小児歯科治療の特徴について

小児歯科治療の特徴について

こんにちは! 千種区たなか歯科クリニック 歯科医師の 満田 誠です。

愛知県にも再び緊急事態宣言が発令され 自粛ムードの世の中ですが、みなさまコロナに負けず元気にお過ごしですか?
私もその影響で、歯科大学卒業後22年連続で行われていた同期との定例会(このブログでいつも ご報告していましたよねw)が、初の中止となりました。毎年、成人の日になると 同志たちが全国から集結し、夜通し盃を酌み交わして語り合ったものですが、この御時世 そういう訳にはいきません…。しかし、我々の絆は離れていても固い! また、来年再会できる日を願って、各地域の患者様の為 日々懸命に診療し、皆様の健康に貢献していきます!!
ナベ軍団の仲間たちよ。来年こそ神戸で待つ!

さてさて、今回のお話は「小児の歯科治療」です。
お子さんの歯科治療は、大人のそれとは ちょっと異なる特徴があります。

・成長にしたがって、常に変化していく
今更当たり前のことですが、お子さんは乳歯から永久歯に生え変わったり、顎も発育していきます。その成長に配慮した処置が必要となります。

・虫歯が進行しやすい
 実は、乳歯は 組成であるエナメル質や象牙質が 永久歯の半分ほどの厚みしかありません。そして、柔らかいため虫歯の進行が早いという弱点があります。また、生えてきたばかりの幼若な永久歯も、歯質がまだ未完成で虫歯になりやすいので 注意が必要です。

・虫歯になっていても分かりにくい
  前述のように、乳歯の虫歯は 急速に進む 「急性う蝕」 という性質があり、永久歯の多くの虫歯である 「慢性う蝕」 とは異なった色調をしています。一般的な虫歯のイメージである “黒っぽい”“茶色っぽい”というより、急性う蝕は あまり色がついていないため、見た目的には少し分かりにくいです。 また、乳歯の虫歯は、よほど神経に近づかない限りは痛みを感じにくいため、自覚症状に乏しく発見が遅れることがあります。

「乳歯はいずれ抜けて、大人の歯に生え変わるんだし、虫歯になっても大した事ないよね」は大間違い! 乳歯のうちからの口腔ケアは、とても大切です。
お子さんは、最初から一人で歯磨きを上手にすることはできません。毎日の生活の中で、しっかり歯磨きをするという習慣も、誰かが教えてあげなければ確立されません。保護者の方の 口腔ケアに対するモチベーション次第で、お子さんのお口の中の環境は大きく変わります。
乳歯のうちから虫歯が多いお子さんは、永久歯になっても虫歯ができやすい傾向にあります。つまり、乳歯を良い状態に保つことで、将来にわたって永久歯を健全に保てる可能性が高くなります。

そして、小さな頃から歯医者にきちんと定期的に通って、プロフェッショナルのケアを受けていくことも大切です。幅広い年齢層を診る我々歯科医療従事者は、その特徴に対しての専門知識を持ち、それに配慮した診療を行います。保護者の方と二人三脚で、お子様の歯を守ることで 健やかな身体の育成を目指していきます。

私たち たなか歯科クリニックのホームページの小児歯科サイトには、目指すべき目標が書いてあります。
・親御さんが、お子様と一緒に楽しく通える歯科医院
・子供たちが、楽しく通え、行きたくなるような歯科医院
・お子様の歯を守るために必要は情報を提供する歯科医院
・健全な永久歯を守り、10年後、20年後の歯を守れる歯科医院
千種区のお子さん達が みんなピカピカな歯で成長できるように、私たちはこんな医院づくりをしていきます♪


千種区 たなか歯科クリニック
歯科医師 満田 誠

名古屋市 千種区 覚王山で歯医者・歯科医院をお探しの方はたなか歯科クリニックにご相談ください。

インプラント・親知らず治療・虫歯治療・歯周病治療・矯正歯科・小児矯正歯科・審美歯科・予防歯科などの治療に対応しております。

所在地 〒464-0841 名古屋市千種区覚王山通9-18 覚王山センタービル2階
電話番号 052-757-5600
診療時間 9:00~13:00 / 14:30~18:00
休診日 木・日・祝
アクセス 名古屋市営地下鉄 東山線 「覚王山駅」より徒歩1分

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