本当の健康につながる歯磨き

本当の健康につながる歯磨き

こんにちは(^^)♪
千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士の堀毛南実です。

みなさん夏休みはもうどこか行きましたか?
私は先日、立科へキャンプにいってきました。とても涼しくていいところでした。名古屋はとても蒸し暑い日が続いていますね。まだまだ夏バテしないように気をつけないとですね。

さて今回は“本当の健康につながる歯磨き”についてお話ししようと思います。
体の健康維持につながる、正しい歯の磨き方とは「何を使うかではなく、どこを見るか」です。
近年、様々な電動歯ブラシをドラックストアで見かけるようになりました。スマートフォンのアプリと連動して磨き残しを可視化できるものなどもでてきています。ブラシ自体の性能も日々進化を遂げており、ますます注目を浴びる存在となっています。
そんな電動歯ブラシに関するホームページをのぞいてみると、色で染め出しの後「普通の3列ブラシで磨いた場合」と、「電動歯ブラシで磨いた場合」の比較がありました。見比べてみると、確かに電動歯ブラシの方が磨き残して赤くなっている面積は少なくなっていることがわかります。しかし、よくチェック敷いてみると、3列歯ブラシの場合も電動歯ブラシの場合も同じように磨き残している部位がありました。それは、歯と歯の間や歯肉と歯の境目、奥歯周辺です。いわゆる虫歯や歯周病になるリスクの高いと言われる部位です。これらの部位は電動歯ブラシを使ってもなかなか落とせていないのです。
どんなアイテムを使おうと、どんなに磨き残しのパーセンテージが減ろうと、1つの部位に長くプラーク(細菌)が残っていたら健康にはつながるとは言えません。
プラーク(細菌)が虫歯や歯周病を引き起こす原因なのですが、さらに歯周病に関して言えば、全身との関連が話題になっています。唾液に混入し誤嚥よって肺に入ってしまえば誤嚥性肺炎に、また歯周ポケットから血液に入り込み全身へ影響を与えます。脳梗塞、心疾患、皮膚疾患、妊娠トラブル(早産、低体重児出産)など挙げたらきりがないほどです。
しかし逆に考えると、口腔内に細菌が留まらないように意識してケアをすることは健康への近道になります。いつも磨き残してしまう部位を把握し、適切な道具でケアすることで全身疾患のリスクを下げることができるのです。
みなさんそれぞれ歯並びや被せ物の違いもあり汚れの溜まりやすい部位は異なります。私は患者様と「どこが細菌の溜まりやすい部位なのか」一緒にチェックして考えていきたいと思います。みなさんの健康を一緒に維持して、予防していけるようにしっかりサポートしています。
ぜひ一緒に“本当の健康につながる歯磨き”をマスターしましょう(^0^)/

千種区たなか歯科クリニック
歯科衛生士 堀毛 南実

名古屋市 千種区 覚王山で歯医者・歯科医院をお探しの方はたなか歯科クリニックにご相談ください。

インプラント・親知らず治療・虫歯治療・歯周病治療・矯正歯科・小児矯正歯科・審美歯科・予防歯科などの治療に対応しております。

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