医院ブログ

はぎしりから歯を守ろう!

 千種区の皆さん新年あけましておめでとうございます!医療法人TDCたなか歯科クリニック歯科医師の木方です。今年も一年どうかよろしくお願いいたします!
 最近は気温が一桁台で寒いですね。昨年末は、千種区でも雪が積もりましたね。風邪をひかないようにとコロナの第6波も段々ときているようなので気をつけていきましょう!

 寒い時は、顎がガタガタと震えるのを経験している方は多いと思いますが、あの現象には「シバリング」という名前がついているそうです。顎がガタガタ震える際に歯もカタカタ当ててしまうと、歯に悪く、歯がかけてしまったり、痛みが出たりの原因になりますので、歯は当てないように気をつけましょう!

 シバリングは意識がある時に起きていますが、寝ている時もシバリングと同じように顎がガタガタとします。それをタッピングと言い、はぎしりの種類の一つです。
歯軋りには主に3種類があります。
 タッピング:上下の歯を小刻みにカタカタとぶつける。
 クレンチング:食いしばりともいう。上下の歯で噛み込んでいる状態。
 グライディング:歯をギリギリと左右に動かします。

タッピングやグライディングは特徴的な音がなりますが、クレンチングは音がなりません。
タッピングやグライディングの場合、自分で気づくこともありますが、周りで寝ている人が気付く事が多いです。クレンチングは周りの人は気付きにくいですが、くいしばりをかなりの力で行っているため、朝起きた時に顎の筋肉が疲れているため、だるさや痛みを感じます。

歯軋りは、歯がすり減る、かける原因になります。そして、すり減ることで知覚過敏が起きやすくなったりします。また、顎関節症に繋がったりします。
しかし、歯軋りをしなくなるようにするのは、難しいです。そのため、マウスピースを作成し、顎や歯への負担を減らし、症状の進行を防ぐ必要があります。夜寝る前に装着し、朝起きたら外します。
マウスピースの作成方法としては、最初に型取りをして、模型上で作成します。マウスピースにもいくつか種類があります。厚みや硬さは症状や噛み合わせなどによって変わります。
マウスピースは歯軋りの時だけでなく、顎関節症のときも使用します。それ以外にも矯正やスポーツ用、睡眠時無呼吸症候群など使い道は多岐にわたります。

歯軋りや顎関節症、マウスピースなどわからない事があればぜひご相談ください

名古屋市 千種区 覚王山 医療法人TDCたなか歯科クリニック 歯科医師 木方 奨

2022年も虫歯ゼロを目指しましょう!

千種区の皆さん、あけましておめでとうございます。
皆さんはどんな年末年始を過ごしたでしょうか?
そしてどんな2022年にしようか目標を作りましたか?
2022年もよろしくお願いします。
そんな2022年最初のスタッフブログは初期虫歯について書いていこうと思います。

虫歯というと、「黒い」とか「穴が空いている」というイメージがありますよね?
でも「穴の空いていない」虫歯もあり、それが初期虫歯というものです。
ではどんな状態なのか詳しくご説明していきます。

<健康な歯>
・艶のある白色。
・滑らかな手触り。
・結晶の状態:歯の表面は、六角柱状のエナメル質の結晶が規則正しく並んでいる。

<初期虫歯>
・穴は空いていない。
・艶がない白濁色。(褐色に見えることもある。)
・手触りも滑らか。
・しみる、痛いなどの自覚症状はない。
・フッ素の作用で元に戻せる可能性がある。
・結晶の状態:プラーク(細菌のかたまり)がつくる酸の作用により、歯の成分が唾液中に溶け出していき、結晶内が気泡状にスカスカになる。

<穴の空いた虫歯>
・皆さんがイメージする虫歯。
・褐色または黒色。
※奥歯の溝の変色は着色(虫歯ではない)こともある。
・しみる、痛いなどの自覚症状が出始める。
・結晶の状態:中身がスカスカになった結晶は、そのままだとやがて表面がボロっと崩れて、穴の空いた虫歯になる。

初期虫歯を治すには、歯磨きの仕方と食生活の見直しに加え、フッ素(フッ化物)配合歯磨き剤を適切に用いることが大切です。
フッ素が持つ「歯の修復」作用で、スカスカになった部分を戻しましょう。

<初期虫歯を治すポイント>
①フッ素の力を利用する。
・歯磨き剤に含まれるフッ素には、歯の結晶の修復スピードを向上させる働きがあります。フッ素は濃度が高いほど効果が高まりますので、高濃度フッ素(1450ppm)配合歯磨き剤を使うようにしましょう。
※6歳未満はフッ素濃度500ppmを目安にしましょう。
年齢によって、適切なフッ素濃度や使用する量が変わってきますので、検診などの時にスタッフに質問してみてください。
・フッ素がお口に残るように、磨いた後のすすぐ量を少なくしましょう。
 理想は15ml(15mlの目安:大さじ1杯分、ペットボトルキャップ約2杯分)

②予防の仕方を見直す。
・初期虫歯の修復、そして予防に必要なことは、虫歯を予防するときと同じです。
きちんと歯ブラシで磨けているか、歯と歯の間をデンタルフロスなどで清掃しているか、間食の回数が多すぎないかなど、ご自身の習慣を見直しましょう。

初期虫歯の早期発見には歯科医院での検診が大切です。
穴の空いた虫歯にならないように、一緒にケアしていきましょう。

たなか歯科クリニック 歯科衛生士 常川 怜奈

年末年始のお知らせ

こんにちは、昨日は雪も降りとても寒くなりましたね。
本日はたなか歯科クリニックより、年末年始のお知らせです。

誠に勝手ながら、
2021年12月30日(木)〜2022年1月4日(火)まで冬季休暇のため
休診とさせていただきます。
また、2021年12月29日(水)は午後のみの診療とさせていただきます。

ご迷惑おかけしますが、よろしくお願いいたします。
これからさらに寒くなっていくと思われますが、風邪などに気をつけて
皆様よいお年をお迎えください。

たなか歯科クリニック スタッフ一同

親知らずの抜歯をする時の事前の心構とは?

千種区の皆様こんにちは!
千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士の佐々木彩花です。
今回は親知らずの抜歯をする時の事前準備について、お話しさせて頂きます!

「親知らずを抜いた後は腫れるという話を聞くから、2・3日は休みを取れる所で抜こう!」
確かに、抜いた後の注意も勿論大事なのですが、抜く前の準備もとっても大事です。
例えば、年末年始やこの時期だとお盆で休みが取れるから・・・抜きやすいかもと思いがちですが、歯医者が休みの可能性もあります。抜いた後大きく腫れてしまった、等何かあった時に駆け込める様に、歯を抜く時は歯医者の休みと重ならない様にする事をおススメします。
その他、歯を抜く時の大事な事について、大きく3つに分けてお話しいたします!

①抜く前に必ず治療に関しての説明を受ける事

まだ痛くなっていないし、抜く必要があるのかな?と感じる患者様と、「早く抜かないと隣の歯が虫歯になってしまったり歯周病になってしまう!」と心配する歯医者との間には認識の温度差が生じがちです。
歯を抜く理由や、リスクについてしっかり説明を受ける必要があります。
そして、納得した上で歯を抜く様にしましょう!その為に、事前の確認や検査が必要になります。
また、糖尿病や高血圧など、持病のある患者様は、注意が必要になる事があります。服用中の薬等、お伺いさせて頂くので、初めてお越し頂く患者様で持病をお持ちの方は、お薬手帳もご持参下さい。

②口腔内環境を整えておく事

歯を抜いた後に腫れるという原因に、口の中の細菌が入り込んでしまうという原因が1つあります。
歯垢(プラーク)や歯石がべったりついたままだと、抜いた後の経過が芳しくない事があります。
緊急性がないようであれば、歯のクリーニングをしてからの処置をおススメしております!!

③抜く前の体調は万全に!

処置をする前後は特に無理な生活を控えるようにしましょう!!
難しい生え方をしている親知らずは歯を抜く時間も掛かります。
麻酔も普段よりも多めにさせて頂くと思いますし、出血も少なからずする為、コンディションが良くないと気分が悪くなってしまったり、貧血などを起こしてしまう可能性もあります。出血するという点で、ハンカチを持参したり、白い服等はなるべく避けた方が良いという事もちょっとした注意です。
睡眠不足や、疲労は免疫力を低下させてしまい、傷が治りにくくなってしまいますので、処置前は睡眠と食事をしっかり取るようにしましょう!

当院は12/30〜1/4まで冬季休暇になります。現在大変予約が入りにくくなっておりますので、何かお困りのことがございましたらお早めにご相談いただけたらと思います。よろしくお願いします。

千種区たなか歯科クリニック 佐々木彩花

歯の色にはどんな違いがある?

みなさんこんにちは(^^)
千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士の堀毛です。
年内も余日わずかとなりましたが、お変わりなくお過ごしでしょうか。

今回のブログでは歯の色についてお話ししていこうと思います。歯の色を気にしてみえる方は多いと思います。私自身、友人からも相談されることが多いですし、患者様でも白い歯が理想だなと言われる方が多いなと感じています。
ではまずは歯の構造と色の見え方からお話しします。
歯は黄色み帯びた象牙質を半透明のエナメル質がおおった構造をしています。エナメル質の厚みは個人差がありますが、エナメル質が薄いほど、内部にある象牙質の色が透けて見えるため歯が黄色っぽく見える特徴があります。
よって、エナメル質が薄い歯の根元は、より歯が黄色っぽく見えたり、象牙質がない歯の先端は後ろが透けて黒っぽく見えたりすることがあるのです。

歯の色にムラがあったり、着色がついたりすることがありますがそれには内因性のものと外因性のものがあります。
『内因性の色ムラ・着色』
遺伝や形成期における何らかの原因により、虫歯ではなくともエナメル質が部分的に白く見えることがあります。(これをエナメル質形成不全と言います)
また、歯の形成期における抗生物質等の副作用や、象牙質の内部に存在する歯髄の壊死などによっても色素沈着が起こることがあります。
『外因性の色ムラ・着色』
コーヒーや紅茶、ワインなどの飲食物のステインや、タバコのヤニが歯に沈着することで歯が黄ばんで見えることがあります。ステインとは食物に含まれているポリフェノールなどが唾液中のタンパク質と結合した汚れのことです。色の濃い食べ物や飲み物を摂取すると、特にステインは付着しやすくなります。タバコのヤニはステインよりも粘着力が高く、さらに歯の黄ばませる働きがあるので注意が必要です。
また加齢にともないエナメル質表面に亀裂が多くなると、亀裂に色素が沈着することで、エナメル質が茶色味を帯びるとこもあります。

歯の色が与える印象はとても大きなものだと思います。歯の色が白く明るくなると歯だけでなくお顔の印象もぐっと明るくなると思います。今のご時世ではマスクをつけていて大きな口をあけて歯を見せて笑うことがなかなかできないかもしれませんが、マスクを外した時に素敵な笑顔でにっこり歯が見せられるようなお手伝いができたらいいなと思います。

千種区 たなか歯科クリニック
歯科衛生士 堀毛 南実

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