いろいろな麻酔

いろいろな麻酔

皆様こんにちは。たなか歯科クリニック歯科医師の三輪万里子です。
先週に引き続き、本日も私がブログを書かせてもらいますね♪

さて今日は歯医者さんで治療をされた方ならほとんどのかたが経験されたことがある麻酔についてのお話をしようと思います。
当院では3つの種類の麻酔の方法を行っています。
表面麻酔、局所麻酔、伝達麻酔です。
では1つづつ説明していきますね。
(表面麻酔)
表面麻酔は歯ぐきの粘膜に塗り、麻酔の針を刺す時のチクっとした痛みを和らげるためのものになります。
またお口の型取りを行う時の嘔吐反射を防ぐために、口蓋やのどにつける場合もあります。
これははじめのうちはピリピリした痛みがすこしありますが1分くらいしたらおさまってきます。
(局所麻酔)
治療をするところにだけ効かせる麻酔になります。
基本的には歯ぐきに打ちますが症例によっては、歯の周りを覆っている膜(歯根膜)や骨(歯槽骨)に打つ場合もあります。
歯医者さんで一番よく使われている麻酔ですね。
(伝達麻酔)
この麻酔は顎の奥に注射をし、広範囲にしっかり効かせるための麻酔です。
顎の骨のなかを通っている太い神経に麻酔を効かせるようにします。
この太い神経は口のなかを広範囲に司っているので、歯だけでなく唇や舌までしびれてきます。
また麻酔の効いている時間も5〜6時間くらいと長めにしびれが続きます。
これは下の奥歯の治療に使われることが多いですね。

そしてどの種類の麻酔でも共通の注意事項があります。
それは麻酔を打ったあと唇や舌がしびれながらの帰宅になるので、その時に謝って口腔内を噛んでしまうことです。
麻酔が効いている間はお口の中の感覚がないため噛んでしまっても気づかないのですが、消えてから痛みがでたり口の中が血だらけになっていることに気づくということがあるので注意が必要です。
またお子様の場合は、お口の中が麻痺していてゴムのような感覚になっているのでおもしろがって、触ったり、わざと噛んだり吸ったりする子がいます。
麻酔が切れたあとに腫れて痛んだりするので、保護者のかたが麻酔が切れるまでしっかり見てていただく必要があります。

当院ではなるべく痛みの少ない麻酔の打ち方を行っていますが、もし不安なことなどがあったらなんでも聞いてきださいね♪

たなか歯科クリニック 歯科医師 三輪万里子

名古屋市 千種区 覚王山で歯医者・歯科医院をお探しの方はたなか歯科クリニックにご相談ください。

インプラント・親知らず治療・虫歯治療・歯周病治療・矯正歯科・小児矯正歯科・審美歯科・予防歯科などの治療に対応しております。

所在地 〒464-0841 名古屋市千種区覚王山通9-18 覚王山センタービル2階
電話番号 052-757-5600
診療時間 9:00~13:00 / 14:30~18:00
休診日 木・日・祝
アクセス 名古屋市営地下鉄 東山線 「覚王山駅」より徒歩1分

新着記事一覧

Pick up contents

ページトップへ