フッ化物洗口剤って?

フッ化物洗口剤って?

こんにちは!

歯科衛生士の増田麻里です!
皆さんは昔に比べて虫歯が減ってきている理由をご存知ですか?

それは、国民の「歯の予防」に対する意識が高まってきていることも、もちろんですが、

『フッ化物』が世の中に浸透してきていることが理由の一つなんです。

最近よくCMなどで耳にしませんか?

「フッ素ケア」「フッ化物配合歯磨き粉」など「フッ化物」という言葉が盛んに言われています。

では「フッ化物」とは何なのでしょうか?
フッ素.jpg

無機のフッ素化合物 Fluoride のこと(フッ素ともよく言われますがフッ素は元素名のことです。私たちが歯に塗布しているのはフッ化物です!) フッ化物は私たちの体やお茶や海藻などにも含まれています。

では、なぜ「フッ化物」が虫歯予防にいいと言われているのでしょうか?
 
 フッ化物は歯磨き粉にも入っているけどそれだけじゃダメなの?

そのように思われる方もいらっしゃるかもしれません!
しかし、フッ化物配合歯磨剤だけだと虫歯の抑制効果は約26%!

しかし、フッ化物洗口剤を一緒に使用すると虫歯の抑制効果は50%まで上がります!!

フッ化物洗口剤は効果が出るまで2~3年はかかりますが、「毎日1回寝る前のうがい」だけで虫歯がさらに予防できるなら使ってみる価値はあると思いませんか?
ではどんな方に「フッ化物洗口剤」をおすすめなのでしょうか。
・生えたての歯を持つお子さん

生えたての歯はまだ柔らかく虫歯の原因となる「酸」の影響をとても受けやすいです!

・歳を重ねて歯肉が下がってきているなと感じている方

中高年になると加齢や歯周病によって歯茎が後退し、露出した歯根部分(歯の下の部分)に細菌が付着しやすくなります。歯根はエナメル質より柔らかい象牙質でできているため、虫歯が発生しやすく、進行も早いという傾向がみられます。また、奥歯の歯根は見えにくいため、虫歯に気づかず、発見の遅れにつながっています。

・今までかぶせものの治療を行ってきている方

過去の歯科治療で詰め物やかぶせ物をしている歯が多く、そこに虫歯が発生しやすいことです。とくに詰め物の内部(歯のなか)に虫歯ができると、気がつかないうちに患部が奥深くにまで達してしまいます。神経を抜いた歯の場合は、痛みを感じにくいので、発見がさらに遅れがちです。
あてはまると思われた方、フッ化物洗口剤が気になるという方
是非当院のスタッフにお尋ね下さい(^^)/
たなか歯科クリニック 歯科衛生士
増田 麻里

名古屋市 千種区 覚王山で歯医者・歯科医院をお探しの方はたなか歯科クリニックにご相談ください。

インプラント・親知らず治療・虫歯治療・歯周病治療・矯正歯科・小児矯正歯科・審美歯科・予防歯科などの治療に対応しております。

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