永久歯への生え変わりスムーズですか?

永久歯への生え変わりスムーズですか?

名古屋市千種区覚王山のみなさんこんにちは、たなか歯科クリニックの長谷川です。
みなさんは過剰歯(かじょうし)、欠如歯(けつじょし)という言葉を聞いたことはありますか?顎の中で歯が余分にでき、他の歯が生えるのを邪魔するのが過剰歯。顎の中で歯がうまく育たず、歯の本数が少ないのが先天性欠如歯と言われます。
今回は過剰歯と欠如歯についてお話ししていこうと思います。
歯は顎の中で妊娠14週目頃から乳歯と永久歯の芽が生まれ、妊娠7ヶ月頃から乳歯の芽が育って少しずつ歯の形らしくなっていきます。そして生後6ヶ月頃乳歯の下で永久歯の芽が育ってきて、平均的に5歳頃永久歯が乳歯を押し上げて生え変わりがはじまっていくという流れになります。
お子さんが5歳6歳になり歯がなかなか生えかわらないと、どうしたのかな?と心配になる親御さんいらっしゃると思います。歯が生える時期には個人差があるといえ、そのようなお悩みは一度顎全体を写すレントゲンを撮って調べると安心です。レントゲン検査でなにごともなければ、定期的に衛生士の歯科検診や先生にみてもらって生え変わりの様子を確認していけば、さらに安心ですね。実際に私も周りの友人と比べると生え変わりが遅く、全部の歯が抜け替わったのが小学校3年生4年生くらいだったと記憶しています。最初は全部の歯が抜けなかったらずっと子供のままなのかな、、、と足りない頭で心配していましたが歯医者さんへ定期的に受診させてもらえたこともあり、無事生え変わりました。
永久歯への生え変わりはうまくいくのが当たり前と思いがちですが、実は意外と油断できないことが明らかになっています。日本小児歯科学会の調査では、先ほど紹介した過剰歯は約30人に1人、先天性欠如歯のお子さんとなると約10人に1人いるというデータがあるそうです。
どちらも先天的なもので原因は不明ですが、歯が育っていく過程のなかで永久歯の芽が余分にできたり、できなかったり、途中で育たなくなったりして起きると考えられます。また生え変わりがうまくいかないと、迷子になった歯が進む方向を間違えて永久歯を押し始めたり、過剰歯が永久歯が生えるのを邪魔したりすることもあります。
お子さんのお口に過剰歯や欠如歯が見つかるとショックを受ける親御さんもいらっしゃると思いますが、こうしたことは誰にでも起こることですので一度お電話いただき先生の診察を受けていただいてから、治療が必要かどうかよく相談していきましょう。当院では必要があれば小児歯科専門の大きな病院へ紹介もしています。

名古屋市 千種区 覚王山で歯医者・歯科医院をお探しの方はたなか歯科クリニックにご相談ください。

インプラント・親知らず治療・虫歯治療・歯周病治療・矯正歯科・小児矯正歯科・審美歯科・予防歯科などの治療に対応しております。

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