勉強やスポーツを頑張っているみなさんへ

勉強やスポーツを頑張っているみなさんへ

みなさんこんにちは(^^)
千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士の堀毛です。
厳しい寒さが続いていますが皆さんお元気でしょうか?
受験シーズンとなってきましたね。今日のブログでは受験勉強を頑張る中学生高校生にもお伝えしたい情報です。
食べ物を飲み込みやすく、消化しやすい状態にする「咀嚼」には私たちの生活に様々なメリットがあります。
中学生高校生は学校や部活、塾など忙しい毎日をおくっていると思います。家で宿題をしていてちょっと眠たくなった時や、ランニングするときなど集中したい時にガムを噛むと目が覚めたり、パフォーマンスがアップしたりするのです。勉強中にガムを噛むことで甘味によって目が覚めるし、ついでに集中もできて一石二鳥です。またよくメジャーリーガーが試合の時にガムを噛んでいるのをみかけますよね。あれもガムを噛むことでパフォーマンスが上がるからだそうです。脳に刺激が行くことで集中力が高まって、体の反応が良くなるという研究データがきちんとあるのです。
ぜひ勉強や部活を頑張る学生さんにも噛む習慣を取り入れてもらえたらと思います。そして、噛むガムについてはキシリトール100%配合のものをお勧めします。キシリトールとは白樺や樫の木などの原料から作られる天然の甘味料で歯に良いとされる素材ですが具体的にどのような効果があるのかもお話ししたいと思います。
1:ミュータンス菌は消化されない
通常、ミュータンス菌は糖分を食べて栄養分を吸収し、その過程で不溶性グルカンや酸を排出します。しかしキシリトーツは別で、ミュータンス菌は糖分と分子構造が似ているキシリトールを喜んで摂取しますが栄養分として消化吸収できず不溶性グルカンや酸を作れないため歯にとって良い変化をもたらすのです。
2:バイオフィルム自体が減る
キシリトールは栄養分として消化されないため不溶性グルカンは排出されないためバイオフィルムが作られにくくなるのです。
ショ糖とキシリトールを4日間食べた時にプラークの量を測ると、キシリトールの方がショ糖の半分以下のプラークの量でした。
3:歯を溶かさない
ミュータンス菌はキシリトールを吸収できないので、もちろん酸を排出されなくなります。どのくらいか出ないかというとまったくの0です。

ではキシリトール製品の選び方と効果的な摂り方について最後にお伝えしたいと思います。
1番はもちろん甘味料の100%がキシリトールのものですが最低でも50%は必要です。濃度が表示されていない場合は、栄養成分を確認し「炭水化物とキシリトールの量が限りなく近いもの」を選びましょう。

効果的な分量の目安は、キシリトール100%のガムなら3〜10個にあたります。3ヶ月以上食べると虫歯予防に効果的です。キシリトールを摂るタイミングはいつでも良いです。一度にたくさん摂るよりも、少量を回数多く摂る方が効果的です。1日10gを2年間食べ続けると、食べるのをやめてもその効果が4年間続くという結果も出ています。
キシリトール自体はJECFA(食品添加物の安全性に関する国際会議)で「キシリトールの1日の摂取許容量は特定せず」と発表されており評価基準の中でも最も安全なカテゴリーです。

ぜひ皆の生活にも好きなタイミングで取り入れてみてもらえたらと思います(^^)/

千種区たなか歯科クリニック 
歯科衛生士 堀毛 南実

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