顎関節症をまねく要因・・・TCHについて
みなさんこんにちは!千種区たなか歯科クリニック歯科助手・TCの伊藤です。今日は顎関節症を招く要因のひとつであるTCHについてお伝えしていきます。
まず、TCHとはTooth Contacting Habitの略で”上下の歯を接触させるクセ”のことを言います。
実は自然な状態というのは安静にしている時に上下の歯の間は前歯で1〜2㎜、奥歯でも0.5〜1㎜程度のわずかな隙間がある状態なのです。これが関節や筋肉にとってもっとも楽な状態だと言われています。
口を閉じている時には歯と歯が噛み合うのは当たり前だと思っていませんか?実はその当たり前に思っていることが症状をまねく要因になっている可能性があります。
本来、歯と歯が1日の間で接触している時間は何分くらいでしょう?
実は1日15〜20分程度がふつうだと言われています。20分以上接触していると歯に負担がかかってしまいますので注意が必要ですね!TCHを直すにはまずご自身がTCHがあると自覚し気づくことがとても大切です。TCHは貧乏ゆすりと同じ部類だそうですよ!考え事や集中しているときなどふと歯と歯を噛み合わせていませんか?もし噛み合わせていると気づいたら上下の歯と歯を離すということを意識することから始めてください。それだけで症状が改善する方も少なくありません。
そして、TCHの方にはお口の中で様々な特徴が出てきます。ご自身では自覚がない方も一度歯科医院にかかって診てもらうことをおすすめしますよ!ちなみに顎関節症についてとても分かりやすく書いている本がありますのでぜひ気になる方は読んでみてくださいね!
千種区たなか歯科クリニック
歯科助手・TC 伊藤
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