール入りチューインガムがフィンランド、アメリカで発売
1983年
WHO(世界保健機関)とFAO(国際食料農業機関)が安全性を確認
1988年
フィンランド歯科医師会がキシリトールを推奨
1997年
厚生省(現・厚生労働省)が食品添加物として認可、“日本におけるキシリトール元年!”
日本フィンランドむし歯予防研究会発足
千種区たなか歯科クリニック 佐々木彩花
何のために歯を残すのか?
こんにちは(^^)
千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士の堀毛南実です。
ようやく暑さも和らぎ過ごしやすい秋になってきましたね。秋といえば食べ物も美味しく、行楽にももってこいのシーズンですよね。よく「〇〇の秋」という言葉がありますが、みなさんにとって今年はどんな秋とう言葉がぴったりですか?「食欲の秋」、「読書の秋」、「スポーツの秋」、「芸術の秋」など色々浮かびますね(^^)♪
今回は「私たちは何のために歯を残すのか?」考えてみました。
8020運動(80歳になっても20本以上の歯を保つことを目標に掲げ、1988年から始まった運動)
運動が始めた直後は7%だった達成率が、2016年の調査では、達成率が51.2%と半数を超えました。しかし、患者さんの口腔内をチェックしてみると、出血があり、歯がグラグラしていたり….
残存歯数が増えているといっても、手放しでは喜べません。実は、歯周病にかかる人も年々増えているのです。歯が20本以上残っていても、多くの方は歯肉炎・歯周炎を発症しているのです!
抜歯しなければいけないほどの重度の歯周病がある場合、それがたとえ1本でも、他の歯が健康である可能性は低いです。周囲の歯肉から出血があったり、痛みがあったり。歯がグラグラしながら残っている….というのが現実ではないでしょうか。
「自分の歯を残す」のは、もちろんとても良いことです。けれどみなさんが望んでいるのは、「ただ歯がたくさん残っていること」ではありません。自分の歯で好きなものや栄養のあるものを咀嚼できる。栄養が十分行き渡り、元気に自分らしく過ごすことができる。そうした“イキイキとした人生”がいいですよね。これを叶えるためにはただ歯を残すのではなく“健康な状態で残すこと”がとても重要になってきます。歯が口腔内や全身の健康に影響を与えるため、自分らしく生きるために必要なのは健康な歯なのです。
私は歯科衛生士として患者さん一人ひとりが元気に自分らしく過ごせるように、どんなケアをすればいいのか一緒に考えていきたいと思います。
細菌がたまりやすく、虫歯や歯周病が発症しやすいリスク部位をしっかりケアできれば口腔内の健康度がアップします。どこがリスク部位なのかはその方の歯並びや補綴物によっても異なるところがあります。一緒にリスク部位を徹底的にケアできるようにサポートしていきます!
みなさんが「〇〇の秋」を存分に楽しめるようにお口の中の健康を守っていきたいな思います(^^)
千種区たなか歯科クリニック
歯科衛生士 堀毛 南実
ライフステージに合わせた食生活
こんにちわ!今年度の4月に歯科助手・管理栄養士として入社しました三田村です。
「なぜ歯医者で管理栄養士?」と思う方も沢山いると思いますが、食事をするためのスタート地点はお口であり、体全体の健康と密接に関わっています。
私は患者様の日々の食事を改善することで、お口だけではなく様々な病気の予防をお手伝いさせて頂きたいと思い歯科業界を選びました。食事や栄養のことについて相談したいことがあればいつでもお声かけ下さい。歯科についてはまだまだ勉強中ですが、皆様と「歯科×食」の関係についてお話しできる機会を作れるように頑張りますのでよろしくお願い致します!
初めに、ライフステージにあわせた食生活について順番にお話していこうと思います。ライフステージとは人間の一生における新生児期・乳児期・幼児期・学童期・思春期・壮年期・更年期・老年期などのそれぞれの段階のことを言います。
今日は、小さな可愛い赤ちゃん新生児期・乳児期についてです。新生児期(生後4週まで)および乳児期(1歳未満)は一生のうちでも最も成長の著しい時期で、なんと生後1年で身長約1.5倍、体重約3倍にもなります。
乳児期の食事のポイントとして生後0〜5ヶ月の乳児の哺乳量は780ml /日とし乳汁(母乳あるいは人工乳)で育ち、6〜8・9〜11ヶ月については、それぞれ600ml /日、450ml /日を哺乳量とし、十分な栄養補給のため離乳食を開始する必要があります。乳児には、生命活動に必要な栄養のほか、身体の発育・発達のための栄養が必要ですが消化器系の構造・機能が未発達なため消化吸収機能は未熟であり、糖質・たんぱく質の過剰摂取は消化吸収不全を起こしてしまうため食品の選択、調理法などに最善の注意を払う必要があります。
大切に育てていきたい赤ちゃんの食事には日々気を使いますよね…
そこで離乳食の開始、進行および出生後の不安に向けた支援をふまえ厚生労働省が策定したもので、主に授乳、離乳のそれぞれの現状と支援のポイントについてまとめられている「授乳・離乳の支援ガイド」があるので是非参考にしてみてください。2019年3月に12年ぶりに改定されました!
またよく間違えられやすい言葉として離乳の完了があります。離乳の完了とは離乳食をとらなくなった事ではなく、形のある食物を噛み潰すことができるようになり、エネルギーや栄養素の大部分が母乳または育児用ミルク以外の食物から摂れるようになった状態の事をいい一般的に生後12〜18ヶ月までに離乳は完了します。
当院もハロウィン仕様になり、さっそく「トリック・オア・トリート‼︎」という声がちらほら‼︎お子さんも大人の方も是非スタッフにお声掛けください。魔法のお菓子を準備してお待ちしております♪
たなか歯科クリニック 三田村瑠衣