効率よく汚れを取るには?

効率よく汚れを取るには?

千種区の皆さんこんにちは。
覚王山にあるたなか歯科クリニックの歯科衛生士の常川です。
私は10月3、4日の2日間でプラークコントロールについての勉強会に一緒に働くスタッフと参加してきました。
そこで今回のこのブログではそこで学んだことを皆さんにお伝えしようと思います。

まず、プラークコントロールとはなんでしょう?
一言で表すとすれば、「プラークを効率よく除去しつつ、歯への付着も最大限防ぐこと」です。

では、そもそもプラークとはなんでしょう?
検診に来た方はよく歯科衛生士から、「プラークが多く残っていました」などと言われたことはありませんか?
プラークとは歯についた細菌の塊のことで、歯垢ともいいます。
プラークは細菌の住処で、プラーク1mgあたり1億個以上の細菌が含まれているのです。
その細菌の中には、虫歯や歯周病の原因になる菌もいるので、除去することが必要なのです。

プラークコントロールをするにはどうすれば良いのでしょう?
①ブラッシング指導を受ける。
歯磨きは毎日行うことですし、プラークを効率良く落とすには、正しい磨き方を知ることが大切です。
当院でも、30〜40分ほどかけて、歯科衛生士によるブラッシング方法をお伝えする時間を設けています。
そこで、正しい磨き方を学んで実践していきましょう!

②プラークチェッカーを使用する。
プラークチェッカーとはプラークを染色するためのもので、磨き残しが目で見て分かるようになります。
ブラッシング方法をお伝えする際にも使用することがあります。
そこで、自分の苦手な部分を確認しましょう。
当院や薬局でも販売しています。

③デンタルフロスや歯間ブラシを使用する。
歯ブラシだけでは全体の6割ほどしかプラークを除去できないと言われています。
デンタルフロスや歯間ブラシを併用することで、プラーク除去率がさらに2割以上高まると言われています。
デンタルフロスは虫歯予防、歯間ブラシは歯周病予防に適しています。

プラークコントロールができると何が良いのでしょう?
①歯石の沈着を防ぐ。
歯石はプラークがたまったままでそれらが蓄積され石灰化したものです。
歯石になると、歯ブラシでは除去できなくなります。
そうすると、歯医者に来て機械で除去しなくてはなりません。

②虫歯や歯周病を予防できる。
これがプラークコントロールにおける最大の目的です。

毎日の歯磨きで効率よく確実にプラークを除去し虫歯や歯周病を予防していきましょう!
そのためにも、まずはご自身の口腔内に関心をもつことが1番大切です。
ぜひまず歯医者に来院し現状を知ることから始めましょう。
スタッフ一同お待ちしております。

千種区 たなか歯科クリニック 歯科衛生士 常川怜奈

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