医科歯科連携

医科歯科連携

 私が利用している最寄りの駅前の公園が、ライトアップしていて、光のタワーを作るように塔まで建ててあり、通りすがりのほとんどの人が立ち止まって見ているぐらいすごいイルミネーションです。仕事帰りのひそかな楽しみが続きそうな歯科衛生士の三角(ミスミ)です。(^o^)

 周術期の口腔ケアがいかに大切かを書いてきましたが、合わせて医科歯科が連携して患者様をサポートすることが大切だと述べてきたつもりです。
医科と歯科って連携してなかったの?と一般の方は不思議に思われるかもしれません。はっきり言ってほとんどしていなかったと言っても過言ではないと思います。(病気によっては、抜かなければならない歯をぬいてよいかどうかお伺いを主治医にたてるということはありましたが)

 ちょうどこのブログを書こうとしていたとき、私の卒業した学校の閉校記念誌がでてきました。私の学校は広島大学歯学部附属歯科衛生士学校ですが、2007年から4年制になり、広島大学の歯学部の口腔保健学科になったので、閉校となりました。同じ場所、同じ教室で定員も20名とかわらないのに、、、閉校記念誌に医科歯科が連携を始めたであろうと思うわれる画期的な写真が載ってました。

広島大学は、霞キャンパスに大学病院があり、医学部・歯学部・薬学部の3つの学部があります。キャンパスの入り口にバスターミナルがあり、入り口からみて左側に歯学部と歯学附属病院、右手に医学部と医学部附属病院がりその間を奥にある駐車場に向かう道路が走り、駐車場のゲートもあり医学部と歯学部は、道路で真っ二つに分かれている状態でした。交流という交流もなく、患者様が行ききするのもほとんどないみない状態でした。

卒業して十数年後、同窓会があった時に学校もみて帰ろうということになり、
数名で霞キャンパスに行くと、なんと上空に医学部と歯学部をつなぐとてつもなく長い渡り廊下のようなものができていて、その長さに驚くばかりで地震の時大丈夫かな?と思うほどでした。でもストレッチャーで患者様が移動できるようになったのだと理解できました。(この状態の霞キャンパスの写真が閉校記念誌に載ってました))
7年ほど前、教官だった先生の退官記念パーティに行ったときに、広島で他の歯科衛生士学校で教員をしている同級生に連れられ母校におもむくと、3つの高いビルがつなっがた建物に大学病院は様変わりしてました。
1つの建物が歯学部、別棟が医学部ではなく、一つの建物に例えばA棟に3階が補綴科その他は医学部の各科、B棟の4階に口腔外科2階は矯正科と医学部の他の科というように医学部と歯学部の各科が混じっている状態で、患者様も移動が楽でこれなら連携がとりやすいだろうなと感じました。
 医科歯科連携強化は、2000年に介護保険の開始時、2012年の周術期の口腔ケアの保険導入とターニングポイントはいくつかありましたが、やはり、お口の細菌が身体の健康に大きく影響を及ぼすことが判明して、なお一層医科と歯科は連携して、患者様の健康を守って行く必要性が深まっているように思います。
私は、私ができることを連携してやっていきたいと思います。

千種区 たなか歯科クリニック 
 歯科衛生士 三角洋美

名古屋市 千種区 覚王山で歯医者・歯科医院をお探しの方はたなか歯科クリニックにご相談ください。

インプラント・親知らず治療・虫歯治療・歯周病治療・矯正歯科・小児矯正歯科・審美歯科・予防歯科などの治療に対応しております。

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