麻酔って種類があるの!?

麻酔って種類があるの!?

皆さんこんにちは!名古屋市千種区にあります、たなか歯科クリニックの木方です!
先日、2回目のワクチン接種が無事終わりました!ワクチンの注射思ってたより全然痛くなく終われました!
歯科治療で行う注射といえば麻酔ですね!今日はその麻酔について書かせていただきます!麻酔は、虫歯の治療、抜歯、インプラント等麻酔は色々な場面で使います。麻酔は薬剤や打ち方など種類があります。
麻酔薬の種類としては、主にアドレナリンやフェリプレシンといった血管収縮薬が配合されているものがあります。これにより、麻酔が長くとどまり、作用時間や効果を上げてくれます。普段もっとも使う麻酔薬にはアドレナリンが添加されています。アドレナリンは心臓にも作用するため、麻酔をうった後、多少心臓がドキドキします。歯科用麻酔薬に添加されているアドレナリン量は多くはないので管理されている循環器疾患であれば2本程度はつかえます。
アドレナリンが使えない人にはフェリプレシンが添加されたものを使用します。フェリプレシンはアドレナリンと違い心臓には作用しません。血管収縮作用はアドレナリンより弱い為、麻酔が効きにくかったり、使用量が多くなったりします。
普段の歯科治療では、麻酔を2回に分けて行うことが多いです。1回目に表面麻酔、次に浸潤麻酔を行います。しかし、下顎の奥歯は麻酔が効きにくく、浸潤麻酔だけでは、麻酔の効果を十分に得られないことがあります。そんな時に行うのが伝達麻酔です。通常麻酔は骨の中にある神経に作用させますが、下顎の奥歯は骨が厚いため薬液が骨の中まで浸透しません。ですので、神経が骨の中に入るための入り口付近にうつことで、十分な麻酔効果を得られます。

表面麻酔:口腔内の粘膜は痛みを感じやすいので、そのまま麻酔をすると痛いときがあります。その為、麻酔を注射する前に粘膜をしびれさせて、痛みを和らげます。種類は色々あり当院では液体の物を使用していますが、ゼリー状の物やテープタイプのもあります。表面のみにしか作用しない為、歯までは麻酔が効きません。

浸潤麻酔:歯科で最も使う麻酔です。治療を行う部位にのみ麻酔が効きます。場合により歯茎だけでなく歯根膜や骨膜にもうつことがあります。麻酔は2~3時間程度効いています。

伝達麻酔:主に下顎の奥歯の治療の時に行う麻酔法です。奥歯のさらに奥にうち、顎全体をしびれさせます。親不知の抜歯や奥歯の治療の時に使います。下顎の場合、上顎に比べて骨がしっかりしているため麻酔が効きにくい為、伝達麻酔を使うことが多いです。5~6時間程度麻酔が効きます。

最後に麻酔後の注意事項ですが、お食事は麻酔が切れてから食べるようにしてください。頬をかむ危険性があります。特にお子さんの場合は、感覚がないので、噛んだり、触ったりして、傷つける危険性があります。
歯科治療でかかるストレスや負担を減らせるよう努力しますので心配なことがあればお気軽にご相談ください。

名古屋市千種区 たなか歯科クリニック 歯科医師 木方 奨

名古屋市 千種区 覚王山で歯医者・歯科医院をお探しの方はたなか歯科クリニックにご相談ください。

インプラント・親知らず治療・虫歯治療・歯周病治療・矯正歯科・小児矯正歯科・審美歯科・予防歯科などの治療に対応しております。

所在地 〒464-0841 名古屋市千種区覚王山通9-18 覚王山センタービル2階
電話番号 052-757-5600
診療時間 9:00~13:00 / 14:30~18:00
休診日 木・日・祝
アクセス 名古屋市営地下鉄 東山線 「覚王山駅」より徒歩1分

新着記事一覧

Pick up contents

ページトップへ