口内炎について

口内炎について

みなさんこんにちは!たなか歯科クリニック歯科衛生士の川元です。暑い日が続いていますが体調に気をつけて素敵な夏を過ごしてくださいね!

さて、今回は口内炎についてお話したいと思います。口内炎とは何か、原因、治療方法を順に説明します。

1.口内炎とは
口内炎とは口腔内や唇、舌の粘膜に炎症が生じ、水疱やびらん(ただれ)、潰瘍、白苔などの粘膜病変を生じるもののことです。
ストレスや疲れがたまって抵抗力が低下したときに起こりやすいです。多くは数日から10日程で自然に治ります。
2.口内炎の原因
口内炎には大きく4つの種類があります。
①アフタ性口内炎
円形または楕円形の白っぽい潰瘍で、もっとも一般的な口内炎です。
免疫力の低下、栄養障害、ストレス、疲労、睡眠不足などが主な原因です。

②外傷性口内炎
外的刺激により粘膜が傷つくと、細菌が繁殖して炎症が起こりびらん、潰瘍ができます。
口腔粘膜の損傷、虫歯、入れ歯の不具合などが原因です。
③ヘルペス性口内炎
高熱が数日続いた後、舌や唇の裏の粘膜に多数の小さな水疱が出来るものです。
単純ヘルペスウイルス、水痘帯状ヘルペスウイルス、A郡コクサッキーウイルスなどが原因です。
④カンジダ性口内炎
白くてやわらかい苔状の斑点ができ赤くただれます。口内全体のあらゆる部位にできます。
真菌が原因です。

3.治療方法
①身体を休ませる
口内炎は心身に疲労が溜まっているサインとも言われています。多くの口内炎は肉体的や精神的疲労から身体が弱っている時に発症するからです。
口内炎になったらまずはしっかり休養をとり、身体の抵抗力を高めて免疫力を回復させることが大切です。日頃、充分な睡眠が確保できない場合は質の良い睡眠をとることを意識してみてください。
②歯磨きうがいを心がける
口腔内のケアは口内炎の予防に欠かせないものですが、なってしまった後も細菌の増殖を防いで悪化させない、また治りを早めるために口の中を清潔に保つことが大切です。
粘膜を傷つけないためにやわらかめの歯ブラシを使ってみたり、刺激の少ない歯磨き粉を使うのもポイントです。
③胃に負担をかけない食事をとる
口内炎になった原因として胃腸が弱っていることも考えられます。口内炎ができている間は消化の良い食事を意識しましょう。胃に負担をかけないためによく噛んで食べることも大切です。
口内炎にはビタミンを摂取することも効果的です。特にビタミンB群が口内炎緩和におすすめです。

まとめ
口内炎は基本自然に治癒していきますが口内炎に似た症状で舌がんや白板症と言った病気があります。これらは自然には治らないため口腔外科の受診が必要になります。2週間以上症状が続いたり患部が徐々に大きくなるようなら受診してください。

千種区覚王山たなか歯科クリニック歯科衛生士川元

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