日本人の7割が歯周病!!

日本人の7割が歯周病!!

みなさんこんにちは(^^)医療法人TDCたなか歯科クリニック歯科衛生士の堀毛南実です。
寒さの中にも、日射しに春の気配を感じるようになりました。みなさまいかがお過ごしでしょうか。

最近は初めて来院される方で歯周病が気になるという方がとても増えてきていると感じています。テレビのコマーシャルでも歯周病という言葉をよく耳にするようになったなと思います。
当院では初めてご来院される際にはまず虫歯がないか歯周病がないかを皆様チェックさせていただいております。
では歯周病の検査とはどういったことをするのかというと、ポケットプロービング、歯の動揺度、エックス線検査、細菌検査、口腔内写真撮影を行います。

ポケットプローブとはこちらのプローブという器具を使用し、目で見えない歯と歯茎の間の隙間の深さ(歯周ポケット)を計ります。メモリが表示してあり、器具が何ミリ入っていくかによって歯周ポケットの深さを計ります。
ポケットプローブによって得られる情報は歯周ポケットの深さだけでなく、歯茎の下のプラークや歯石の有無と位置、根面の粗造面の有無と程度、分岐部病変(歯の根っこのまたの部分の病気)の有無とその程度、出血の有無などがわかります。
ポケットは深いほど歯周病が進行していると考えられます。健康な歯茎では3ミリ以内の数値となります。これが深くなればなるほど歯周病の状態が進行しており、歯の動揺なども起こっていきます。歯周病だけが原因ではない場合もあるため、レントゲンでのチェックが必要となります。レントゲンでは歯を支えている骨(歯槽骨)がどの程度下がってきていないかもチェックすることができます。また当院ではCTを撮影できる機械があります。より詳しく骨の状態を三次元的にチェックできるため、どのくらい骨がなくなってしまっているのかチェックすることもできます。
プロービング時の出血とは何を表しているのかというと、歯周ポケット底部の炎症を反映する指標です。出血があると炎症があるとみなされます。そして炎症の原因となっているのはお口の中の細菌達です。虫歯の歯周病のお口の中の細菌が原因で起こって来るため細菌の検査も行います。
こういった検査を元に歯周病に罹患していないか判断していきます。
現在、歯周病の有病率は20歳代で約7割、30〜50歳代では約8割、60歳代では約9割です。
厚生労働省が3年ごとに実施している「患者調査」の平成26年調査によると、「歯肉炎及び歯周疾患」の総患者数(継続的な治療を受けていると推測される患者数)は331万5000人で前回の調査よりも65万人以上増加しました。
「歯周病大丈夫かな?」と思っている方はぜひ、歯科医院での検査をおすすめします。歯周病によってなくなってしまった骨は特別なことをしない限り戻ってくることはないため、早めに治療に取りかかることが大切です。当院では歯周病の精密検査も行うことができます。気になることや不安に思うことがあれば気軽に聞いてくださいね(^^)♪
千種区たなか歯科クリニック
歯科衛生士 堀毛 南実

名古屋市 千種区 覚王山で歯医者・歯科医院をお探しの方はたなか歯科クリニックにご相談ください。

インプラント・親知らず治療・虫歯治療・歯周病治療・矯正歯科・小児矯正歯科・審美歯科・予防歯科などの治療に対応しております。

所在地 〒464-0841 名古屋市千種区覚王山通9-18 覚王山センタービル2階
電話番号 052-757-5600
診療時間 9:00~13:00 / 14:30~18:00
休診日 木・日・祝
アクセス 名古屋市営地下鉄 東山線 「覚王山駅」より徒歩1分

新着記事一覧

Pick up contents

ページトップへ