温かい食事で冬を乗り切ろう

温かい食事で冬を乗り切ろう

みなさんこんにちは。
たなか歯科クリニック 管理栄養士・受付の水野友梨です。

寒さが増す毎日ですが、みなさんお風邪など引いてないですか?
寒いと、あったまるメニューが食べたくなりますね!


特に、スープなどはあったまるし、野菜もたくさん摂れるのでとてもおススメです。
そのひとつとしておススメなのが、ミネストローネです。

ミネストローネは、主にトマトを使ったイタリアの野菜スープです。
入れる野菜は基本的に何でもOKなので、冷蔵庫に余ってしまった野菜がある時にもぴったりなメニューですね。

私が入れたのは、じゃがいも、にんじん、たまねぎ、セロリ、ウインナー、キャベツ です。あと、トマト缶を入れます。

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トマトは、緑黄色野菜で、ビタミンAになるβ-カロテンをやや多く含んでいます。

これは、抗発がん作用などで知られていますが、そのほかにも髪の健康維持や視力維持、
粘膜や皮膚の健康維持、そしてのどや肺の呼吸器系を守る働きがあるといわれています。


また、トマトといえば、リコピンをよく聞きますよね。
これは、トマトの赤色の色素で、抗酸化作用が強いことが分かっています。
そのため、悪玉コレステロールの酸化を防ぐことから、血流を改善する効果や、生活習慣病を予防する効果が期待されています。


あったかいご飯を食べて寒い冬を乗り切りましょう!

たなか歯科クリニック 
管理栄養士・受付 水野友梨

乳歯が早く抜けてしまったら

みなさんこんにちは。

千種区たなか歯科クリニック 歯科医師の飯嶋晴弥です。
週末は大寒波で雪が降るくらい寒く、センター試験を受けられる方も大変だったと思います。
今日は乳歯の抜歯に関してお話ししたいと思います。
乳歯の虫歯は、上の前歯と乳臼歯(奥歯)2本が好発部位です。
前歯の場合は、目視しやすく保護者の方も気づき、早い段階で治療できることも多いですが、奥歯は知らず知らずのうちに大きくなってしまっていることもあり、抜歯になりやすいです。またお子さんの場合、大人よりも痛みに鈍感なことも多く、虫歯の進行に気づきにくい要因になります。
多くは乳歯が抜けた後、大人の歯が生えてきますが、この乳歯が早く抜けてしまった場合、また抜かなくてはいけない状況になってしまった場合、大人の歯が生えてくるスペースがなくなり、歯列不正の原因になってしまいます。
なぜスペースがなくなってくるのかというと、歯は噛んだときの力が前方向に伝わっていきます。
後ろの歯が前に押され、歯が動きスペースがうまってきてしまうのです。
そんなときは、抜けた場所によって様々な装置を使い、大人の歯が生えてくるまでスペースが埋まらないようにします。
問題なく歯の交換時期まで乳歯が残っているのが理想ですが、早く抜けてしまったとしても諦めずに、相談してみてください。
下の画像は乳歯ではないですが、抜歯の対象となる虫歯になってしまった歯の見本です。
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千種区たなか歯科クリニック

歯科医師 飯嶋晴弥

歯磨きのおはなし

皆様こんにちは!千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士の佐々木彩花です。

新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、今回は歯ブラシのお話しをします。
ちょうど1年前から当院で取り入れている歯磨き方法にスウェーデン式の歯磨き方法があります。
歯と歯の間や歯と歯茎の境目、奥歯の磨きにくいところ等のリスクが高いところを簡単に磨ける方法としてスウェーデン式の歯磨きをご提案してきました。

先日ある患者様の定期検診の日でした。
その患者様は1年前からスウェーデン式の歯磨きを実践している方です。
その患者さまは叢生といって歯並びがでこぼこ複雑なため、歯ブラシだけではみがきにくく、時間もかかって磨いていましたが磨き残しも多く、虫歯や歯茎からの出血も多く感じていました。

そこでスウェーデン式の歯磨きをご提案させていただいて毎日の歯磨きを徹底しました。
1年経った今も続けていらっしゃってその効果からか今回の定期検診では歯茎の出血も減り、虫歯治療の歯も見つからなかったので驚いたのと嬉しかったです。

このように自分にあった適切な歯磨き方法を身につけることは良いことです。またその方法が続けられて良い習慣になるようサポートしていきたいと感じました。
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皆様も、ご自身の歯磨きを自信をもってできるよう私たちと一緒に考えてみましょう!
ぜひ、ご相談ください!

千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士 佐々木彩花

歯科今昔8

こんにちは。


お久し振りです。歯科医師の三浦です。

歯を抜いた経験がありますか。虫歯が大きかったりあるいは歯周病の進行があったりして歯を抜いたあと、そこには空間が出来ます。治療方針としては入れ歯にする、ブリッジを入れる、あるいはインプラントにするなど様々あるかと思います。

古代エジプトの時代(約5000年前)の遺跡からは、歯を黄金の糸でつないだものが発見されています。これは抜けてしまった自分の歯を隣の歯と結んだもので、見た目は悪くとも、昔から人々は抜けてしまった空間をどうにか埋めようとしていた形跡があります。

入れ歯をお使いの方がいらっしゃるかも知れません。日本でも欧米でも最初は木が使われていました。一つの木から、一人々々の口の形に合うよう削り出していたのです。当然、とても高価なものになりますので、入れ歯をしている人は裕福な人に限られました。

日本に残る最古の入れ歯は16世紀のもので、形は今のものとほとんど変わりません。現在では材料が木から樹脂に変わり、よりくっつくよう改善がされています。

くっつく入れ歯が作られるようになるまで、人類は長く格闘してきました。17世紀イギリス初の歯学書には入れ歯の作り方が誇らしげに書かれています。18世紀に入ると、入れ歯はより身近なものとなり、街中の広告でも入れ歯の宣伝が見られるようになりました。

当時は入れ歯の材料として天然材料を用いました。例えば牛、象、セイウチといった動物の骨です。これらは劣化が激しく、1年も使えば真っ黒になってしまう上、精度もよくなかったそうです。

アメリカ初代大統領ワシントンは入れ歯に悩まされた人物として有名です。その肖像画を見たことがあるかも知れません。ぐっとくちびるを閉め、いかにも威厳にあふれた姿ですが、あれは入れ歯のバネが強く、ぐっとかみ締めていないと入れ歯がスポンと口から飛び出してしまうからでした。

親友の記録によるとワシントンの歯の悪さは有名で、22歳で歯が抜け始め、それからは毎年のように抜歯で出費をしていました。28歳になる頃には「たいてい口を閉じていた」と言われるほど抜け落ちており、40歳頃からは入れ歯を入れるようになります。しかしこれでワシントンと歯との戦争が終わったわけではありませんでした。

アメリカ独立戦争中(1775年勃発)にもワシントンは歯の痛みに悩まされ、戦争中にもかかわらず国中から広く高名な歯医者を徴用しました。それでも彼は常に歯の痛みに悩まされ、根拠地にいる部下へたびたび歯科用器具の調達を命じています。

戦争後、最後の十年間の日記には歯の痛みに関する記述が頻出します。そして入れ歯の不調に対す苦言も。それでも彼は好んで入れ歯を使い続けたそうです。1790年にイギリス人記者はワシントンの口について驚きとともに記載しています。「彼の口はいまだかつて見たことのないものだ。上下のくちびるは固く閉じられ、下あごは上あごを逃さぬようぐっとかみ締められ、筋肉は常にこわばっている」。

ワシントンがもし現代に生きるアメリカ人ならば、当時と比べて治療方針の多岐にわたることを驚愕したことでしょう。また、その多くの中から入れ歯を再び選んだとして、バネを使わず、口から飛び出ず、動物の歯を使わず、そして精度の高いことに。

▲現代の模型。樹脂製。ワシントン時代とは隔世の感がある。

たなか歯科クリニック 三浦

予防先進国の歯ブラシ

みなさんこんにちは。歯科衛生士の増田です。
今日は歯ブラシのお話です。
新年から新しい歯ブラシに取り替えたという方も多いのではないでしょうか?
当院では患者様にスウェーデンで作られている歯ブラシ「TePe」をおすすめしています。
「TePe」は予防歯科の先進国であるスウェーデンで開発された歯ブラシです。スウェーデンの「テぺ社」の歴史は、1965年に木彫刻家のヘニング・エクルンドがマルメ大学の歯学部からの依頼を受けて、歯と歯の間のクリーニング専用のウッドスティックを作ったことから始まりました。テペの製品は予防歯科先進国であるスウェーデンの大学をはじめ、世界の歯科医師・歯科衛生士の協力のもとで作られており、とても機能性に優れているそうです。
また、「グッドデザインをすべての人に」という発想の北欧生まれならではのデザイン性の高さや、環境に優しいこともテぺの歯ブラシの特長です。さらに、テぺの製品は世界の60か国以上で使用が勧められています。
実際に使用してみると歯と歯茎の間の溝にしっかりと歯ブラシの毛先が入り、とてもよく磨けます。
また、毛先が大きいため一回当てるだけでかなり広範囲まで磨くことができます。
私は、就職して初めて「TePe」の製品の存在を知ったのですが、こんなに研究されていて、根拠に基づいて作られている歯ブラシや歯間ブラシがあることに驚きでした。「TePe」の歯ブラシを患者様にもっと知って頂きたい!そう思い紹介用のツールを作成しました。
Tepeの歯ブラシが気になるという方はぜひスタッフにお声がけください!
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たなか歯科クリニック

歯科衛生士 増田麻里

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