はかみしめ等で使いすぎた2つの筋肉をほぐすマッサージ

はかみしめ等で使いすぎた2つの筋肉をほぐすマッサージ

こんにちは!千種区たなか歯科クリニック
歯科衛生士佐々木彩花です。

先日の木方先生のブログでシバリングのお話がでていましたね。(1/8のスタッフブログを参照してください。)
 
今年は今のところ寒い冬のようですね。あんまり寒いと歯がガチガチ当たって止まらないことってありませんか?
歯がガチガチ当たることはあまり良くないようですが、生理現象で、体温を上げようと身体がしていることですから止められません。

寒すぎると体を温めようと筋肉が小刻みに運動し、それにより体温を上げることが出来るそうです。口の周りの筋肉に起こるのが、歯のガチガチで、例えば高熱などで全身に悪寒が走り身体に震えが出るのもシバリングの一つのようです。
あまりに寒い日が続いているのでその時はシバリングはもちろん口の周りの筋肉に力が入り、歯つい噛み締めや食いしばりをていいます。

かみしめや食いしばるときに2つの筋肉が使われます。
一つめは咬筋という筋肉です。二つ目は側頭筋という筋肉です。

今回はかみしめ等で使いすぎた2つの筋肉をほぐすマッサージ
をご紹介したいと思います。

まず、咬筋のマッサージです。

ほっぺたに手を当てて奥歯を1回噛み締めてみてください。
その時プクッと膨れる部分があります。
その部分を指先に力を入れて小さく円を描くようにマッサージしてください。
少し痛気持ちいいぐらいの強さでするのがポイントです。

次に側頭筋です。

これは頭が痛くなった時に押さえるこめかみの部分になります。
そこも同じようにグルグルと円を描くようにマッサージしてください。
どちらもマッサージしている時に歯と歯が噛み合うことがないと思います。
その状態がお口にとってすごくいいポジションです。

お風呂上がりや、すきま時間などご自身のいいタイミングで実践してみてください。
筋肉をほぐすので小顔効果も得られる??かもとのことですよ!

春になるまでまだまだ寒い日が続くと思いますので、お体に気をつけてお過ごしください。

千種区たなか歯科クリニック 佐々木彩花

勉強やスポーツを頑張っているみなさんへ

みなさんこんにちは(^^)
千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士の堀毛です。
厳しい寒さが続いていますが皆さんお元気でしょうか?
受験シーズンとなってきましたね。今日のブログでは受験勉強を頑張る中学生高校生にもお伝えしたい情報です。
食べ物を飲み込みやすく、消化しやすい状態にする「咀嚼」には私たちの生活に様々なメリットがあります。
中学生高校生は学校や部活、塾など忙しい毎日をおくっていると思います。家で宿題をしていてちょっと眠たくなった時や、ランニングするときなど集中したい時にガムを噛むと目が覚めたり、パフォーマンスがアップしたりするのです。勉強中にガムを噛むことで甘味によって目が覚めるし、ついでに集中もできて一石二鳥です。またよくメジャーリーガーが試合の時にガムを噛んでいるのをみかけますよね。あれもガムを噛むことでパフォーマンスが上がるからだそうです。脳に刺激が行くことで集中力が高まって、体の反応が良くなるという研究データがきちんとあるのです。
ぜひ勉強や部活を頑張る学生さんにも噛む習慣を取り入れてもらえたらと思います。そして、噛むガムについてはキシリトール100%配合のものをお勧めします。キシリトールとは白樺や樫の木などの原料から作られる天然の甘味料で歯に良いとされる素材ですが具体的にどのような効果があるのかもお話ししたいと思います。
1:ミュータンス菌は消化されない
通常、ミュータンス菌は糖分を食べて栄養分を吸収し、その過程で不溶性グルカンや酸を排出します。しかしキシリトーツは別で、ミュータンス菌は糖分と分子構造が似ているキシリトールを喜んで摂取しますが栄養分として消化吸収できず不溶性グルカンや酸を作れないため歯にとって良い変化をもたらすのです。
2:バイオフィルム自体が減る
キシリトールは栄養分として消化されないため不溶性グルカンは排出されないためバイオフィルムが作られにくくなるのです。
ショ糖とキシリトールを4日間食べた時にプラークの量を測ると、キシリトールの方がショ糖の半分以下のプラークの量でした。
3:歯を溶かさない
ミュータンス菌はキシリトールを吸収できないので、もちろん酸を排出されなくなります。どのくらいか出ないかというとまったくの0です。

ではキシリトール製品の選び方と効果的な摂り方について最後にお伝えしたいと思います。
1番はもちろん甘味料の100%がキシリトールのものですが最低でも50%は必要です。濃度が表示されていない場合は、栄養成分を確認し「炭水化物とキシリトールの量が限りなく近いもの」を選びましょう。

効果的な分量の目安は、キシリトール100%のガムなら3〜10個にあたります。3ヶ月以上食べると虫歯予防に効果的です。キシリトールを摂るタイミングはいつでも良いです。一度にたくさん摂るよりも、少量を回数多く摂る方が効果的です。1日10gを2年間食べ続けると、食べるのをやめてもその効果が4年間続くという結果も出ています。
キシリトール自体はJECFA(食品添加物の安全性に関する国際会議)で「キシリトールの1日の摂取許容量は特定せず」と発表されており評価基準の中でも最も安全なカテゴリーです。

ぜひ皆の生活にも好きなタイミングで取り入れてみてもらえたらと思います(^^)/

千種区たなか歯科クリニック 
歯科衛生士 堀毛 南実

「痛くない」歯科治療のポイント

こんにちは! 千種区たなか歯科クリニック 歯科医師の 満田 誠です。

「歯医者って、痛いから嫌! 行くのが怖いから行かないっ!!」という方、多いですよね。わかります…(>_<) そんな歯医者での治療で、皆さまが痛い思いをしないよう私達スタッフも日々努めています。

その 『なるべく痛くない歯科治療』 のためのポイントを、今回はお話しします♪♪
大きく分けて2つありますが……、両方とも至極あたりまえの事なのです。

まず1つは、
【しっかりと麻酔を効かせる】

基本的なことですよね。皆さまが安心して快適に治療を受けていただけるように、必要な際には しっかりと術前に麻酔を行って、痛くない治療をします。
「ちょっと待った!! その麻酔そのものが痛くて怖いから、嫌なんですけど…」 という方、どうかご安心を♪
その “なるべく痛くないように麻酔をする” のが、歯科医師の腕の見せ所です。(前述のように麻酔が怖くて歯医者になかなか来れなかった患者様方には、好評をいただいています(*^-^*))
しっかりと手間をかけて麻酔を行えば、あのチクチクした感覚は軽減できるのです。

いきなりブスッと注射針を刺して チューッっと麻酔液を注入するのは禁物です。ここは、のんびりといきましょう。

まずは、麻酔を効かせたい歯の周りの粘膜に “表面麻酔” を染み込ませた綿球を2分ほど置きます。これによって その粘膜の感覚が鈍ってきたら、その粘膜の中でも一番痛みを感じにくい場所に、そーーっと麻酔針を入れます。「刺す」というより「潜り込ませる」感じ。針を入れる時に 粘膜を少し引っ張ってピーンとさせておくと、よりスーーッと自然に入っていきます。そうしたら、もどかしい程に なるべくゆーーっくりと麻酔液を注入していきます。

はい、これでなるべく痛くない麻酔完了! たまに患者様から 「最近の麻酔は痛くないし、針も使わないんですねぇ」 と言われますが、いえいえ ちゃんと従来通り使っております。ただ、麻酔の手順に手間をかけているだけなのです。

また、麻酔をする歯の部位や 治療の内容によっては、もう少し更なる工夫をします。
麻酔が効きにくい歯。例えば周囲の骨が厚かったり、根が長い歯は、麻酔液が浸潤しにくいので、先ほどの麻酔方法だけでは効き目が薄いことが多いです。
そこで、2~3回に分けて麻酔液を入れる方法を行います
まず通常通り麻酔をした後、更に麻酔液が浸潤しやすい部位に追加をしていきます。最初からそこを狙わないのがポイント。実はその部位に先に麻酔をすると、けっこう痛く感じるのです。周りに効かせて感覚を鈍らせてから、本命の所に麻酔をするのがコツです。
麻酔が効きにくい部位や、侵襲性の高い治療でも、これで大丈夫! 

さらに細かいことまで言えば、

・ 麻酔針を入れるのがなるべく痛くないように、細い針を使う。

・ 患者様があまり緊張していると 感覚的に痛みを感じやすくなってしまうので、積極的な声掛けや雰囲気づくり等で、緊張を和らげる。

・ 麻酔液が冷たいと痛みを感じやすいので、冬季などは少し温めてから麻酔する。

などもあります。

このように、歯医者嫌いさんの関門でもある 「麻酔」 に手間をかけてしっかり行うのが、当院のこだわりです。

そして2つめは、
【最小限の治療にとどめる】

早期発見・早治療ですね。
虫歯や歯周病も、初期のうちであれば簡単に治療できます。侵襲度が高くなってくると、どんどん大がかりな治療内容になり、期間も長くなってしまいます。
歯医者嫌いさんには耳の痛い話だと思いますが、調子が悪かったら やはり早めに医院にいらっしゃってください。先ほど申し上げたように、「麻酔」をしっかり行えば治療はそんなに怖くありません。我々は いじめっ子ではなく、患者様に寄り添う立場の者です。そして、皆様の健康で幸せな人生を願っています。一緒に素敵な『口福』を目指していきましょう♪

↑ いつも来ていただいているお子様から、貰った絵です(*^-^*)

千種区 たなか歯科クリニック
歯科医師 満田 誠

歯を失ってしまったときの3つの治療法〜インプラント編〜

皆さん、こんにちは!2022年もスタートして2週間がたちましたね、今年もよろしくお願いいたします。

12月のブログで「歯を失ってしまったときの3つの治療法」の前編をお話ししてきました。治療法は①ブリッジ ②入れ歯 ③インプラント 3つの選択肢があり、前編では①②についてお話ししています。今回は③インプラントについて詳しくご説明していきます。

インプラントは何となく怖いな〜と思っておられる方もいるかもしれませんが、3つの選択肢の中で一番に歯科医がオススメする治療法がインプラントになります。

まずインプラントの特徴についてご説明しますね。
インプラントは3つのパーツから成り立っているのですが、インプラント体・アバットメント・上部構造の3つで構成されています。それぞれに役割があり、インプラント体は天然歯でいうと根っこの部分にあたり歯の土台になります。アバットメントはインプラント体と被せ物を連結させるパーツになり、その上に上部構造という人工の歯冠がくっつきます。

このように全て人工のパーツで歯を構築していくので、インプラントはむし歯になることがありません。そしてインプラントの最大のメリットは、インプラント体が土台となり自立するので、ブリッジや入れ歯のように健康なまわりの歯を削る必要がないということです。他の歯に余計な負担をかけずに済むということがインプラントを一番にオススメする理由です。
その他には入れ歯のように違和感もないですし、噛む力も落ちないので、以前のようにしっかりと噛んでお食事を楽しんでいただくことが可能です。

デメリットは手術が必要なことや保険適応外であること、治療期間が長いことが挙げられるでしょう。

インプラントは優れた治療法ですが全ての患者様が受けられるわけではありません。インプラント治療は顎の骨にインプラント体を埋め込んでいくので、顎の骨がしっかり残っていないと治療ができないのです。そのため最初にCT撮影をしてインプラント治療のシュミレーションをしてから手術に臨みます。インプラント治療ができる安全が確保された患者様しか治療は受けることはできないので、治療を終えた患者様からは「思ったより怖くなかった」「全然大丈夫だった」というお声をよくいただきます。

安心・安全なインプラント治療を提供しておりますので、インプラント治療の相談希望のかたはスタッフまでお申し付けください。

千種区 たなか歯科クリニック 福田

はぎしりから歯を守ろう!

 千種区の皆さん新年あけましておめでとうございます!医療法人TDCたなか歯科クリニック歯科医師の木方です。今年も一年どうかよろしくお願いいたします!
 最近は気温が一桁台で寒いですね。昨年末は、千種区でも雪が積もりましたね。風邪をひかないようにとコロナの第6波も段々ときているようなので気をつけていきましょう!

 寒い時は、顎がガタガタと震えるのを経験している方は多いと思いますが、あの現象には「シバリング」という名前がついているそうです。顎がガタガタ震える際に歯もカタカタ当ててしまうと、歯に悪く、歯がかけてしまったり、痛みが出たりの原因になりますので、歯は当てないように気をつけましょう!

 シバリングは意識がある時に起きていますが、寝ている時もシバリングと同じように顎がガタガタとします。それをタッピングと言い、はぎしりの種類の一つです。
歯軋りには主に3種類があります。
 タッピング:上下の歯を小刻みにカタカタとぶつける。
 クレンチング:食いしばりともいう。上下の歯で噛み込んでいる状態。
 グライディング:歯をギリギリと左右に動かします。

タッピングやグライディングは特徴的な音がなりますが、クレンチングは音がなりません。
タッピングやグライディングの場合、自分で気づくこともありますが、周りで寝ている人が気付く事が多いです。クレンチングは周りの人は気付きにくいですが、くいしばりをかなりの力で行っているため、朝起きた時に顎の筋肉が疲れているため、だるさや痛みを感じます。

歯軋りは、歯がすり減る、かける原因になります。そして、すり減ることで知覚過敏が起きやすくなったりします。また、顎関節症に繋がったりします。
しかし、歯軋りをしなくなるようにするのは、難しいです。そのため、マウスピースを作成し、顎や歯への負担を減らし、症状の進行を防ぐ必要があります。夜寝る前に装着し、朝起きたら外します。
マウスピースの作成方法としては、最初に型取りをして、模型上で作成します。マウスピースにもいくつか種類があります。厚みや硬さは症状や噛み合わせなどによって変わります。
マウスピースは歯軋りの時だけでなく、顎関節症のときも使用します。それ以外にも矯正やスポーツ用、睡眠時無呼吸症候群など使い道は多岐にわたります。

歯軋りや顎関節症、マウスピースなどわからない事があればぜひご相談ください

名古屋市 千種区 覚王山 医療法人TDCたなか歯科クリニック 歯科医師 木方 奨

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