歯を抜いたままにしていると…?
こんにちは! 千種区たなか歯科クリニック 歯科医師の満田誠です。
残念ながら、虫歯や歯周病などが重度に進行してしまった場合には、歯を抜かなければなりません。でも、もし 抜けたまま放置していたら どうなってしまうのでしょうか…?
「前歯だと 無いと見た目がカッコ悪いけど、奥歯の方だし、食事は抜いた後でも不都合無く噛めるから、このままでいいよ~」と、おっしゃる患者様もいますが、時間の経過と共に後で苦労したり、トラブルの元になることがあるのです…。
例えば、抜いた歯をそのままにしておくと、
・周囲の歯が動いてくる
噛む相手が無くなった上下の反対側の歯が、その隙間を埋めるように伸びてきます。また、両隣の歯が 歯の無くなったスペースに倒れるように傾いてきます。やがて、連鎖的にその周りの歯も 同様に動いていってしまいます。
・骨が一緒に動いてくる
動いた周囲の歯と共に、それを支える骨も一緒に動いていきます。
・残りの歯に過剰な負担がかかる
歯が少なくなれば、残っている歯に 噛む力を受け止める負担が増えます。それにより、他の歯の寿命を縮めることになってしまいます。
・全体的な噛み合わせの崩壊
歯の移動・傾斜、また過度な負担によって 次第に歯を失っていくことで、噛み合せのバランスが崩れていきます。奥歯を多く失うと、上下顎の噛み合わせが低くなり、顔の下半分が若干短くなる “咬合高位の低下” という現象が起きます。また 噛み合せのずれは、顎関節症の原因にもなります。
・失った部位を補う手段が、どんどん難しくなっていく
放置により 上記のような症状が進んでくると、失った歯を治療することが困難になっていきます。スペース不足、周囲の歯の状態、噛み合わせの崩壊などを改善しないと、綺麗にその部位を補えません。
このように、歯を失った場合は 放置により大きな問題となる前に、しっかりと治療した方が良いのです。実際の治療方法には色々とありますので、是非ご相談ください♪
千種区 たなか歯科クリニック
歯科医師 満田 誠
夏野菜⭐︎トマト
みなさんこんにちは!
千種区 たなか歯科クリニック 受付・管理栄養士の鈴木友梨です。
夏野菜のトマトについてお話します。
トマトは野菜の中でも糖度が高いのが特徴です。
ビタミンとしては、カロテン、ビタミンCなどが多く含まれます。
また、トマトの赤い色素はリコペンです。リコペンはβ-カロテンと同じカロテノイド色素の1つですが、ビタミンにAに変化しないことから今まではあまり注目されませんでした。
しかし、近年、リコペンはβ-カロテンと比較して抗酸化作用がより強いとの報告があり、注目を浴びています。
ミニトマトは、普通のトマトと比べて、カロテンやビタミンCを多く含んでいます。
さらに、食品で、赤色や黄色は食欲を増す色です。反対に、紫や青色というのは食欲を抑える色です。
トマトの赤、にんじんのオレンジ色など暖色系の色を調理に使うことにより、ぐっとおいしいそうに見え、食欲も増すので、おススメです。
彩りが鮮やかだと食事も楽しくなりますよね。
夏は、暑いので冷製パスタがおススメです。
千種区 たなか歯科クリニック
受付・管理栄養士 鈴木友梨
糸ようじとデンタルフロス
皆様、こんにちは。千種区 たなか歯科クリニック 歯科衛生士の山井知美です
今回は糸ようじとデンタルフロスについてお話しさせて頂きます。
糸ようじとデンタルフロスの違いは、ご存じですか?糸ようじは使いやすいようにホルルダー(手で持つところ)がついているものもあります。
デンタルフロスは指に巻きつけて使用するもので使いにくい方はホルダーつきの糸ようじがお勧めです。よくCMで糸が張ってある部分がまっすぐな糸ようじをおすすめしていますがこの糸ようじは前歯用ですので、奥歯には入れにくいです。奥歯に届く糸ようじは糸が張ってある部分がV字かU字になっているものです。お買い求めの際は間違えないようにしてください。
糸ようじやデンタルフロスは歯と歯の間を清掃する器具ですが歯間ブラシが入らない歯と歯の間に適しています。歯間ブラシ同様むし歯予防や歯周病予防に効果的です。
糸ようじを歯と歯の間に入れたとき引っかかったりほつれたりする場合があります。その場合初期虫歯になっている可能性があるので歯医者さんに早めに行って虫歯かどうか見てもらいましょう。
ご不明な点がございましたら遠慮なくお問い合わせください
千種区 たなか歯科クリニック
歯科衛生士 山井知美
歯茎からの出血、放置していませんか?
皆さまこんにちは!千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士の佐々木彩花です!
昨日まで夏季休暇期間でしたが、本日からたなか歯科クリニックは通常診療をしております!もし休暇期間中に何かありましたら、まずはお電話ください!!
さて、皆様に歯茎からの出血を放置しているという方はいませんか?
歯が痛いわけでもないし、まぁいいかとそのままにしておくと、将来歯を失うことになってしまうかもしれません…。
実は、出血するということは歯茎が何かしらのSOSを出している証です。
そのSOSのサインにお気づきになられたあなたはとてもラッキーです。なぜなら多くの場合は歯ブラシのケアにより改善するからです。
具体的には歯垢(プラーク)をうまくコントロールして磨けるようになるとお口の中は劇的に改善します!
どううまくコントロールしたらよいかは歯科衛生士にお任せください!
試しにお口に合った使いやすい歯ブラシに変えてみるだけでも磨き心地は全然違いますよ!
よく友人には歯医者さんって痛いときに治してもらうために行くところなんじゃないの~?と言われることもありますが、そんなことはないですよ!
出血や他にもなにか異常を感じられたときは一度歯科医院に相談されてみてはいかがでしょうか。
どんな些細なことでもお気軽にご相談くださいね!
千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士 佐々木彩花
歯周外科手術
皆さんこんにちは。
千種区たなか歯科クリニック 歯科医師の三井誠です。
今回も歯周病のお話をさせて頂きます。
前回は歯石とりについてお話させていただきました。
さて、皆さんは歯周病治療で手術が必要になることがあるのはご存知でしょうか?
歯石には歯茎の上に着くものと歯茎の中に着くものがあるのはお話しましたね。
歯茎の中についたものは目には見えないのです。
そこを私たちは手の感覚で取っているのです。
トレーニングを積んではいるものの、見えないことと、歯は非常に複雑な形をしたものがあり(特に奥歯です)取り残してしまうことがあるのです。
その時に外科的対応が必要となります。
つまり歯茎を開いて直視した状態で歯石を取ります。
これなら取り残しのリスクがグッと減りますね。
ですが、歯茎を開くとそれだけでわずかに骨が吸収されてしまいます。
つまり、歯茎を開いてでも骨を守るためにやらなければならない時に選択されます。
怖いことですし、やらなくて良いものならやりたくはないですよね。
そうならぬよう日頃のケアーや定期検診を大事にして頂きたいと思います。
千種区 たなか歯科クリニック 歯科医師 三井誠